昨年刊行しました沖縄戦場の記憶と「慰安所」洪 玧伸 ほんゆんしん 著が第37回沖縄タイムス出版文化賞正賞に選ばれました! 
授賞式は1月17日18時30分からタイムスホールで行われます。
その後、祝賀会(3500円)もあるそうです。(2017.1.6記)


『大韓民国臨時政府を知っていますか?』刊行を記念して以下のイベントを行います。
日時:11月10日(木)19:00〜20:00

講演・梁東準(ヤンドンジュン)
1919年3.1運動を機に上海で樹立された臨時政府は、中国を転々としながら、27年もの間、抗日戦を戦った。日本軍国主義が朝鮮半島を支配した時期に韓民族代表機関として存在し、その闘いの流れに現在の韓国はある。疾風怒濤の独立闘争を分かりやすく描いた『マンガで見る大韓民国臨時政府』の訳者が語る独立前夜の動き。
会場:チェッコリ
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階
地下鉄神保町駅A5・A7出口徒歩1分
(一階お蕎麦屋さんの左脇階段を上り、2階からエレベータをご利用ください)
TEL:03-5244-5425 / FAX:03-5244-5428
E-mail : info@chekccori.tokyo
Facebook : https://www.facebook.com/chekccori 
Twitter : https://twitter.com/chekccori  
参加費:1500円(ワンドリンク付き)
定員:30名

http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?cid=my-calendar&mc_id=177(2016.10.26記)


小社でこれまで2点の単著と1点の訳書を刊行させていただいた秋山洋子さんが8月26日に逝去されました。秋山さんを偲び,以下の偲ぶ会が予定されています。

********************

秋山洋子さんを偲ぶ会のご案内

日本のリブの先駆者のひとりで、中国女性学・文学研究者であった秋山洋子さんが、この8月26日に癌のため亡くなりました。秋山さんは1970年にウルフの会に参加してリブの活動を展開し、その後家族でのモスクワ生活を経て帰国後、日本女性学会や中国女性史研究会などを拠点に、中国の女性文学や創成期の中国女性学の翻訳・紹介・研究を続けてきました。
私たちは秋山さんを偲ぶ会を以下のように計画しました。故人と交流のあった方、また日本のフェミニズムの足跡を知りたい若い世代の方など、たくさんのご参加をお待ちしています。皆さまお誘いあわせの上、おいで下さい。
          呼びかけ人:井上輝子・加納実紀代・小浜正子・田中美津・野中文江・深田卓・米津知子



日時:2016年10月22日(土)18:00〜20:30
場所:文京区民センター3A会議室(東京都文京区本郷4-14-15、Tel:03-3814-6731、
地下鉄後楽園駅徒歩6分・春日駅A2出口すぐ)
会費:6000円
☆平服でおいで下さい。簡単な食事をご用意いたします。
☆ご参加いただいた方には、次の秋山さんの新著二冊を差し上げます。
『フェミ私史ノート』インパクト出版会、2016年10月刊、2800円+税。『現代中国のジェンダー・ポリティクス』(小浜正子と共編)、勉誠出版、2016年10月刊、2400円+税。
☆ご参加の方は、10月15日までに、お名前・ご所属または故人との関係・連絡先(メールアドレスまたは住所)を、以下にお知らせください。
 akiyama20161022@gmail.com または 東京都文京区本郷2-5-1,2Fインパクト出版会
☆食べ物・飲み物の持ち込みを歓迎します。事前に上記までお知らせ頂ければ助かります。
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(2016.10.14記)


『みるく世や やがて― 沖縄・名護からの発信』
刊行記念イベント
講演会「みるく世や やがて―沖縄・名護からの発信」
出演:浦島悦子さん(著者)
日時 1月31日(日) 14:00〜 ※参加無料
場所 ジュンク堂書店那覇店 地下1Fイベント会場
浦島悦子(うらしまえつこ)
1948年鹿児島県薩摩川内市に生まれる。名護市在住。1991年「闇のかなたへ」で新沖縄文学賞佳作受賞。1998年「羽地大川は死んだ」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞。
豊穣の海を破壊し、地域住民の生活やコミュニティを脅かす辺野古新基地建設。
沖縄・島ぐるみの「米軍基地NO」が、戦争への道にあらがう最前線となっている。
稲嶺市長とともにその大きなうねりをつくりだしてきた名護の、激動の5年。(2016.1.19記)


年報・死刑廃止2015の座談会の一部などを構成した映像が以下に載っています。
ご覧下さい。
死刑廃止チャンネル
http://www.forum90.net/
(2015.10.19記)


4月2日、『不穏なるものたちの存在論 人間ですらないもの、卑しいもの、取るに足らないものたちの価値と意味』李珍景著、影本剛訳を配本しました。
また『紙の砦 自衛隊文学論』はいま2刷の手配をしました。
                   
(2015.4.2記)


川村湊著『紙の砦 自衛隊文学論』は、3月8日朝日新聞での柄谷行人評「文学でこそ表せる『戦力でない軍隊』」に続き、3月26日号「週刊文春」で水牛健太郎評「きわめてフィクショナルな,象徴世界の軍隊」、3月23日東京新聞大波小波で「虚としての軍隊」として紹介されています。
また杉田聡『天は人の下に人を造る』は4月3日号の「週刊朝日」で小谷野敦評「明治期の知識人の保守性を考える」として紹介されました。
ぜひお買い上げください(2015.3.26記)


川村湊著『紙の砦 自衛隊文学論』は、3月8日朝日新聞での柄谷行人評「文学でこそ表せる『戦力でない軍隊』」に続き、3月26日号「週刊文春」で水牛健太郎評「きわめてフィク書なるな,象徴世界の軍隊」、3月23日東京新聞大波小波で「虚としての軍隊」として紹介されています。
また杉田聡『天は人の下に人を造る』は4月3日号の「週刊朝日」で小谷野敦評「明治期の知識人の保守性を考える」として紹介されました。
ぜひお買い上げください。
              (2015.3.26記)


朝日新聞3月8日書評欄に川村湊『紙の砦』の書評が掲載されました。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015030800002.html

(2015.3.17記)


1月29日に川村湊著『紙の砦 自衛隊文学論』を配本しました。
来週18日に、横浜事件第三次再審弁護団編著『横浜事件と再審裁判 治安維持法とのおわりなき闘い』を配本します。
またPR情報誌Notes of Impactを発行しました
必要な方はメールでお申し込みください。
                         (2015.2.13記)


本年もよろしくお願いします
昨年末に、杉田聡著『天は人の下に人を造る』を配本しました。
また、10月に刊行した『年報・死刑廃止2014』の宣伝ビデオは死刑廃止チャンネルのサイトで見ることができます。

http://www.forum90.net/

https://www.youtube.com/watch?v=PoCghT5IVps&feature=youtu.be

                     (2015.1.7記)


インパクション197号=休刊号は11月27-28日取次搬入です。
35年の幕を閉じますが、単行本出版として活動を続けます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
                   (2014.11.27記)


インパクションに協力して下さったみなさまへ

 1979年7月に『インパクト』として創刊してから今年の夏でちょうど35年になります。
 82年2月の16号以降『インパクション』に改題、91年の11月からは編集委員会での編集体制をとり、これまで通常号194号、臨時増刊4点、総目次1点、合わせて199冊を刊行してきました。
 雑誌が誌齢を重ねるとともに私もまた年齢を重ね、加齢による体力や集中力の減退を感じています。また雑誌以外にせねばならない仕事も山積しており、『インパクション』誌はあと3冊、197号で終刊することにしました。
 長い間協力して下さったみなさまに感謝するとともに最後までご協力下さいますようにお願い申し上げます。まだこれまで執筆し愛読して下さり、さまざまな形で支えて下さった方にも心から感謝しております。
 会社を閉めるわけではありません。経済的に成り立たないわけでもありません。これまで作り上げてきた雑誌を超えた形での、新たな出版活動への出立だという気概で決めたことです。この困難な時代に『インパクション』誌が必要とされることは重々承知しておりますが、違った形でこれまでの活動を引き継ぐ出版を持続します。
 今後とも力をお貸し下さいますようにお願い申し上げます。(2014.4.9記)


インパクションに協力して下さったみなさまへ

 1979年7月に『インパクト』として創刊してから今年の夏でちょうど35年になります。
 82年2月の16号以降『インパクション』に改題、91年の11月からは編集委員会での編集体制をとり、これまで通常号193号、臨時増刊4点、総目次1点、合わせて198冊を刊行してきました。
 雑誌が誌齢を重ねるとともに私もまた年齢を重ね、加齢による体力や集中力の減退を感じています。また雑誌以外にせねばならない仕事も山積しており、『インパクション』誌はあと3冊、197号で終刊することにしました。
 長い間協力して下さったみなさまに感謝するとともに最後までご協力下さいますようにお願い申し上げます。まだこれまで執筆し愛読して下さり、さまざまな形で支えて下さった方にも心から感謝しております。
 会社を閉めるわけではありません。経済的に成り立たないわけでもありません。これまで作り上げてきた雑誌を超えた形での、新たな出版活動への出立だという気概で決めたことです。この困難な時代に『インパクション』誌が必要とされることは重々承知しておりますが、違った形でこれまでの活動を引き継ぐ出版を持続します。
 今後とも力をお貸し下さいますようにお願い申し上げます。(2014.4.9記)


おかげさまで2013年は単行本12点、雑誌5号、重版2点を出すことが出来ました。

今年に入って1月15日、牧野雅子著『刑事司法とジェンダー』2刷が完成しました。
本年もよろしくお願い申し上げます。           
            
(2014.1.15記)


小社で今年刊行した牧野雅子著『刑事司法とジェンダー』の書評会が11月15日に、ワークショップが16日に予定されています。詳細は
http://wan.or.jp/ueno/?p=3498
をご覧下さい。(2013.10.28記)


10月17日配本の『極限の表現 死刑囚が描く 年報・死刑廃止2013』の宣伝ビデオを死刑廃止チャンネルにアップしました。
http://www.forum90.net/
ぜひご覧下さい。             
(2013.10.13記)


インパクション191号は22日に配本となります。
定期購読者の方にはすでにお送りしました。
                   (2013.8.17記)


インパクション誌編集委員だった越田清和さんの追悼集会「越田清和さん、ありがとうの集い」は4月20日、100名以上の参加者で故人の希望どおり華やかに行われました。
当日配布された札幌の方達の作成した「越田清和さんありがとう!」追悼集(B5判、170ページ)の在庫があります。越田さんゆかりの100人を越える方たちから寄せられた文章、写真や著作一覧、略年表で、1980年代からの社会運動と個人史が生き生きと浮かび上がって来ます。
ご希望の方に1冊500円でおわけします。
郵送を希望される方
・メールの件名を、越田さん追悼集希望 ○○(あなたのフルネーム)とし、
・本文に
 郵便番号、住所、お名前、電話番号
 希望冊数
をお書きのうえ、
syu@sapporoyu.org  
に、送ってください。
代金(1冊500円+送料)は、郵振用紙を同封しますので、到着してから振り込ん
でください。
なおインパクト出版会にも若干在庫があります。
        (2013.5.8記)


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 越田清和さん ありがとう!の集い・東京        
  4月20日(土)13:30〜16:00 http://ow.ly/ifxv0  

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 わたしたちのかけがえのない仲間であった越田清和さんが2月5日、永遠
に旅立ちました。その2日前には、東京から見舞いに行った人たちと会話し
ていたのに。
 早すぎるぞ、コッシー。
 越田さんは1980年代に故郷・札幌で市民活動を始め、89年のピープルズ・
プラン21に深く関わり、90年代初頭はフィリピンで先住民支援に尽力します。
1993〜2003年にはアジア太平洋資料センター(PARC)で『オルタ』編集長、
事務局長、国際協力部長などを務め、さまざまな市民活動でなくてはならな
い存在でした。とくに独立まもない東ティモールでの活動は、いまも多くの
人たちの印象に残っています。
 札幌へ帰ってからは、北海道洞爺湖G8サミット時の市民サミット現地事務
局長や、ほっかいどうピースネットなどで活躍。深刻な課題を前にしながら
も飄々とした優しい雰囲気に多くの人が元気づけられたり、ほっとしてきま
した。活動の幅は実に広く、先住民族、ODA、平和、フィリピン、人権、フェ
アトレード、PP研…あげれば、きりがありません。いつも女性に囲まれ、大
好きな酒を飲んではすぐに酔って寝ていたのは、皆さんよくご存知のとおり
です。
 もっと飲みたかったぞ、コッシー。
 2011年夏に食道ガンの手術を受け、いったんは回復したものの、昨年秋
に再発。12月に講師を務めていた大学の最終授業を終えた直後に入院してい
ました。享年は57歳。
 若すぎるぞ、コッシー。
 そんな彼にお礼を言い、風のように駆け抜けた日々を思い出しながら、飲
んで語り合う集いを開きます。ぜひ、ご参加ください。

●日 時:4月20日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
●会 場:文京区民センター 2A 会議室
 文京区本郷4-15-14 http://ow.ly/if29r
 ※地下鉄:都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分
      東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分
      東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分
 ※JR:水道橋駅東口徒歩15分
●参加費:3000円(追悼集1冊分が含まれます)

●チラシのダウンロードはこちら→ http://db.tt/qrZUreSj
●facebookページはこちら→ http://ow.ly/ify7O

※事前準備、当日の受付・会場設営など手伝ってくださる方、大歓迎です。
PARC事務局までご一報を。
※乾杯+αのビールはご用意します。それ以降は越田さんと飲みたいお酒を
お持込みください。
※追悼集は当日、会場でも販売いたします。またご欠席の方もお申込みいた
だければ後日郵送いたします。
※人数を把握したいため、必ず事前にお申込みください。
 ●第一次お申込み締切:3月31日●

★主催:「越田清和さん ありがとう!」の集い・東京 実行委員会
【世話人団体・50音順】アジア女性資料センター/アジア太平洋資料センター
(PARC)/ARENA JAPAN/インパクト出版会/〈NGOと社会〉の会/ODA改革
ネットワーク/国際協力NGOセンター(JANIC)/コモンズ/市民外交セ
ンター/先住民族の10年市民連絡会/日本国際ボランティアセンター(JVC)
/ピープルズ・プラン研究所(PP研)

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(2013.3.15記)


12月8日に『死刑を止めた国・韓国』の出版を記念して集会を持ちました(フォーラム90と共催)。
その時の安田好弘弁護士のあいさつ、高貞元さんのお話、朴秉植さんの講演を死刑廃止チャンネルに掲載しました。
http://www.forum90.net/
ご覧下さい。(2012.12.17記)


12月8日に『死刑を止めた国・韓国』の出版を記念して集会を持ちました(フォーラム90と共催)。
その時の安田好弘弁護士のあいさつ、高貞元さんのお話、朴秉植さんの講演を死刑廃止チャンネルに掲載しました。
http://www.youtube.com/watch?v=RR5xdfEWAPk&feature=youtu.be
ご覧下さい。
(2012.12.17記)


12月8日に『死刑を止めた国・韓国』の出版を記念して集会を持ちました(フォーラム90と共催)。
その時の安田好弘弁護士のあいさつ、高貞元さんのお話、朴秉植さんの講演を死刑廃止チャンネルに掲載しました。
http://www.youtube.com/watch?v=RR5xdfEWAPk&feature=youtu.be

ご覧下さい。(2012.12.17記)


死刑を止めた国・韓国朴秉植さんを迎えて

 これまで長期にわたって日韓の死刑廃止運動の架け橋となってこられた朴秉植東国大学教授が、この11月に『死刑を止めた国・韓国』という本を出版されます。
 韓国では1997年12月に23人が一挙に死刑を執行されてからすでに15年近く死刑の執行はありません。
 韓国は、どのような道程をとって事実上の死刑廃止国になったのか。死刑囚への処遇は、犯罪加害者の更生は、そして被害者遺族への支援はどう進められているか。この本には私たちが参照し学ぶべきことが分りやすく書かれています。
 出版を記念して、朴さん、および韓国の犯罪被害者でありながら死刑廃止を訴えている高貞元さんをお招きし、出版記念講演会とささやかなパーティーを行いたいと思います。

12月8日(土曜) 開演: 17時45分
会場 文京区民センター2A会議室
参加費: 3000円

▼呼びかけ人(50音順)************
雨森慶為(「死刑をとめよう」宗教者ネットワーク事務局)
石塚伸一(龍谷大学法科大学院教授)
岩井信(弁護士)
小川原優之(日弁連死刑廃止検討委員会事務局長)
海渡雄一(弁護士、監獄人権センター副代表)
加毛修(日弁連死刑廃止検討委員会委員長)
菊田幸一(明治大学名誉教授)
坂上香(映像ジャーナリスト)
杉浦正健(元法務大臣)
田鎖麻衣子(監獄人権センター事務局長)
辻本衣佐(明治大学法学部兼任講師)
安田好弘(弁護士、フォーラム90)
死刑廃止を推進する議員連盟
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

▼主催・死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
    インパクト出版会
▼参加申込は準備の都合上、なるべく11月30日までに03-3818-8676(インパクト出版会)へ、12.8集会参加と明記の上ファックスあるいはメールimpact@jca.apc.orgでご連絡ください。飲食物、カンパ等、持ち込み歓迎です。
(2012.11.26記)


直接注文送料変更のお知らせ
これまで一律に1回あたりの直接注文の送料・梱包料を310円頂いておりましたが、今後雑誌は無料。単行本は参冊でも200円、雑誌+単行本は送料無料と致します。
書店でなるべく買ってほしいということでやってきましたが、毎日1件書店が廃業していく、大手書店でも平積みしてあるわけではなく、本の山で見つけ出すことが難しい、といった状況の中で、読者の方々と小社出版物との出会いが極端に難しくなっているからです。
今後ともよろしくご利用ください。            (2012.8.15記)


インパクション184号は4月5日配本となります。
インパクト選書6中山義秀著『少年死刑囚』は10日配本となります。
                   (2012.4.3記)


10月7日に年報・死刑廃止2011を配本しました。震災と死刑、そして裁判員制度で出始めている死刑判決について徹底検証します。ぜひお買いあげ下さい。        (2011.10.14記)


『俗臭 織田作之助[初出]作品集』の書評が読売新聞に出ました。

http://www.yomiuri.co.jp/book/

            (2011.7.11記)


久々に特大号のインパクションを刊行しました。
特集は「震災を克服し原発に抗う」
本日配本を終えました。ぜひ、ご購読下さい。
                 (2011.6.23記)


今年になって単行本の刊行が遅れておりましたが、高橋和利著『「鶴見事件」抹殺された真実」と織田作之助『俗臭――織田作之助[初出]短篇集』(悪麗之介[編・解説])を作成中です。
                           
(2011.4.20記)


12月に新刊を3点刊行しました。
これで2010年には単行本11点、雑誌6号、重版を3点を刊行したことになります。
本当に本の売れない時代ですが、来年も頑張っていく所存ですのでよろしくお願い申し上げます。
                         
(2010.12.25記)


「NR共同フェア」犯罪と被害者、そして死刑の現実から を実施しています。
詳しくは
http://genjin.jp/oshiraseNR2.html
をご覧下さい。       (2010.9.2記)


小社も加盟しているNR出版会で「 NR出版会共同フェア 韓国併合100年、朝鮮戦争勃発60年〜日韓現代史を問い直す」を全国の幾つかの書店で展開しています。
詳細は
http://genjin.jp/oshiraseNR1.html
ぜひ足をお運び下さい。(2010.5.20記)


5月17日にインパクション174を配本しました。
6月1日には浦島悦子『名護の選択 海にも陸にも基地はいらない』を配本します。
                             (2010.5.18記)


5月17日にインパクション174を配本しました。
6月1日には浦島悦子『名護の選択 海にも陸にも基地はいらない』を配本します。
                             (2010.5.18記)


神田香織『乱世を生き抜く語り口を持て 新作講談の創り方語り方』を刊行しました。
出版記念会を4月12日月曜日の18時から、後楽園涵徳亭で行う予定です。
                                 (2010.2.25記)


1月25日に小倉利丸著『抵抗の主体とその思想』を配本しました。PPブックス8です。
また2月5日には神田香織著『乱世を生き抜く語り口を持て 新作講談の創り方語り方』を配本します。
                              (2010.1.26記)


あけましておめでとうございます
インパクション172号は明日配本になります
本年もよろしくお願い申し上げます。
            (2010.1.5記)


朝日新聞にインパクション30周年という記事が出ました
以下に掲載されています
http://book.asahi.com/clip/TKY200912170233.html
                        (2009.12.24記)


10月26日にインパクション171号を配本しました。
特集は「つながる?つながれない?フェミニズム」です。(2009.10.29記)


10月16日に『年報・死刑廃止2009 日本の死刑100年と裁判員制度』を配本しました。巻頭インタビューとして安田好弘・岩井信弁護士による足利事件の菅家利和さん、佐藤博史弁護士への3時間半に及んだインタビューを掲載しています。ぜひお買いあげ下さい。(2009.10.22記)


ここに文章を入力してください。
残暑お見舞い申し上げます
池田浩士コレクション第5回配本は第2巻『ルカーチとこの時代』です。
8月17日に配本しました。全10巻の折り返し点に達しました。ぜひお買いあげ下さい。(2009.8.26記)


『憎しみの海・怨の儀式 安達征一囀海小説集』の書評が以下に出ています。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146173-storytopic-6.html

他に、東京新聞7月5日にも高良勉さんの書かれた書評が掲載されています。(2009.7.9記)


NHK教育「ETV特集」    2009年6月7日(日)22時〜23時放映

戦争を着た時代
 
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2009/0607.html

『図説 着物柄にみる戦争』(小社刊)の著者、乾淑子さん(東海大学国際文化学部教授)がナビゲートします。ぜひごらんください。「戦争への熱狂」がどのようにつくられていくのか、戦争柄の着物や生活道具をつうじて読み解きます。

【出演】
澤地久枝(作家)
乾淑子(東海大学国際文化学部教授)
山中恒(作家)
吉見俊哉(東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授)
浅川範之(江戸東京たてもの園学芸員)
木立雅朗(立命館大学文学部教授)ほか(2009.6.5記)


3月30日に『命の灯を消さないで 死刑囚からあなたへ』を刊行しました。
死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90編で定価1300円+税です。
フォーラム90が死刑確定者105人に対して行ったアンケートに解答を寄せた78人の死刑囚の命の言葉です。執筆した死刑囚のうち8人は既に亡くなっています。死刑囚たちの生の声を通してもう一度死刑制度を考えるためぜひお買い求め下さい。  (2009.4.6記)


あけましておめでとうございます
今年の第1弾は『増補新版 「男女共同参画」が問いかけるもの』です。
2003年刊の版に大幅に増補しました。1月末刊行予定です。
今年もよろしくお願いします。
(2009.1.7記)


おかげさまで2008年も無事に出版活動を続けることが出来ました。本年は以下の書籍を刊行しました。しかしなかなか、読者に巡り会えぬまま、倉庫に眠っている本も多数あります。もし未購入の本などありましたら、ぜひお買い求め下さい。
 来年も小社出版物をよろしくお願い申し上げます。
2008年既刊書
1月 『格差社会を撃つ』白川真澄 1700円+税
4月 『光市事件 弁護団は何を立証したのか』
    光市事件弁護団編 1300円+税
4月 『リブニュース この道ひとすじ』 7000円+税
4月 『リブ新宿センター資料集成パンフ篇ビラ篇』
    48000円+税
4月 『記憶のキャッチボール』大橋由香子・青海恵子 2200円+税
5月 『〈不在者〉たちのイスラエル』田浪亜央江 2400円+税
7月 『教養小説の崩壊』池田浩士著 5500円+税
7月 『歩きながら問う──研究空間〈スユ+ノモ〉の実践』金友子編著  
    2200円+税
8月 『島の未来へ』浦島悦子 1900円+税
9月 『魂と罪責──ひとつの在日朝鮮人文学論』 2800円+税
9月 『クィア・セクソロジー』中村美亜 1800円+税
10月 『犯罪報道と裁判員制度 年報・死刑廃止2008』 2300円+税
10月 『軍事主義とジェンダー─第二次世界大戦期と現在』
敬和学園大学戦争とジェンダー表象研究会編 
   上野千鶴子・加納実紀代ほか 1500円+税
11月 『生きる──大阪拘置所死刑囚房から』河村啓三 1700円+税
(2008.12.15記)


出版目録2008年版を作りました。
昨年までA5判でしたが今年から手に取りやすい四六判です。」
メールでお申し込みください。            (2008.8.16記)


韓国における在野の研究機関〈スユ+ノモ〉の実践記録である『歩きながら問う 研究空間〈スユ+ノモ〉の実践』を本日配本しました。


知識と日常がひとつに折り重なりあい、日常が再び祝祭になるという奇妙な実験がなされる場。幸せに暮らす方法を模索できる場。革命と求める道が一致するようなヴィジョンを探索する場。研究空間〈スユ+ノモ〉を本邦初紹介。(金友子編訳 定価2200円+税、インパクト出版会刊)

ぜひお求めください。(2008.7.24記)


 3月15日に、「光市事件」報道を検証する会主催で、集会を持ちました。私自身、検証する会の会員であり、BPOに申し立てた一人ですが、このたび当日の集会での光市弁護団の発言を軸に、光市事件弁護団編著『光市事件 弁護団は何を立証したのか』(4月11日配本。四六判152ページ 定価1300円+税65円)を刊行しました。
 マスメディアの総攻撃の中で見えなかったものが見えてくる集会だったと思いますし、またこの本を読み直すことで一体いま司法の世界で何が起きているのかが理解できると思います。

主要目次
1部◎光市事件の概要   光市事件 検察・裁判所の主張  安田好弘
2部◎光市事件弁護団に聞く 司会・コーディネーター=小林修・湯山孝弘
 1、被告人の供述を中心として  井上明彦・山崎吉男・足立修一
 2、どのような殺害行為だったのか 法医学鑑定をめぐって
    新谷桂・松井武・新川登茂宣・河井匡秀
 3、犯行の計画性はあったか  大河内秀明・村上満宏・石塚伸一
 4、この事件の情状について  岩井信・本田兆司・山田延廣・岡田基志
3部◎司法の職責放棄が招いた弁護士バッシング  安田好弘
弁護人の最終意見陳述  
被告人の謝罪の手紙  
光市事件の経過
(2008.4.11記)


インパクション162号を25日に配本しました。
特集はG8サミット批判です。
                   (2008.3.27記)


3月11日、インパクション162号「G8サミット批判」を下版しました。
配本は25日の予定です。
(2008.3.11記)


あけましておめでとうございます

昨年は以下の図書を刊行しました

文学史を読みかえる8 池田浩士[編]
刑事法再入門 前田朗[著]
占領と性 恵泉女学園大学平和文化研究所[編]
今月のフェミ的 あくまで実践 獣フェミニスト集団FROG[編]
追はるるごとく 江頭静枝[著]
着物柄に見る戦争 乾淑子[著]
あなたも死刑判決を書かされる 年報・死刑廃止2007
女ひとり定年後を生きる 市川泰子[著]
到来する沖縄 新城郁夫[著]
格差社会を撃つ 白川真澄[著](1月8日配本)
インパクション156 死刑・新たな段階へ/ここまできた
         「国民保護」体制
インパクション157 安倍政権下の破憲状況
インパクション158 〈非正規化〉する対抗の場
インパクション159 ラテンアメリカの地殻変動
インパクション160 ボイコット 生活から世界につながる
インパクション161 軍隊と人権・軍隊と金権(1月15日配本)

年末にNR出版会の事務局が小社に引っ越してきたので、部屋の大幅な整理をしました。
今年も問題作・意欲作を準備しています。
本年もよろしくお願いします。
2008年1月
(2008.1.7記)


〜〜戦争柄の着物が、時を超えてやってくる〜〜

この夏、『図説 着物柄にみる戦争』(乾淑子編著)にて
ご紹介した「戦争柄」着物の実物を、全国各地にて展示いたします。
日清日露・十五年戦争下で生まれ、敗戦とともにその存在すら
忘れられてきた「戦争柄の着物」。もちろん実際に着られていたものです。
貴重な機会となります。ぜひ足をお運びください。


●7/23(月)〜8/19(木) ※現在開催中
  【東京】紀伊國屋書店新宿本店3F
      「おんなこどもの戦争」ブックフェア 男児用一つ身1点展示
       JR新宿駅東口より1分
       Tel 03-3354-0131 営業時間 10:00〜21:00

●8/14(火)〜9/9(日)
  『東京』丸善丸の内本店3F
       「もうひとつの戦場〜戦争柄着物とプロパガンダフェア〜」
       男性用襦袢、男児用一つ身、絣、ハギレ4点展示
       JR東京駅より1分 丸の内OAZO
       Tel 03-5288-8881 営業時間 9:00〜21:00

●8/15(水)〜8/25(土)
  【東京】新宿・模索舎
      『図説 着物柄にみる戦争』出版記念 
       男性用羽裏1点、子ども用着物4点展示
       新宿区新宿2-4-9 Tel 03-3352-3557
       営業時間 11:00〜21:00  http://www.mosakusha.com/

●8/25(土)〜8/31(金)予定
  【広島】いづゝや2Fギャラリー
      「着物柄に見る戦争展」
       広島市中区紙屋町2-3-24 Tel 082-247-6527
       共催:いづゝや http://izuzya.com/
       ヒロシマ平和映画祭実行委員会
          http://www33.ocn.ne.jp/~dotoku/HPFF/

●9/12(水)〜9/16(日)
  【西宮】くらしの着物資料館(準備室)
      「着物柄に見る戦争展――静かなプロパガンダがあった」
       11:00〜17:00 入場無料
        西宮市毘沙門町6−6 Tel 0798-74-1399
  <お話と解説>9月12日(水)13:30〜15:00
        講師:北海道東海大学教授 乾淑子
        申し込み不要 後援:西宮市

●9/19(水)〜9/30(日)
  【大阪】ギャラリーゆう
      「着物柄に見る戦争」展
       大阪・ドーンセンター1F JR天満橋駅下車
       ウィメンズブックストア ゆう にてブックフェア同時開催       休館日:9/1, 9/1, 9/2, 9/25

------Information ---------------------------------------------

『図説 着物柄にみる戦争』●乾淑子[編著]

   子どもの着物に軍艦や戦闘機、満州国旗が散りばめられた時代があった。
   旭日旗・ナチスの鉤十字が女性の襦袢を彩った時代があった。
   日清日露・十五年戦争下で生まれ、敗戦とともに
   その存在すら忘れられた「戦争柄」165点をカラー図版と解説にて体系化。

    インパクト出版会刊 定価2200円+税 ISBN 978-4-7554-0178-7

 ●各紙にてご紹介いただきました
     ☆北海道新聞1面コラム 07年7月3日
       「今日の話題/戦争柄の着物」
     ☆東京新聞こちら特報部 07年7月8日
       「着物柄にみる戦争 民衆が染めた『国威発揚』」
     ☆山陽新聞書評らん 07年7月29日
     ☆北國新聞書評らん 07年7月29日
     ☆毎日新聞夕刊社会らんコラム 07年7月31日
       「憂楽帳/戦争柄」
     ☆朝日新聞読書らん 07年8月5日
       「話題の本棚/戦争の記憶 忘れたことさえ忘れるまえに」
     ☆サンデー毎日 07年8月19・26日合併号
       「本棚の整理術/戦争を知らないけれど」
     ☆日本経済新聞文化らん 07年8月14日掲載予定
     ☆読売新聞文化らん 07年8月19日掲載予定
     ☆朝日新聞家庭らん 07年8月中旬掲載予定
     ☆北海道新聞書評らん 07年8月中旬掲載予定
     ☆クレヨンハウス通信 no.320 07年9月1日号

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(2007.8.13記)


「おんなこどもの戦争」ブックフェアにぜひお立ち寄りください。

紀伊國屋書店新宿本店3階
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/01.htm
にて開催中(7/23〜8/19)

『図説 着物柄にみる戦争』でご紹介した
「戦争柄の着物」を実物展示しています。
(p.59掲載 図60男児用一つ身;日中戦争期の着物)

インパクト出版会からは、
『図説 着物柄にみる戦争』(乾淑子)のほか
『女たちの〈銃後〉』(加納実紀代)
『占領と性』(恵泉女学園大学平和文化研究所)
『戦時下花嫁の見た「外地」』(深田妙)を出品しています。

絵本や漫画をふくむ80点以上の関連書から
〈銃後〉の暮らし、そして「戦争」の実態が浮かび上がってきます。
日本軍による「従軍慰安婦」制度や、現代における
女性兵士・女性自衛官分析などもフォロー。

どこか遠いところの話ではなく、
女性も子どもも、社会全体が付き合うことになる戦争。
そこに生きる生活者の視点から捉えた書籍を中心に、
硬軟のラインナップを取り揃えました。

とくに今回、著者の乾さんからお借りした
貴重なコレクションのひとつ「戦争柄の着物」はインパクト大!
この機会にぜひごらんいただければと思います。

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「おんなこどもの戦争」ブックフェア(紀伊國屋書店新宿本店3階)

食卓の上に、着物の柄に、黒板の前に……。
戦場のみならず、暮らしのいたるところに「戦争」はあった。
この夏、生活という視点から「戦争」を考えてみませんか?
               2007年7月23日〜8月19日
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(2007.7.23記)


『占領と性』『今月のフェミ的』『着物柄にみる戦争』と、立て続けに刊行しています。
『着物柄にみる戦争』は東京新聞7月8日の「こちら特報部」にて紹介されました。(2007.7.10記)


以下のような集会を行います。
ぜひご参加ください。
 
変貌する刑事法の世界
ーー監視権力・拷問・死刑
 この3月、前田朗著『刑事法再入門』が刊行されました。
 裁判員制度導入前夜ともいうべき現在、マスメディアの作り出した体感治安の悪化を背景に、重罰化の進む刑事法学の世界をどう読みとり、いかなる対抗軸をつくりうるのか。『刑事法再入門』(インパクト出版会刊)を手がかりに考えてみたいと思います。ぜひご参加ください。
 
3月24日(土)午後6時〜
三田福祉会館(港区芝1-1-17 03-3452-9421)
参加費・500円
 
発言者
石塚伸一(龍谷大学・刑事法)
清水雅彦(明治大学・憲法)
山下幸夫(弁護士)
運動の現場から ・磯部忠(国賠ネット)
前田朗(東京造形大学・刑事人権論)

主催:救援連絡センター03-3591-1301
   インパ クト出版会 03-3818-7576
(2007.3.22記)


光市母子殺害事件。
作られた「事件」を安田好弘弁護士と読み直す。

 「性欲を満たしたい一心で、若妻を物色しながら山口県光市内の集合団地を回り、排水検査員を装って室内に上がり込み、隙をみて背後から襲いかかり強姦しようとしたところ抵抗されたため、殺害して屍姦しようと考え、馬乗りになって被害者ののど仏を押さえつけたがより激しく抵抗されたため両手で全体重をかけて首を絞め続け扼殺し、生後11か月の被害児の目の前で陵辱した。次いで、泣き叫ぶ同児の殺害をも決意し、持ち上げて頭から床に叩き付け、なおも泣きながら母親の遺体に這い寄ろうとする同児の頚部に紐を巻き付けてひもの両端を力一杯引っ張って絞殺し、被害者方にあった財布を盗んで逃走した。強姦の犯意及び殺意の強固さ並びに殺害の手段方法の執拗性、残虐性からして、これら所業は言語道断であって冷酷非道、人倫にもとる比類なく悪質重大な犯行である。」
 検察官の主張は大意以上のようなものだ。一、二審判決ともそれに一致しており、無期懲役判決が出されたのだった。これまでの量刑基準から考えると、被告は事件当時18才の少年で、初犯であり、計画的犯行でもなく、死者は2名、通常無期懲役のケースである。それに対して最高裁は死刑を求めて高裁へ差し戻した。つまり審理をやり直して死刑判決を出せ、というのだ。
 しかしこの事件は本当にマスメディアが報じ、裁判所が認定したような事実関係の事件だったのか。
 上告審でこの事件を受任した安田好弘弁護士らは遺体の鑑定書を読み、事実が全く違うことを明らかにする。事件は計画的なものではなく、騒がれたためパニック状態になった少年が口をふさごうとして右手で首を絞めた、幼児の殺害も遺体の状況と矛盾する。上野正彦医師の鑑定書でも安田弁護士の主張を裏付ける。結果は無惨であり最愛の人を失った被害者遺族にとっては絶えがたい悲惨な事件である。死者が2人出たことも否定しようのない事実だ。しかし幼い少年の性的妄想が殺人へまで傾斜していった経過は加害者にとってもつらい現実だ。メディアをあげて凶悪キャンペーンが張られ、加害者は「極悪人」というレッテルが貼られた。年報死刑廃止2006『光市裁判』では、裁判所とマスコミによって作り出されたこの事件の真実を明らかにする。
 なぜ最高裁は死刑を求めたのか。
 一つには被害者遺族がテレビで極刑を求め続けたことだ。最近の重罰化傾向は被害者遺族の報復感情をマスメディアが増幅するという時代背景のもとに進行している。冷静であるべき裁判所はマスコミの作った世論におもねるまでに頽廃している。
 二つ目には少年事件の頻発に対して見せしめとして死刑を求めたことだ。しかしマスメディアがことさら少年事件を報道するが、少年事件はいつの時代にもある。死刑制度に犯罪の抑止力はない。
 三つ目に裁判員制度導入を前に、死刑適用基準の引き下げを、地裁・高裁の裁判官に印象づけるためだ。そのため、この事件が使われ、凶悪事件キャンペーンが張られたのである。
 10月26日現在、確定死刑囚は95人いる。5年前の01年には54人、昨年10月には75人だったのが急激に増加している。おそらく確定死刑囚を早期執行せよというおぞましい運動が始まることだろう。人の命を軽んずる風潮を払拭するためにも、死刑制度を考える著書をぜひ店頭に並べて欲しいと思う。
 今秋、光市母子殺害事件の広島高裁差し戻し審が始まる。(深田卓)
(NR出版会新刊重版情報 11月号より)(2006.10.26記)


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+  『音の力』関西上陸編〜独立音楽愚連隊、ミナミへ +
+  2006年9月24日@SUN HALL          +
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●出演● 
 <第1部> 大熊ワタル / おーまきちまき / 趙博 / アジビート / ジェロニモレ ーベル
       ファルソス・ヒターノス(偽ジプシー) / ふちがみとふなと / hora lunga ……ほか
       ゲスト:カオリーニョ藤原
 <第2部> おしどり(漫才) / ちんどん通信社
       DeMusik Inter.(酒井隆史、東琢磨、本山謙二、平井玄、他) …… などなど
              ※詳細未定

●開演● 16:00(開場15:30)
 <第1部> ライブ(16:00〜19:30) 
 <第2部> クロストークなど(20:00〜22:00)

●会場● 大阪:心斎橋SUNHALL
      http://www.sunhall.com/
     (大阪市中央区西心斎橋2-9-28-B2 Tel 06-6213-2954)
      ◇地下鉄御堂筋線「心斎橋駅7番出口」を出て難波方面へ。
       御堂筋八幡町交差点を右折して2つ目の交差点左角にある
       ボウリング場の地下2階。徒歩5分。

●料金● 前売2500円/当日3000円 (飲食代別)
  ※前売はメール impact@jca.apc.org へ お名前・連絡先メール・人数を明記 ください

●主催● DeMusik Inter.

●問合せ・予約● インパクト出版会 impact@jca.apc.org
(2006.8.30記)


インパクション152号を配本しました。
また飯島愛子『〈侵略=差別〉の彼方へ』および『侵略=差別と闘うアジア婦人会議資料集成』(3分冊分売不可38000円+税)も刊行。資料集成は図書館などへのリクエストをお願いします。(2006.6.15記)


DeMusik Inter. 「音の力」最新号完成記念・連続企画イベント

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 5月27日(土)『抵抗の歓び:音の力、カラダの力、ことばの力』@成蹊大学
 5月28日(日)『ご近所、アート、沖縄、政治、八戸、誤遠所!?』@新宿・フォト グラファーズギャラリー 
         『音の力―復興/占拠/沖縄アジア臨界編・出版記念パーティ』@ 中野・planB
  ★DeMusik Inter. 編『音の力 沖縄アジア臨界編』2006.6.5発売
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DeMusik Inter. 編「音の力」シリーズ7冊目となる『音の力 沖縄アジア臨界編』 が刊行のはこびとなりました。
この機会に、さまざまなネットワーク、企ての数々と連携・呼応し、『音の力 スト リートをとりもどせ』(02)『音の力〈ストリート〉復興編』(04)『音の力〈スト リート〉占拠編』(05)でここ数年にわたりアプローチしてきた〈公共空間〉と〈音 楽―文化〉への問題意識を連続しつつ、まずは帝都・東京を食い破る「21世紀のネズ ミども」(by平井玄)によるひそやかな企てを行いたいと思います。
「大泉学園・inF」、5月19日「小石川図書館・2006小石川フリーコンサート vol.1『新宿に安土城が建つ』(協力)」につづくDeMusik Inter.連携企画となりま す。
そして2006夏、大阪・京都での怒濤のLIVE企画も進行中! 今後の新たな展開のスタ ート地点となればと考えております。奮ってご参加ください。


5/27----------------------------

《連続ティーチイン沖縄第16回@成蹊大学 『音の力 沖縄アジア臨界編』出版記念》
《抵抗の歓び:音の力、カラダの力、ことばの力》

<シンポジウム>
  新城郁夫(琉球大学)
  根間智子(アーティスト)
  DUTY FREE SHOPP.(知花竜海)+カクマクシャカ(ラッパー/ミュージシャン)
  大熊ワタル(ミュージシャン、DeMusik Inter.)
  
  李静和(成蹊大学、ご挨拶)
  東琢磨(音楽批評、DeMusik Inter. 司会)

<質疑応答、車座集会、発話予定者>
  本橋哲也(東京経済大)、鵜飼哲(一橋大)、酒井隆史(大阪府立大、DeMusik Inter.)、本山謙二(日本学術振興財団、DeMusik Inter.)、二木信(ライター、 DeMusik Inter.)、宋安鍾(金沢大学)、須藤久美子(インパクト出版会)、松本麻 里(ライター)、イトー・ターリ(アーティスト)、鄭暎恵(大妻女子大)、『マリ ーンズ・ゴー・ホーム』上映実行委員会、ほか

 日時・2006年5月27日(土)
     13:00〜16:00 シンポジウム
     16:15〜18:00 質疑応答+車座集会  終了後、飲食を交えた交流会
 会場・成蹊大学3号館102号室(東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1) http://www.seikei.ac.jp/gakuen/access.html
 参加費・500円(資料代)

(主催)連続ティーチイン沖縄実行委員会、成蹊大学アジア太平洋資料センター 「アジア、政治、アート」プロジェクト、DeMusik Inter.
(問い合わせ)連続ティーチ・イン沖縄実行委員会 TEL 090-9340-2598


5/28 昼の部;----------------------------

《photographers' gallery & DeMusik Inter. クロストーク》
《『音の力』乱入企画! ご近所、アート、沖縄、政治、八戸、誤遠所!?》

<一枚の写真をめぐるクロストーク・セッション>
 北島敬三(写真家)、阿部小涼(琉球大)、笹岡啓子(写真家)、東琢磨 (DeMusik Inter.)、豊島重之(写真家)、平井玄(DeMusik Inter.)、本山謙二 (DeMusik Inter.)

 日時・2006年5月28日(日) 15:00〜(開場 14:30)
 会場・問い合わせ photographers' gallery(東京都新宿区新宿2丁目16-11-401  フタミビル4F TEL 03-5368-2631)
      http://www.seikei.ac.jp/gakuen/access.html
 入場料・1000円(ワンドリンク付き) 
 ※要予約 メールにて、pp@office.email.ne.jp
  「5/28 ご近所、アート、沖縄、政治、八戸、誤遠所!? 参加希望」と明記の 上、
   お名前、ご連絡先、参加人数をお知らせください。


5/28 夜の部;----------------------------

《音の力―復興/占拠/沖縄アジア臨界編・出版記念パーティ@中野・planB》

・LIVE!! (出演予定順)

    牧野琢磨×山口元輝DUO 
    安場淳 with 大熊ワタル 
    大熊ワタル with  びんろう姉妹 
    SHINGO☆西成 
    DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ

・トーク!! 
 『音の力〈ストリート〉復興編』『音の力〈ストリート〉占拠編』『音の力 沖縄 アジア臨界編』にご登場いただいたみなさんから
・その他、音の力をめぐる映像の数々を上映、DeMusik Inter. によるDJなどあ り。フライヤー、ちらし、物販もちこみも大歓迎!

 音の力最新号『音の力 沖縄アジア臨界編』は、昨今の「わじわじ」する状況に立 ち向かう、小さな始動、様々な囁きを集めました。「わじわじ」とは、沖縄の島言葉 で心の中にジワジワと沸き起こるムカツキ、イライラのこと。このジワジワと沸き起 こるものを、その臨界のエネルギーはそのままに、それぞれの筆者の琴線に触れた音 楽、写真、映画、文学などに託し、一冊のカタチとしました。それは個別で見れば、 小さな囁きや始動かもしれません。しかし、それらが臨界に達し、それぞれが「合 力」をカタチづくるとき、それは新たな動きとなるでしょう。『音の力〈ストリー ト〉復興編』『音の力〈ストリート〉占拠編』でのもくろみと連続しつつ、まずは帝 都で do the party !!

 日時・2006年5月28日(日) 19:00〜(開場 18:30)
 会場・中野・planB(東京都中野区弥生町4-26-20 モナーク中野B1 TEL  03-3384-2051 地下鉄丸の内線 中野富士見町駅下車7分)
    http://www.i10x.com/planb/index.html

 入場料・2000円(飲食別途・持ち込みも自由)

(主催)DeMusik inter.
(共催)planB/インパクト出版会
(問い合わせ)インパクト出版会 TEL 03-3818-7576(2006.5.19記)


『辺野古 海のたたかい』(浦島悦子著)が『ダカーポ』3月1日号のBOOKS面白走査線に、
『多様性の全体主義・民主主義の残酷』(小倉利丸著)が「週刊読書人」3月3日号に道場親信氏の評で、
『アフリカ人都市経験の史的考察』(吉國恒雄著)が「図書新聞」3月4日号に、
それぞれ掲載されました。
(2006.2.24記)


麻原控訴審弁護団編『獄中で見た麻原彰晃』2月27日に配本しました。
2月6日付(4日発売)の「日刊現代」で、森達也さんが「今週のマイベストブック」で取り上げてくださいました。(2006.2.6記)


インパクション150号、正月を挟んで遅れてしまいました。昨23日配本となりました。
また、27日に麻原控訴審弁護人編『獄中で見た麻原彰晃』を配本します。ご期待ください。(2006.1.24記)


2005年は以下の本を出しました。
来年もよろしくおねがいします。


1月27日『死刑文学を読む』池田浩士・川村湊 2400円+税
2月10日『インパクション145 抵抗の暴力について』1300円+税
3月9日『地方議会活性化マニュアル』ふくおひろし著1800円+税
4月1日『似而非物語』池田浩士 3900円+税
4月13日『インパクション146 NHK番組改変と女性国際戦犯法廷』1200円+税4月26日『共同研究・戦友会 [新装版]』高橋三郎ほか[編著]3500円+税
6月14日『インパクション147 現代日本における文化戦争』1300円+税
6月21日『声を刻む在日無年金訴訟をめぐる人々』中村一成 2000円+税
7月5日『音の力〈ストリート〉占拠編』DeMusik Inter. 編2500円+税
8月3日『戦後史とジェンダー』加納実紀代 3500円+税
8月18日『インパクション148 交差する歴史』1200円+税
9月21日『オウム事件10年年報死刑廃止2005』2500円+税
10月13日『かけがえのない、大したことのない私』田中美津 1800円+税
10月26日『インパクション149 もう一つの〈韓流〉』1300円+税
12月7日『辺野古 海のたたかい』浦島悦子 1900円+税
12月20日『アフリカ人都市経験の史的考察』吉國恒雄 3000円+税
12月20日『多様性の民主主義・民主主義の残酷』小倉利丸 1700円+税

重版
8月『愛の労働』マリアローザ・ダラ・コスタ著
                    (2005.12.19記)


田中美津『かけがえのない、大したことのない私』を刊行しました。
ここに収載されている「ミューズカル〈おんなの解放〉」のビデオ上映会が11月19日に早稲田奉仕園であります。詳しくはhttp://lib2005.jpn.org/へ。
                      (2005.11.4記)


残暑お見舞い申しあげます
ジョヴァンナ・フランカ・ダラ・コスタの『愛の労働』が品切れになっておりご迷惑をおかけしましたが、9月12日に重版が完成します。もう少しお待ち下さい。
また『年報・死刑廃止2005 オウム事件20年』は9月20日配本の予定です。
               (2005.9.2記)


貝原浩さん逝去
 6月30日午後2時45分、画家でデザイナーで装幀家であった貝原浩さんが亡くなった。通夜は7月4日に、葬儀は5日に、あわせて800人近い会葬者を集めて落合斎場にて営まれた。
 小社刊行図書のうち約60点が貝原さんの装幀であり、『戦後50年100の肖像』を出させていただき、『インパクション』誌でもイラスト、時評漫画など多数を書いていただいた。ご冥福を祈りたい。
 なお「貝原浩さんを偲ぶ会」が行われる。
日時・2005年7月28日(木)18時より
会場・日本教育会館9階喜山倶楽部 飛鳥の間
会費・5000円(予定)
主催・ばってん房(故人の事務所)
です。問い合わせは現代書館(菊地さん03-3221-1321)へ(2005.7.8記)


『インパクション145』および『死刑文学を読む』を刊行しました。
『死刑文学を読む』は2月13日の日本経済新聞に以下のような紹介文が出ています。

「死刑を書いた文学や死刑囚の書いた文学について、気鋭の文学者が二年かけて語り合った記録。永山則夫の出生地・網走の風景からその心象の変化を読み解き、ユーゴーやカフカから山田風太郎まで、作家が死刑をモチーフとする意図を探る。さらに丸山健二作品と最近の乱歩賞作品を執行人のリアリズムという観点から読み比べる。切り口を「死刑」とすることで文芸に新たな視点を持ち込んだ。」
              (2005.2.15記)


小社の『音の力〈ストリート〉占拠編』の紹介記事が神戸新聞に載ったので、掲載します。

神戸新聞2005年1月10日(月)

「阪神・淡路 被災地の音楽考察 批評集「音の力」新刊出版

 音楽から生活を多角的にとらえる「音の力」シリーズの新刊「〈ストリート〉復興編」が出版された。阪神・淡路大震災の被災地や地域で自主的に生まれた音楽活動などから、“路上”の音楽の意味を掘り下げている。
 「長田復活祭」などを開いたボランティアグループ「すたあと長田」の金田真須美とコミュニティー放送局「FMわぃわぃ」の日比野純一は、「被災地復興と『音の力』」と題して対談。避難所などでアリランや労働歌を演奏した「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」との継続的な活動を振り返り、「彼ら彼女らが(被災者と)直接対話してるから、続いている」と話す。
 また社会学者の粟谷佳司は、彼らの活動を「多文化、民衆に開かれたうたの実践」ととらえ、フォーク運動と関連づけて、論を展開している。
 そのほか、徳島でミニコミ発行や音楽イベントに携わる小西昌幸、京都で自主レーベルを主宰する石橋正二郎、ミュージシャン大熊ワタルによる「地域発アンダーグラウンド」、美空ひばりの「さくらの唄」に込められた旧植民地出身者の心情を読み解く「『失郷民』のうたが聴こえる」など多彩な論考を収録。大資本やメディア主導の音楽市場のひずみと現代社会の管理体制をあぶり出す。
 インパクト出版会刊。二百二十二ページ。二千三百十円。」
                     
 なお、池田浩士・川村湊長篇対談『死刑文学を読む』は来週発売となります。
     (2005.1.20記)


あけましておめでとうございます
昨年は、『インパクション』6号、単行本10点を刊行することが出来ました。
また新城郁夫著『沖縄文学という企て』で、沖縄タイムス出版文化賞正賞をいただくことが出来ました。
本年もよろしくお願い申し上げます。(2004.12.31記)


昨年10月に刊行しました新城郁夫著『沖縄文学という企て』が、沖縄タイムス出版文化大賞正賞を受賞することになりました。
17日に那覇で授賞式が行われます。
出版を始めて25年、賞というものをもらったことがないのでなんだかうれしい気分です。
         
         (2004.12.15記)


暑中お見舞い申し上げます
インパクション142を7月末に配本、免田栄著『免田栄 獄中ノート──私の見送った死刑囚たち』も8月6日に配本しました。免田さんの本は、彼が獄中で再審のために書き続けた膨大なノートを元に書き下ろした自伝です。ぜひご愛読下さい。
                     (2004.8.12記)


暑中お見舞い申し上げます
インパクション142を7月末に配本、免田栄著『免田栄 獄中ノート──私の見送った死刑囚たち』も8月6日に配本しました。免田さんの本は、彼が獄中で再審のために書き続けた膨大なノートを元に書き下ろした自伝です。ぜひご愛読下さい。
                     (2004.8.12記)


 3月26日のシンポジウム「〈リブという革命〉がひらいたもの」には200人近い人が集まってくれました。ありがとうございました。
 3月に「池田浩士コレクション」の第1回配本『闇の文化史─モンタージュ1920年代』を刊行しました。全10巻、ぜひご予約下さい。
          (2004.4.5記)



シンポジウム
〈リブという革命〉が開いたもの

 1970年に登場した「ウーマン・リブ」は、けっして、暴力に満ち効率にはしる現社会を〈男並み〉に担うことなどめざしてはいなかった。ぎゃくに、その問い直しをこそ提起したのだった。暴力の応酬が拡大し、日本までもがそれに参加することになった現在、リブの言い出しっぺ田中美津さんを迎えて、あらためて〈リブという革命〉がひらいたものについて考える。

田中美津
 (鍼灸師・れらはるせ主宰。著書に『いのちの女たちへ』など)
秋山洋子
 (駿河台大学教員、中国文学専攻、著書に『リブ私史ノート』など)
千田有紀
 (東京外国語大学、社会学)
加納実紀代(司会)
 (女性史研究、『リブという〈革命〉』の責任編集者) 

日時・3月26日(金)6時開場
場所・文京区民センター2A会議室
会場費・500円
主催・文学史を読みかえる研究会
   インパクト出版会
問い合わせ・03-3818-7576(インパクト出版会)

(2004.2.20記)


以下のシンポジウムを行います。ぜひご参加ください。
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シンポジウム
〈リブという革命〉が開いたもの

 1970年に登場した「ウーマン・リブ」は、けっして、暴力に満ち効率にはしる現社会を〈男並み〉に担うことなどめざしてはいなかった。ぎゃくに、その問い直しをこそ提起したのだった。暴力の応酬が拡大し、日本までもがそれに参加することになった現在、リブの言い出しっぺ田中美津さんを迎えて、あらためて〈リブという革命〉がひらいたものについて考える。

田中美津
 (鍼灸師・れらはるせ主宰。著書に『いのちの女たちへ』など)
秋山洋子
 (駿河台大学教員、中国文学専攻、著書に『リブ私史ノート』など)
千田有紀
 (東京外国語大学、社会学)
加納実紀代(司会)
 (女性史研究、『リブという〈革命〉』の責任編集者) 

日時・3月26日(金)6時開場
場所・文京区民センター2A会議室
会場費・500円
主催・文学史を読みかえる研究会
   インパクト出版会
問い合わせ・03-3818-7576(インパクト出版会)

                     
(2004.2.20記)


昨年末には2度にわたるハード・ディスクのクラッシュで、いろいろと大変でした。そんなこんなで書き換えが遅くなりましたが、今年のよろしくお願いします。
『インパクション』139号はおかげさまで現在在庫ゼロ、返品待ちです。
『文学史を読みかえる7 リブという〈革命〉』(加納実紀代編)、『増補新版 プロレタリア文学とその時代』(栗原幸夫著)も発売中です。
『リブという〈革命〉』の出版を記念したシンポジウムを3月26日に行います。詳細は近日、このらんに掲載します。           (2004.1.30記)


あっという間に寒くなり、もうすぐ11月です。
10月20日には『沖縄文学という企て』新城郁夫著
10月27日には『インパクション138 解体される大学』
10月28日には『路上に自由を 監視カメラ徹底批判』
を、それぞれ配本します。
お買い求め下さい。
                   (2003.10.25記)


暑い。
会社のクーラーが壊れてしまった。
外にある機械からものすごい音が轟いていたのだが、無視して使っていたらついに近所から苦情が来た。9月5日午後から10日現在まで、暑さにぐったりして仕事をしている。明日、午前中に室外機を取り替えに来るということなので、なんとか生き返ることが出来そうだ。
年齢を重ねるにつれ、暑さに弱くなってしまった。       (2003.9.10記)


2月に『地域ユニオン・コラボレーション論』を刊行して以降、雑誌のみ刊行し、単行本が遅れておりましたが、6月末に『死刑廃止法案―年報死刑廃止2003』が、そして7月22日配本で川村湊著『韓国・朝鮮・在日を読む』、8月1日配本で伊藤公雄著『「男女共同参画」が問いかけるもの』、2日に『シャヒード、100の命』を配本します。
本当はこういうように一挙に出るのではなく、月1冊か2冊、定期的に出るのが望ましいのですが、時々こういう羽目になるのです。            (2003.7.15記)


少し遅れましたが、インパクション135「イラク攻撃と教育基本法改悪」は4月14日、配本となります。
鈴木裕子『天皇制・慰安婦・フェミニズム』、小野寺忠昭『地域ユニオン・コラボレーション論』の二点は三月末に重版しました。ぜひ、お買い求め下さい。(2003.4.19記)


2003年になりました。
昨年は3月の私の父に始まって、8月にフォーラム90の対馬滋さん、10月に尾崎ムゲンさん、そして12月には松井やよりさんというように、悲しい年でした。
本の方は、雑誌と単行本を合わせて21点刊行でき、活発な出版活動ができたと思っています。
今年は、11月に刊行した『李朝残影』が1月始めに2刷を出すことができましたし、ネグリの『帝国』にあやかって、小社の『未来への帰還』もよく動いています。
本年もよろしくお願いします。
                         (2003.1.28記)


過去の「ひとこと」集その2
過去の「ひとこと」集その1