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□ホーム(お知らせ) □津波情報にもどる 日本インドネシアNGOネットワーク (JANNI) 〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5階 Tel:03-5818-0507 Fax:03-5818-0520 E-mail: janni@jca.apc.org |
News Update アチェ・北スマトラ地震津波情報アップデート 2005年1月29日 <埋葬者数、103,642人に> 1月27日(金)までにアチェ州における埋葬者数は、103,642人になった。行方不明者は127,749人。(Antara, 1/29) <津波が甦らせた記憶> バンダアチェにある古いオランダ人墓地も津波に洗われた。1873年にこの地に足を踏み入れた2500人のオランダ人兵士の墓だ。先週、墓はまだ整理がされていなかった。墓石は水につかっているか、泥の中に埋もれたまま。まだ墓地から水が引いていないので後回しになっているようだ。昨日Darwis Nyakman氏は墓を世話している弟と一緒に30体の遺体を見つけたという。ほとんどが港の方から来たもののようだ。 オランダは1873年にバンダアチェを侵略。1万人のオランダ兵と10万人のアチェ人が死亡した。1903年にアチェはオランダと条約を結んだが山地では抵抗が続いた。そして日本が1942年にオランダを駆逐した。Nyakman氏は日本よりはオランダがよかったと言う。日本の方がより残虐だったから。「少なくともオランダはここに国をつくろうとした。コーヒーやゴムを買ってくれたし、橋、学校、道路をつくった。日本はきれいな女の子を集めて連れていっただけ」と語る。「本で読んだ話じゃない。祖父から聞いた」。しかし、中学校の校長であるSahnsi Harun氏は「オランダは帝国主義者。本当にそうだった。ただ、建築だけは知っていた。私の学校は倒壊しなかった。たぶん修復できる」と語った。(The Guardian, 1/24) <米軍、GAMに援助?> カリマンタンの新聞バンジャルマシン・ポストのウェブサイトのニュースによると、米軍がムラボで武装した市民に物資を与えている場面を写真にとられた。アチェジャヤ県軍司令部の将校がとったもので、バンドンから来たボランティアのウジャン(55)はそれを見せられたという。(BBC Monitoring, 1/26) <強い余震> 1月27日午前6時05分、スマトラ西部沖合でマグニチュード6.1の強い余震があったと、Hong Kong Observatoryが報じた。(AFP, 1/27) <ベロ司教、アチェの和平を呼びかけ> 1月25日、東ティモール・ディリ教区の司教(今はモザンビーク)であったベロ司教は、バンコクで記者たちに対して、アチェにとって和平のチャンスはいつもそこにある、東ティモールが平和になるのに25年かかった、希望と忍耐をもち続けなければならないと語った。(IPS, 1/26) <シャナナ大統領、津波被災者に寄付> 1月27日、インドネシアを訪れていた東ティモールのシャナナ大統領は、75,000ドルを津波被災者に対する寄付としてユドヨノ大統領に手渡した。(BBC Monitoring, 1/28) <キャンプから仮設住宅へ> インドネシア政府は2月末までに40万人をキャンプから仮設住宅へ移動させる考えだ。政府は10万世帯が家をなくしたと推計しており、現在14,000世帯分の家を建設している。(AP, 1/27) <ユドヨノ、アチェに特別自治を> フィンランドでの交渉を前に、ユドヨノ大統領はGAMが和平に応じた場合、ゲリラ兵に恩赦を与え、彼らを社会復帰させ、特別自治をアチェに与えると述べた。一方、GAMの指導者Tengku Mucksalminaは山地の隠れ家から電話で、「われわれはインドネシアが提起する特別自治だとか広範な自治だとかいうのは認めない。あくまで独立をめざす」と語った。(AP, 1/27) <GAM海外指導者、慎重だが楽観的> ユドヨノ大統領が若干の譲歩を示したのに対し、海外のGAMのスポークスマンであるBakhtiar Abdullahは「われわれの観点からはポジティブに聞こえる」と電話インタビューに語った。彼によると、GAMは今回の交渉で、救援関係者が安全に仕事ができるということを最重要視しているとのことだ。(AP, 1/27) <国軍、避難便の搭乗者から料金徴収?> 英文雑誌Newsweekは、ニュージーランド空軍輸送機に乗ってジャカルタへ行った避難民からインドネシア軍が80ドルの金を取っていたと報じたため、1月27日、ニュージーランド政府はインドネシア政府に事実調査を求めた。ニュージーランドの輸送機は現地に物資を運んでいるが、帰りの便がからっぽなので、輸送の必要がある人を乗せている。誰を乗せるかの選択はインドネシア軍にまかせてある。(AFP, 1/27) <汚職監視団体の代表、逮捕される> 汚職監視団体Government Watch(GOWA)のコーディネーターで、アチェにおける国連救援活動の現地パートナーであるファリッド・ファキ(Farid Faqih)氏が、空軍将校によって拘束された。ファキ氏は先週、インドネシア政府役人が援助を多くもらおうと被災者数を水増ししていると非難したばかり。国連は1月27日夜に独自の調査を開始した。ジャカルタでGOWAのメンバーは、ファキ氏は救援物資を盗もうとしたのではなくて、安全のため移そうとしただけだと、記者会見で述べた。インドネシア軍報道官Nachrowi大佐は、ファキ氏は医薬品、調理用コンロなどをバンダアチェ空港の集約センターから不適切に移動させたと言った。ファキ氏は、イスラム主義団体のイスラム防衛戦線の3人のメンバーとともに逮捕された。Nachrowi大佐は、ファキ氏の3つの倉庫に大量の国際的な救援物資を発券したという。「明らかにファキ氏は自分のものでない物資を取っていた。自分のために取ったのか、仲間のためか、GAMのためか。可能性は3つだ」と語った。ファキ氏はひどく殴られているもよう。Government Watchは、ファキ氏は空港から物資を移動させる許可を軍からもらっていたと言っている。(The Age, 1/28) <ファキ氏、WFPの車を使う> 国連のアチェ事務所は1月27日、ファリッド・ファキ氏が国連世界食糧計画(WFP)の車を使っていた事情を調べている。国連以外の者でも許可されれば車は使用できるとのことだ。(Antara, 1/27) <大統領、殴打に対して遺憾の意> ユドヨノ大統領は、ファキ氏が殴られたことに対して遺憾の意を表明した。(Jakarta Post, 1/28) <国軍、殴打を調査> 国軍は1月28日、ファキ氏を殴ったとされるスアイブ大尉を調べていることを明らかにした。ファキ氏は、彼を殴ったのは何人かの兵士で、一人ではなかったと語っている。(AP, 1/28) <弁護士、ファキ氏の釈放を要求> 弁護士のDaniel Panjaitan氏は29日(土)、ファキ氏の釈放を要求した。ファキ氏の腫れ上った顔が新聞やテレビに出て、軍や警察の横暴ににスポットライトがあたっている。インドネシアでは容疑者最大24時間拘束できるが、警察が十分な証拠ありとみた場合は20日間拘束できる。(AP, 1/29) <メッカ巡礼から戻った人たち> 1月27日、12月18日にメッカへと旅立った約300人の巡礼者たちがアチェに戻った。メッカ巡礼は神への帰依と自己犠牲を象徴するものなので、途中で切り上げることができない。戻った彼らもまた、家族や家を失っていた。その日、空港は悲しみにくれた。(Reuters, 1/27) <12.7%の子どもが栄養失調> ユニセフによれば、アチェでは8人に1人の割合で子どもが栄養失調になっている。12.7%の子どもは「危機的緊急」と分類される状態にある。(AP, 1/27) <支援金横流し、認める> Alwi Shihab福祉調整相(国家救援委員会議長を兼ねている)は、津波被災者に対する義援金が救援とは関係のない、最近行なわれたインフラストラクチャー・サミットの開催のために使われたことを認めた。その額は2億ルピア(22,000ドル)にのぼる。(Jakarta Post, 1/28) <IOM、11,000個の仮設住宅設置> 国際移住機構(IOM)はアチェで11,000個の仮設住宅をたてると発表した。最初はモンタシク県で200世帯分だという。(Kyodo, 1/28) <キャット・スティーブンス、インドネシアへ> イギリスの元歌手Cat Stevensは、1977年イスラム教に改宗してYusuf Islamとなって以来ショービジネスをやめていたが、津波被害救援のため、「インド洋」というチャリティーソングをつくり、ジャカルタでコンサートをやることになった。(AFP, 1/29) 会員になってJANNIの活動を支えてください JANNIは市民による非営利の団体です。多くの会員の方々とボランティアの方々のご支援とご協力によって、JANNIの活動は成り立っています。 【お問い合わせ】 日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI) 〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5階 Tel: 03-5818-0507 Fax: 03-5818-0520 E-mail: janni@jca.apc.org |