市民立法機構  第4回運営委員会

 

日時:1997年9月30日(火)  10時〜12時

場所:学士会館  309号室

 

出席:安藤、小塚、後藤(仁)、後藤(敏)、斉藤、須田、土井、並河

 

@今後の活動計画について

◎プロジェクト

・リターナブルびん普及

  1015日(水)1330分〜1630分、憲政記念館ホールで行うシンポジウム「容器包装リサイクル法の半年点検」の準備を進めている。

  このシンポジウムで市民立法機構として行う提案について、大勢は容器包装リサイクル法本格実施の2000年に向けて動いているので、きちんとした中味を準備する必要がある。

  また、このシンポ終了後、今回の協力団体が参加できる形のネットワークを育てていくと同時に、容器包装リサイクル法の推移を見つつ、市民立法機構独自の「NEXTプラン」を提案していく。

 

・男女共同参画型社会

  11月中旬に男女共同参画型社会を考えるオープンディスカッションを行いたい。

 

・自治基本法

  10月初旬に分権推進委員会の第4次勧告案が発表される。また分権市民フォーラムは、10月初旬に会合を開き、今後のあり方(@勧告案に基づく法改正の変更点で、何ができるかのマニュアルを作成する、A自治基本法、B自治体議会)を決定する。行革国民会議は、連邦制をテーマとしていきたい。1117日(月)に神奈川県主催で自治基本法をテーマとしたシンポジウムが開かれる。

  今後、設立総会で提案された辻山私案をベースに、財政を含めて議論をするプロジェクトを立ち上げたい。

 

◎懇談会

・寄付のあり方

  11月6日(木)18時〜学士会館にて懇談会を行う。参加者は20名前後で、寄付を欲しい人を中心に参加者を募りたい。この準備は土井、須田両氏が相談をして進める。

 

◎恒常的な活動

・立法ウォッチング

  すでに原稿になった法案を見る限り、かなり内容に精粗があるが、今後まとめたデータを活用することを考えた場合、文字数の基本を守りつつ、委員会などで発言した議員名を入れてまとめた方がいい。まずは、各人に分担した法案の原稿を全て回収してから、最終的なまとめ方を考える。

  と同時に、立法ウォッチングを通じて気付いたこと(傍聴の可否、議事録の入手の困難さ、官報に議員立法された法律が掲載されない、など)をまとめて発表する必要がある。

  140通常国会の立法ウォッチングを通じて雛形を作成し、今後は若手研究者に協力を依頼していく。

 

A状況報告

◎情報公開法(安藤)

  9月24日に情報公開法制定推進会議を開催するも、事態の推移は「市民運動」としては依然不透明。民主、新進が一応の成案を用意しているので、野党提案の一本化を目指したい。これまでに両党からヒアリングを行ったが、両党同席のヒアリングを行う予定。

 

◎NPO法(須田)

  国会休会中のためほとんど動きなし。市民団体は、第141臨時国会の審議日程に組み込んでもらえるよう働きかけをしている。新進党も新たな法案を準備中。