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(署名運動は終了しましたが、以下は参考として残しておきます。) 署名を呼びかけるためのメールのテンプレートを以下に設けました。お手元のメーラにコピー・貼り付けして使ってください。 ↑ミスを訂正しました、最新のものを使ってください(5月5日)↑ |
(転載歓迎)
【NHKに対する「わたしたちの見解と要望」への共同署名の呼びかけ】
--NHK教育テレビ「問われる戦時性暴力」の番組改ざん問題について--
みなさん
去る2001年1月30日に放映されたNHK教育テレビの番組ETV200
1「シリーズ 戦争をどう裁くか」第二回「問われる戦時性暴力」では、昨年1
2月に東京で行われた「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(以下、「法
廷」)が取り上げられました。しかしその制作過程において、NHK幹部による
強力な現場介入がなされ、放映直前になって番組内容に重大な改変が行われた事
実が明らかになっています。また、右翼団体がNHKに押しかけて番組改変を求
めたのみならず、自民党の政治家がNHK幹部に圧力をかけたという疑惑まで報
道されています。
NHK側は、今回の番組改変のプロセスについて「編集権」を盾として、その
内容を明らかにしようとはしていません。しかし、下記に「主な報道」としてあ
げた記事などにより、それが通常の編集作業の枠を越えた改変であったことが分
かってきています。こうした報道により明らかにされた事実は、NHK上層部に
よる「異例の試写」を契機として放映直前の二日の間に驚くほど意図的で大幅な
改変が行われたということ、そして、それが企画段階から制作に協力した出演者
や取材協力者の了解に反する形で行われたということです。
結果として、放映された番組は例えば次のような問題点をはらむものとなりま
した。
・)「法廷」の主催団体であるVAWW-NETジャパンへの言及がなく、その代わり、
「法廷」に否定的な見解をもつ歴史学者・秦郁彦氏に対して放映2日前に急遽
行われたインタビューが長時間にわたって挿入されており、その一方的なコメ
ントに対して「法廷」関係者や賛同者側が反論する余地がなかったこと。
・)「戦争を裁く」という主題であるにもかかわらず、日本国家と昭和天皇の責
任を認定する判断をはじめとした「法廷」の核心的な映像や出演者のコメント
が系統的に削除され、そのことで「(「法廷」の)意義や被害者の証言を評価
した論評はすべて削除され、支離滅裂で誤解を生む内容になった」(出演者・
米山リサ氏の発言、『朝日新聞』3.2)こと。
これらの事実は、公正な報道の原点を無視して番組の改変がなされ、まず「法
廷」の関係者や出演者の権利を著しく侵害するものであったことを示しています。
実際、番組放映後ただちに、VAWW-NETジャパンは「視聴者に誤解と偏見をもたら
す」として抗議の声をあげてNHKに対して説明を要求する公開質問状を提出
(2月6日)、番組に出演した高橋哲哉・米山リサ・内海愛子・鵜飼哲の各氏も連
名でNHK会長宛に説明を求める申入れ書を提出しました(2月16日)。また、
アメリカ在住の米山リサ氏は、海外の研究者に呼びかけて360名の連名による
抗議文を同じく会長宛に提出しました(3月15日)。
しかし、今や、直接的な関係者にとどまらず、連帯の輪を広げて、広範な人々
と共にNHKに対して真相を問いただすべき段階にきたと考えます。今回の番組
改ざんは、出演者及び関係者の権利の侵害であるばかりでなく、公共放送にあっ
てはならない一方的な世論操作であり、視聴者の知る権利の侵害にほかならない
と考えるからです。さらに、このNHKの暴挙を許容してしまうことは、「法廷」
の場で証言したサバイバーたちの訴えを、再び沈黙という歴史の闇の中に葬りさっ
てしまうことになりかねません。
そこで、私たちはNHKに対し、「NHK教育テレビ ETV2001「シリー
ズ 戦争をどう裁くか」 第二回「問われる戦時性暴力」(2001年1月30
日放映)に関するわたしたちの見解と要望」(以下、「見解と要望」)を提出す
ることにいたしました。多くのみなさんに、その趣旨をお知らせし、共同署名者
となっていただきたく訴える次第です。
2001年4月20日
*署名の締切りは5月24日とします。
**詳細は以下のwebページを御参照ください。
http://www.jca.apc.org/~itagaki/nhk/index.html
共同署名呼びかけ人(5月20日現在、50音順)
赤石千衣子(婦人民主クラブ、ふぇみん婦人民主新聞) 浅田彰(京都大学教員)
浅野健一(人権と報道・連絡会世話人、同志社大学教員) 安孫子誠人(『マ
スコミ市民』編集長) 天野恵一(反天皇制運動連絡会) 池内靖子(立命館大
学教員) 池田浩士(京都大学教員) 石原昌家(沖縄国際大学教員) イダヒ
ロユキ(大阪経済大学教員) 板垣雄三(東京大学名誉教授) 板垣竜太(反ひの
きみネット管理人/朝鮮史研究) 伊藤公雄(大阪大学教員) 伊藤比呂美(詩
人) 今村嗣夫(弁護士) 岩切信(日本ジャーナリスト会議代表委員) 岩崎
稔(東京外国語大学教員) 宇野田尚哉(神戸大学教員) 大越愛子(近畿大学
教員) 大澤真幸(社会学者) 太田好信(九州大学教員) 大庭絵理(神奈川
大学教員) 大橋由香子(フリーライター/編集者) 岡真理(大阪女子大学教
員) 小倉利丸(富山大学教員/JCA-NET理事) 長志珠絵(神戸市外国語大学
教員) 香川檀(“女性とアート”プロジェクト/城西国際大学講師) 片田幹
雄(全日本港湾労働組合関西地方建設支部西成分会) 桂敬一(日本ジャーナリ
ス会議代表委員) 加藤秀一(明治学院大学社会学部教員) 川本隆史(東北大
学教員) 岸本美緒(東京大学教員) 北原恵(甲南大学教員) 金富子(関東
学院大学講師/ジェンダー史研究) 工藤光一(東京外国語大学教員) 小玉重
夫(お茶の水女子大学教員) 駒込武(反ひのきみネット管理人/京都大学教員)
小森陽一(東京大学教員) 酒井直樹(コーネル大学教員) 坂元ひろ子(一
橋大学教員) 坂本義和(東京大学名誉教授) 佐藤秀夫(日本大学文理学部教
育学科教員) 佐分利豊(千葉短期大学教員) レベッカ・ジェニスン(京都精
華大学教員) 志水紀代子(「女性・戦争・人権」学会員) 鈴木香織(書店員)
隅井孝雄(日本ジャーナリスト会議代表委員/元民放労連委員長) 空野佳弘
(弁護士) 宋連玉(大学教員・ジェンダー史研究) 高橋茅香子(エッセイス
ト、翻訳家) 多木浩二(評論家) 竹内一晴(フリーライター) 竹内常一
(國學院大学教員) 田崎英明(主夫/政治哲学) 田中美津(鍼灸師) 千野
香織(学習院大学教員) 千葉眞(国際基督教大学教員) 鄭暎恵(社会学者)
津島佑子(小説家) 冨山一郎(大阪大学教員) 茶本繁正(日本ジャーナリ
スト会議代表委員/フリージャーナリスト) 中野敏男(東京外国語大学教員)
中野理恵(会社経営・映画ディストリビューター) 波平恒男(琉球大学教員)
成田龍一(歴史研究者) 西川祐子(ジェンダー研究と近・現代文学研究)
朴裕河(世宗大学教員) 橋本進(日本ジャーナリスト会議代表委員) 長谷川
まゆ帆(東京大学教員) 花崎皋平(哲学) 林博史(関東学院大学教員) 平
井玄(音楽文化論) ひろたまさき(歴史研究者) ノーマ・フィールド(シカ
ゴ大学教員) T.フジタニ(カリフォルニア大学サンディエゴ校教員) 星乃
治彦(熊本県立大学教員) 町口哲生(近畿大学講師/現代思想・文化評論) 松
田素二(京都大学教員) 松原洋子(科学史研究者) 港大尋(ブルースミュー
ジシャン) 宮崎絢子(日本ジャーナリスト会議代表委員) 武藤一羊(ピープ
ルズ・プラン研究所共同代表) 村井吉敬(アジア太平洋資料センター共同代表)
持田季未子(大妻女子大学教員) 森村敏己(一橋大学社会学研究科) 矢
口祐人(東京大学教員) 山上千恵子(映像作家) 山口二郎(北海道大学教員)
弓削尚子(早稲田大学教員) 横川芳江(地球の木) 吉澤夏子(社会学者)
吉田俊実 (東京工科大学) 吉原真里(ハワイ大学教員) 吉見俊哉(東京
大学教員) 米谷匡史(東京外国語大学教員) 李孝徳(静岡文化芸術大学教員)
若桑みどり(美術史家)
〔呼びかけ人は随時更新しています〕
【NHKに対する要望】
私たちは、以下のことを要望します。
(1) NHKは、視聴者の「知る権利」に関わる今回の事態を決して曖昧にして
しまうのではなく、一日も早く番組改変の真相を究明し、責任の所在を明らかに
し、詳細な経緯の説明をもって視聴者の疑念に正面から答え、そのことについて
の態度を明らかにすること。
(2) NHKは、今回のことで損なわれた「女性国際戦犯法廷」の名誉を回復し、
また、取材に応じた法廷関係者や制作に協力した出演者の損なわれた権利を回復
するために、必要な謝罪を行い、必要な回復の措置を実行すること。とともに、
公共放送として、報道や番組制作に関係することになった人々、協力した人々の
権利をどのように守ってゆこうとするのか、その一般的な指針を示すこと。
(3) NHKは、ETV2001「シリーズ 戦争をどう裁くか」を、直前の大
改変によって損なわれてしまった第二回の内容を大改変前の原状に復した上で、
四回全体としてあらためて放送し直すこと。
(4) NHKは、いかなる暴力的な圧力にも決して屈せず、公正な放送を貫く旨
をあらためて表明し、それを疑わせるような宣伝や名誉の毀損に対して、断固と
して抗議すること。
(5) 以上のことについて、それを具体化する方途を検討し、それが間違いなく
履行されることを確認するために、私ちとの話し合いの機会をもつこと。
以上の諸点につき、書面にて回答されるよう求めます。
*上記はNHK海老沢勝二会長に宛てる「見解と要望」の要望部分です。事実
関係や見解についての詳細はWebページを参照してください。
http://www.jca.apc.org/~itagaki/nhk/index.html
【署名の方法】
署名は以下のWebページからお願いします。
http://www.jca.apc.org/~itagaki/nhk/index.html#hoho
うまくWebページ上から署名できない場合は、署名事務局のメールアドレス
( etv@ml-c8.infoseek.co.jp )に宛てて、「NHK署名賛同」という題目で、本
文に以下の必要事項(一言は任意です)を記載した上で、電子メールで送信して
ください。
名前:
所属:
住所:
電子メール:
一言:
また、郵送・FAXでも受け付けています。所定の様式を上記アドレスからダウ
ンロードして送付してください。ダウンロードできない場合は、「NHK教育テ
レビ ETV2001「シリーズ 戦争をどう裁くか」 第二回「問われる戦時
性暴力」(2001年1月30日放映)に関するわたしたちの見解と要望に賛同
します」と明記した上で、氏名、所属、住所を記して署名事務局宛(下記)に送
付してください。いずれにしても、5月24日必着です。電子署名と重複しない
よう注意してください。
【参照すべき主な報道】
・『朝日新聞』3月2日付
・『週刊金曜日』第353号、第357号
・『世界』5月号(第686号)
・『インパクション』124号
・『週刊新潮』2月22日号
*以下のページに資料集も設けていますので、参照してください。
http://www.jca.apc.org/~itagaki/nhk/archive.htm
【署名事務局連絡先】
電子メール: etv@ml-c8.infoseek.co.jp
郵送先:〒156−0056 八幡山駅前郵便局留め 鈴木香織行き
FAX番号:020−4666−7325(署名の場合、送付状不要)
事務局の構成
(署名管理)中野、駒込;(WEB管理)板垣、李;(会計・郵便)鈴木
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