第33回(2017年)シンポ 森友・加計疑獄と報道― ―ゆがめられた行政を監視する責任

人権と報道・連絡会主催の「第33回人権と報道を考えるシンポジウム」が12月17日、東京・水道橋の「スペースたんぽぽ」で開かれ、約100人が参加した。テーマは「森友・加計疑獄と報道――ゆがめられた行政を監視する責任」。

大阪・豊中市の森友学園「安倍晋三記念小学校」建設計画、愛媛県今治市で加計学園が計画する岡山理科大の獣医学部新設……。安倍首相やその〝お友達〟、〝お仲間〟らによる行政の私物化が、次々に露呈している。権力監視を仕事にするはずのメディアは、その役割を果たしているのか。シンポでは、「森友学園問題を考える市民の会」共同代表で豊中市議の木村真さん、今治市で「加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦さん、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんと、人報連の浅野健一世話人をパネリストに、山際永三事務局長の司会で討論した。