第315回定例会(2018.2) 危険性を煽り立てる「朝鮮報道」検証

人権と報道・連絡会の第315回定例会が2月9日、東京・水道橋の「スペースたんぽぽ」で開かれ、約30人が参加した。テーマは『危険性を煽り立てる「朝鮮報道」検証』。

最近の朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮または共和国)に関するアメリカ・日本の報道は、これまで以上に常軌を逸し、あたかも戦争準備のための世論づくりをめざしているようにみえる。「核」をもって「核」を抑えつけようとする政治で、真の平和は実現できるのか。東アジア地域での平和の確立に向け、報道はどうあるべきなのか。例会では、朝鮮新報編集局副局長の朴日粉さん、救援連絡センター事務局長の山中幸男さん、『えん罪・欧州拉致―よど号グループの拉致報道と国賠訴訟』刊行委員会の井上清志さんの3人のゲストから報告を受け、当会代表世話人で同志社大学大学院教授の浅野健一さんの司会で討論した。