市民立法機構 第30回運営委員会

 

日時:2000124日(月) 10時〜12

場所:(社)行革国民会議事務所

 

出席:安藤、小塚、後藤(仁)、斎藤、須田、並河、廣瀬

 

@活動報告

−リターナブルびん普及プロジェクト

1月26日(水)午前中に第2回の準備会会合を開き、設立総会を4〜5月を予定している。

現在、循環経済法をめぐって拡大生産者責任を盛り込んだ市民案を、デポネットとダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議がそれぞれ準備している。こうした団体との議論をすることで、運動の幅が広がっていくと思われる。

 

−市民セクター経済圏研究会(寄付のあり方を考える懇談会)

第3回の研究会で、雨宮孝子さん(松蔭女子短期大学)をお招きして、「NPO法と税制―現状と今後の課題」についてお話をうかがう。

これまでの研究会で、日本の市民セクターが弱いというデータがないことがわかったが、これは事実である。この市民セクターに、人・モノ・金をどう集めるかが課題であり、市場、政府、市民それぞれの展開を整理しつつ政策を考えなければならない。

現在、市民セクターをはじめ用語の内容が一定ではないため、この研究会での定義をはっきりと確立させる必要がある。

 

−自治体に立法府をつくるプロジェクト

 条例データベースづくりを事務局で進める。

 

A第4回総会について

 日程は、5月12日(金)〜13日(土)とし、金曜日の夜は市民立法活動に取り組んでいる団体、企業関係者、研究者など50名〜100名程度の異業種・異テーマの横断的な交流の場とし、宿泊を希望される方(50名〜70名程度)の手配をする。

 土曜日は、3年間の市民立法機構の活動を総括するとともに、日本の設計図を描くという趣旨で、田中直毅氏(21世紀政策研究所)にキーノートスピーチをしていただき、構想日本、21世紀政策構想フォーラム、国際奨学研究財団など、市民立法機構と類似の市民型政策提言団体によるシンポジウムを行う。

 参加を依頼するメンバーは、生活者ネット、虹と緑の500人リスト(10名…目安)/各地の住民投票、情報公開、NPO法、分権関係、まちづくり、外国人参政権、農業(10名)/若手研究者(10名)/企業関係者(10名)/組合(5名)/マスコミ(5名)などから人選し、70名から100名の参加者を募る。運営委員は、各自2名以上の参加者を推薦し、各自の責任で参加してもらうよう努力する。