今年の真里谷での初氷を、12月16日に見ました。千葉市では前日(2K/12/15)に初氷が観測されたと報道されていたので、あるいはもう少し早かったかも知れません。この朝の霜でショウブなど青々していた植物もすっかり萎れ、私共の谷津田とその斜面林はようやく冬景色一色になりました。リンドウの花が終わったら、斜面林の下刈りに精を出そうと思っている内に、年末が迫って来てもリンドウは咲き続け、また大豆の収穫などでなかなか手が着けられませんでした。漸く今日、今年最後の作業を、殆ど休憩無しに働き通し、日暮れ過ぎに無事終えました。これで、北側斜面林の下刈りが完成し、一段と広々した斜面には、夏の下刈り以降に伸びたコナラやヘビノボラズの葉がほど良い色に紅葉して、冬の陽に映えていました。冬の陽は弱々しいと言っても、ほぼ正午頃、照度計で測定してみると、約70,000ルックスでした。農作業の最後になったサトイモの掘り起こしは、思ったより収量が多いので、三畝分は藁を被せ、さらにその上を農業用のビニールシート2枚で覆って密封し、この場で年越しさせる方法を取りました。怪我もなく無事作業を終えたことと、太陽の恵みに感謝しつつ帰路に就いた頃には、もう薄暮になりました。(2K/12/26)
夜間冷え込んだ朝は、霜が降りて(2K/12/02&09)午前中の谷津田での作業は、たき火無しではなかなか進みません。初霜(2K/12/02)でほとんどの草花が枯れた(イネの雑種個体も枯れました)のに、リンドウだけは依然として斜面林の下刈りした場所で咲いています。南側の陽光を遮っている斜面林の雑木を切ろうとすると、長い間山掃除がなされていなかったので、蔓植物が絡み合って切り倒すのに難儀します。中でも、根本の径が10センチほどのヤマフジは、何本もの樹木につるを絡ませているので、やや多めの伐木をせざるをえませんでした。ヤマフジの他にも、ミツバアケビ、クマヤナギ、ノブドウ、ヤマブドウ、マタタビ、アオカズラ、ヤマイモやタチシオデなどが絡んでいました。(2K/12/10)
北の高気圧が南下する度に寒さが厳しくなります。今回の北の高気圧の南下で、小雪の日には日中の最高気温が11℃ほどで、前日よりも10度も下がり、雑種稲を収穫して記録をとる内に身体がすっかり冷えてしまいました。斜面林へツグミがやって来て、ときどき奇妙な鳴き声を出しています。時折「ケッケッケー」と鳴かなければ、ツグミだとは判別できません。また、ジョウビタキではないかと思われる、時々嘴を鳴らしながら「ピッー」または「ヒィー」と聞きなせる鳥の鳴き声がし、斜面林の小鳥たちに冬鳥が混じってきました。気象の言葉で「煙霧」と呼ばれる、少し変わった冬の景色が、早朝の小櫃川沿いに見られました(2K/11/25&26)。夜間の冷え込みで、地表付近の空気が上空の空気より冷たくなった、空気の逆転現象によって発生する霧だそうです。昨日、昨年より6日遅れで、ようやく小麦を播種しました。(2K/11/27)
秋の終わりから初冬に咲く植物の花では、アキノキリンソウ(2K/10/21)、リンドウ(2K/10/24)、リュウノウギク(2K/11/03)は木更津周辺の谷津田の斜面林の林縁で普通に見られますが、房総南部ではどちらかと言うと岩肌が露出した海岸の崖に生える、ヤマラッキョウとツワブキ(自宅庭で開花)は木更津では割合珍しい植物です。もっとも、両種とも(ヤマラッキョウを福島県原町で採取したことがあります)分布は東北南部から西南日本へ広がっているので、当然と言えば当然です。私にはこれらが咲くと、冬の到来を感じます。また、アオジの澄んだ「ツイー」と言う鳴き声を谷津田の斜面林で聞きました(2K/11/10)ので、小鳥の渡りも始まっているようです。ヤマカガシを南面する斜面林の林縁で見ましたが(2K/11/07)、は虫類や両生類はもうそろそろ冬眠の時期ではないかと思います。(2K/11/12)
東京では木枯らし1号が吹いたそうです(2K/10/18)が、市野々の谷津田の斜面林のヤマザクラはこの風ですっかり葉を落とし、今はミズナラやミズキなどやや広い葉が一枚づつ時折北よりの風に煽られて、チョウのごとく谷津田の谷間を舞いながら降りて来ます。トンボの仲間の数が減って時折アオイトトンボとアキアカネを見るだけですが、チョウ類は、メスグロヒョウモン、ウラギンシジミ、キチョウ、アカタテハ、キタテハ(2K/10/21&28)を見ました。斜面林ではゴマナの花はほとんど終わり、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、シャク(2K/10/21)、リンドウ(2K/10/24)が咲き始めました。用水のU字溝から落ちたしみ水がつくる水溜まりへヤマアカガエルが1匹来ていました(2K/10/28)。この個体、心なしかおなかがふっくらしていて産卵の準備が完了しているのかも知れません。(2K/10/29)
キンモクセイの花が咲き、人家に近い至る所でこの花の香りが漂っています。木更津周辺ではこの花の香りが漂う頃に、キノコ狩りのシーズンが始まると言われています。刈り取りが済んだ(赤米は2K/10/07;黒米は2K/10/14に刈り取りました)市野々の谷津田の上空へノスリがやって来て、「ピーヨ、ピーヨ」と独特の鳴き声を挙げながら秋の空を舞っています。一方、斜面林ではトネアザミやゴマナに続いてコシオガマが咲き出しました(2K/10/07)。メスグロヒョウモン、アカタテハ、ウラギンシジミ、キチョウ、モンシロチョウ、アサギマダラ(2K/10/14)などチョウ類の数も多くなったように思います。また待望の”イッポンシメジ(ウラベニホテイシメジ)”を30本ばかり採りました(2K/10/12)。これからしばらくの間キノコ狩りの最盛期です。(2K/10/15)
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本州の季節の変化を言い表した名句だと思います。あれ程残暑の厳しかった9月でしたが、朝晩は何か薄ものを羽織りたくなるこの頃です。この気温の変化を鋭敏に知らせてくれる植物がヒガンバナで、木更津周辺では9月20日頃から咲き出しました。真里谷の谷津田の周辺林ではキバナノアキギリ、ゴマナ、モミジガサ(2K/09/16)、シロヤマギク、ノダケ(2K/09/24)、トネアザミ(2K/09/25)と、秋の花が次第に多くなっています。平地ではモズの高鳴き、アキアカネの飛翔、クリが熟して落ち、夕方にはスズムシの鳴き声(2K/09/24)を聞く一方で、富士山や立山などの初冠雪が今週はじめ報ぜられました。しかし市野々では今日もツクツクホウシが鳴いており、彼岸が過ぎれば見かけなくなると言われているマムシも見つかったそうです。この時季は、高さ3キロ、縦横それぞれ200キロほどの空間に、夏の名残と秋と冬の走りが同居しているのは、南北に長い海洋性気候の日本列島なればこそと思います。(2K/09/30)
木更津周辺では2ヶ月近く続いた真夏日や熱帯夜に、先週の二日続きの雨が終止符を打ちました。1994年の夏の暑さを凌ぐ高温だったので、稲作は良好だったのですが、畑の作物は水不足による成長阻害や、土壌の水分不足で野菜の播種の時期を失するなどの被害が出ています。我が家でも8月上旬に播いたソバは殆ど発芽せず、大豆も花が沢山咲いた割には、受粉・受精過程のあたりで害を受け、結実が著しく落ちた様です。涼しくなって、谷津田の斜面林の林縁ではハギ、ヤマホトトギスが、田圃の土手ではツルボやノアザミが咲き出しました。また、エンマコオロギは鳴き方が上手になり、団地の草むらではカンタンが鳴き出しましたし、昨日はあんなに騒がしく鳴いていたヒグラシの鳴き声を、ただ一度聞いただけですから、終鳴も間近い事でしょう。(2K/09/10)
前回のキノコの当たり年は1994年の秋でした。この夏の暑さも厳しいものでしたが、今年の夏は1994年の夏の様々な気象データ記録を塗り替えるのではないかと想像します。この暑さで9月に入って適当量の降雨があれば、キノコの当たり年になるのでしょうが、先日発表された3ヶ月予報ではそれは期待できないようです。稲刈りは平野部から丘陵部へと移り、谷の下の谷津田でも先週末が刈り入れの最盛期でした。我が家の赤米・黒米は、赤米が開花中で黒米が開花し始めました(2K/08/26)。この晴天続きで、雑種三代目での分離を調べている田圃は完全に干上がり、赤米・黒米田圃も田圃の表面が微かに濡れている程度です。それでも、段々田圃の二段目から一段目へ落ちるU字溝の落ち口にはかなりの水溜まりが出来ていて、そこへホトケドジョウやマツモムシなど様々な生き物が集まる性か、昨日(2K/08/26)もこの水溜まりでヤマカガシが餌を狙っているようでした。また搬入道に面した北向き斜面林の下草を刈っていると、ちょっとした溝にアズマヒキガエルが身を潜めていました。彼らにとっても採餌場所の確保と休憩場所の確保は、こんな暑さの厳しい夏は大変難しいのでしょう。斜面林では、ウグイスの囀りを聞かなくなりましたし、林縁ではタマアジサイが、草叢にはナンバンギセルが咲いていて(2K/08/19)、確実に秋は訪れているのですが、農道で行き交う人達と交わす言葉は厳しい残暑を恨めしく言ってしまう今日この頃です。(2K/08/27)
迷走する台風9号が、房総沖〜伊豆諸島を通過するコースへ接近するにつれて、湿った東よりの風が房総半島へ流れ込み、昨日(2K/08/12)、谷の下の谷津田に待望の雨が降りました。これで連日の猛暑による渇水は少し解消されると思います。しかし、小櫃川流域のJR久留里線横田駅付近の田圃で始まった稲刈り(2K/08/08)は、急がないと降雨で稲が倒れる被害が出る可能性が出てきました。大過無く育ってきた稲の茎(桿)は、ちょっとした降雨や風でも倒されてしまうと、専業農家の方は言います。我が家の赤米(♂)X黒米(♀)から出た雑種三代目の早稲の系統は、目下開花中(2K/08/08〜)で、結実率は低下するが止むを得ません。谷津田の斜面林ではツクツクホウシ(2K/08/03)、ハタケノウマオイ(2K/08/03,大久保)やツヅレサセコオロギ(2K/08/05)も鳴き始め、ウグイスはさえずりに混じって地鳴きを始めました(2K/08/12)。また8月5日を最後に、サシバとホトトギスの鳴き声を谷の下では聞いていません。秋の花、ツリガネニンジン(2K/08/08)、オミナエシ(2K/08/12)が咲き出しています。残暑が厳しかった今夏ですが、この台風が通過すれば朝晩の涼しさが際だって来るものと思います。我が家近くでは暑さの指標、クマゼミが昨年に続き今年も鳴きました(2K/08/06)。しかし内陸部の真里谷では鳴き声を聞かないので、高速道路脇の植え込み低木(根の部分の土)と一緒に、幼虫が本来の生息地から人為的に運ばれて、生息圏が拡大しているとの指摘は、案外当たっているのかも知れません。(2K/08/13)
気象庁の梅雨明け宣言がなされても良さそうだと、ニイニイゼミの初鳴き(2K/07/16)を聞きながら夏空を見上げていた翌日、近畿、東海、関東甲信の各地に梅雨明け宣言(2K/07/17)がなされました。大豆の植え付けを欲張って広げた性で一番草を取るのが遅れ、真夏の太陽の下で田圃の雑草、特にコナギがすっかり大きく育ってしまい、赤米・黒米田圃の一番草終了(2K/07/27)、雑種田圃の二番草終了(2K/07/29)と、仕事は捗らず、我が家の谷津田での農事は後手後手に回っています。炎天下の田の草取りは辛いでしょう、と田圃を使わせて下さっているSさんご夫妻から尋ねられますが、タイコウチやマツモムシがいた(2K/07/18)と言っては腰を伸ばし、体長5ミリほどのニホンアマガエルの”ピカピカの一年生”が稲株にしがみついているよ、と言っては仕事の手を休めているので、結構、仕事を楽しんでいます。最近の変わった出来事では、二日間続いた降雨ですっかり谷津田は潤い、水場の近辺でヘビ類(シマヘビ、ヤマカガシ、マムシ)が見られた日の午後、カケスとキジが異常に鳴き続けました(2K/07/27)。ヤマユリ(2K/07/16)、カワラナデシコ(2K/07/22)、ウバユリ(2K/07/29)が次々咲いて一見平和な谷津田の斜面林ですが、あの日、林の奥の方では巣立ったばかりの鳥の雛がヘビ類に狙われたのかも知れません。(2K/07/30)
台風3号(2K/07/08)が房総半島沖を北北東に進んだので関東の被害は最小限に止まり、穂ばらみ状態だった早稲への影響もほとんど無いと思われます。それでも市野々では崖くずれで納屋が壊れたそうですし、我が家の谷津田は直接の被害を受けませんでしたが、搬入道の土手崩れや付近の水田では斜面林の地滑りが起きました。JR横田駅近くの水田では早稲が開花し(2K/07/11)、真里谷でも千葉県の奨励品種フサオトメが出穂(2K/07/14)しました。年々聴覚が衰えているらしく鳴き声を確認できませんが、谷津田の斜面林で偶然身体に止まったセミはニイニゼミでした(2K/07/14)。そろそろ関東地方でも梅雨明けになるのではないでしょうか? この地方の例年の梅雨明けは7月20日だそうです。(2K/07/15)
南房総ではビワの実が色づく時がムギの刈り頃との言い慣わしがあるそうです。もっとも最近では様々な工夫を凝らして芒種の前から出荷されています。梅雨の貴重な晴れ間を麦刈りと脱穀(2K/06/19.20&21)に回し、水不足で遅れに遅れた赤米・黒米の田植えをどうにか終え(2K/06/22)、今年の”さなぶり”は房総沖のカツオの土佐づくりと菊姫の大吟醸で親しい知人を招いて行いました(2K/06/24)。この間、ギボウシ(2K/06/15)、ホタルブクロ(2K/06/19)、ヤマアジサイ(2K/06/20)、チダケサシ、ウツボグサ(2K/06/24)、ヤブカンゾウ、アゼオトギリ、オトギリソウなど(2K/07/04)が次々開花し、アオモンイトトンボ、ショウジョウトンボ(2K/06/15)、オハグロトンボ(2K/06/22)、オニヤンマ(2K/06/24)と谷津田ではトンボやチョウの仲間がすっかり盛夏の様相を呈していますし、南から渡ってきた10羽ほどのアマサギを久留里線の沿線沿いの水田で見て(2K/06/15)から、市野々でヒグラシの鳴き声(2K/07/04)を聞くまでになりました。(2K/07/15)
気象庁は6月9日、近畿、東海、関東地方で梅雨入りしたと発表しました。木曜日(2K/06/08)から降り出した雨で漸く我が家の谷津田は田植えに漕ぎつけそうです。昨年秋からの降水量が少なく、谷津田を使わせて下さっているSさんの奥さんが嫁がれて40年、こんな渇水は無かったと言っておられます。昨年耕作した面積のほぼ倍の面積を水田に予定していましたが、約3分の2に縮小して荒繰りをしました。田に水が入るのが遅れたことで、田圃の土壌細菌はなかなか田植えが出来る状態に育って独特の土の匂いを発してくれませんし、また折角、粗起こしした土の固まりの下に産みつけられた卵から孵ったばかりのシュレーゲルアオガエルの幼生も沢山死んでしまいました(2K/05/27)。先月末から脱皮しているサワガニが見られたのですが、水不足の性か脱皮途中の状態で死んでいる個体がありました(2K/06/11)。ややうれしい出来事と言えばサシバの雛の巣立ち(2K/05/30)と目ばかり大きかったホトケドジョウの稚魚が親に似たひげのある顔立ちにまで育った事でしょうか(2K/06/06)。谷津田の周辺林で漸くクリが開花し(2K/06/11)、明日は予定面積の半分に田植えをします。(2K/06/12)
野山に生き物の活動が満ちあふれるこの季節、4月26日以来まとまった雨が関東地方に無かっただけに、シュレーゲルアオガエルの雌が冬眠から覚め早速産卵しました(2K/05/20)。ホトトギスが飛来し初鳴き(木更津:2K/05/17;谷の下:2K/05/20)を聞きました。また、トウキョウサンショウオの幼生に髪の毛のような細い後脚が出ていました(2K/05/20)し、ゲンジボタルもすでに羽化しました(2K/05/27)。一方、植物ではウツギ、イボタノキ、ガマズミ、ノイバラ(2K/05/20)、続いてエゴノキ(2K/05/23)が開花しました。また、ナガバノモミジイチゴとクワが熟し、クサイチゴと共に谷津田への行き帰りの楽しい道草の的になっています。谷津田の斜面林では漸くマダケの竹の子が顔を出し始め、コムギの穂が日毎に色づく様と合わせて次の節気(芒種)を予感させるこの頃です。(2K/05/28)
暦の上では夏に入り、初夏の到来を告げるヒガシカワトンボの羽化やシランの開花(2K/05/05)がありました。さらにアオスジアゲハが羽化しジャコウアゲハとミツバウツギの花へ吸蜜に来ているのが認められました(2K/05/10)。4月26日以来降らなかった関東地方の雨がが5月12日夜から13日にかけて降り、水不足の田畑にとっては大歓迎でした。この降雨が引き金になったのか、谷の下の谷津田で漸くシュレーゲルアオガエルの雌個体やイモリの活動が活発化しました(2K/05/13)。キアゲハ、ヒメアカタテハ、ヤマキマダラヒカゲ、コミスジなど蝶の種類が日増しに増えてきました。また、スダジイやアラカシが開花し始めました(2K/05/13)。(2K/05/16)
小櫃川はその下流部で木更津市と隣の袖ヶ浦市を分けるようにして流れ、広い水田を支えています。4月12日頃から小櫃川沿いのJR久留里線の木更津ー横田間で田植えが見られ、次第に周辺に広がり、丘陵部の真里谷や波岡地区でも4月30日には殆どの水田で田植えが済みました。春の降水量がやや少なかったのか、我が家の田圃がある周辺の谷津田では水を分け合って田植えが行われていました。この間真里谷の谷津田では、トウキョウサンショウオは孵化して幼生が泳ぎ出し、オツネントンボの体色は全身茶系の色から腹部側面に青色の縞が入り(2K/04/18)、シュレーゲルアオガエルの産卵(2K/04/25)、ジャコウアゲハの出現(2K/04/29)、続いてヤマサナエ、シオカラトンボ、オオアオイトトンボを見ました(2K/04/30)。4月2日以来、この谷津田の上空を飛んでいるワシ・タカの仲間は南から渡ってきたサシバかも知れません。また、ウワミズザクラ、ヤマフジ、コバノガマズミが開花(2K/04/29)したので初夏も間近いようです。(2K/05/01)
3月26日小櫃川の上流の七里川河岸でマメザクラが咲いているのを見たのを皮切りに、3月31日には木更津市霊園でソメイヨシノがまた周辺の雑木林でもマメザクラが咲き出しました。今年は3月の気温がやや低めに推移した後4月に入って急に気温が上昇した性かアンズやモモもサクラとほぼ同時期に開花しています。昨日(2K/04/08)、ツバメの飛来をJR木更津駅前で、モンシロチョウとルリタテハ、シマヘビとニホンアカガエルを真里谷の谷津田で初見しました。また、この谷津田の周辺でしばしば見ていたアオジとカシラダカの混群が渡りで移動したのか姿を見ませんでした。なお、市野乃ではアズマヒキガエルの蛙合戦が始まっているそうですし、外房の鴨川ではもう田植え(2K/04/06)さえ行われた様です。(2K/04/09)
あちこちの庭のハクモクレンやヒカンザクラが咲きだし、ずいぶん春らしくなって来ました。先週土曜(2K/03/18)、真里谷の谷津田の溝でトウキョウサンショウオの卵塊が産み落とされていました。また、田圃の水たまりではニホンアカガエルが卵から孵っていましたし、テングチョウが舞っていました。我が家の裏庭ではバイモに続いてアマナ、キツネノカミソリ、ツルボ、イチリンソウ、ヤマトリカブトなど次々と地面から新しい根出葉や芽が伸び出してきます。谷津田の水理や畦道の補修に外で働く人の数が次第に増えています。しかし、働いている人達の多くは老人で、10数年先にはこんな光景も見られなくなり、その先の中山間地小規模農業の崩壊が危惧されます。(2K/03/21)
今朝、木更津では霜が降りていました。しかし流石にこの季節になるとやや内陸へ入った木更津市真里谷でも、氷柱が下がっている崖の清水は見あたりません。朝日が谷津田の谷へ射し込むと地表から水蒸気が湯気のように立ち上っていました。今朝はまたウグイスの初鳴きを耳にしました。中には未だ不十分な鳴き方しかできない個体もいるのですが、これから日毎に上手になるのでしょう。また根生葉をロゼット状に広げた中心に、キツネノボタンが黄色い小さな花を着けていました。幸い私共は花粉症の症状に見舞われた事が無いので安心ですが、周辺の斜面林のスギは花粉散布を始めている様です。(2K/03/07)
次の節気「啓蟄」は、冬ごもりをしていた虫達が暖かくなってうごめき出す季節だと言う意味だそうですが、木更津では今日も小雪が舞い結構寒い日が続いています。折角顔を出した庭のバイモが先週末の寒さで花芽が萎れてしまいました。また、真里谷の谷津田の斜面林に生えているシランの芽も一部萎れました。この地はシランの北限に近く、こんな春先の僅かな気温変動が、次世代を残すか残さないかの大事を決める要因になるのでしょう! 田圃に貯まっている水は殆ど一日中凍っていますが、小川の流れは凍りません。その性か、小川に面した土手を修理していたら、古い杭の裏にニホンアカガエルやシュレーゲルアオガエルが数匹寄り添って隠れていて、出番を待つダッグアウトの野球選手のようでした。(2K/02/26)
暦の上では春でも関東の平野部ではこの時季最も気温が低くなり、小雪が舞うことがあります(2K/02/08)。それで、この時季を別名「光の春」と言うのだと、TVのお天気解説者が話していました。東京では冬至に比べると日長が1時間以上も伸びているそうです。私は、2月の北陸の2000メートル級の快晴の雪山で、太陽を背に日向ぼっこが出来た事を記憶しています。これなども2月は「光の春」にふさわしい太陽高度になっている事の徴ではないかと考えます。裏庭のバイモが花茎を伸ばし(2K/02/09)、真里谷の谷津田ではニホンアカガエルが産卵し(2K/02/12)、生き物たちの活動が活発化して来ました。(2K/02/13)
今月中旬からしばしば寒気団が南下して厳冬期らしくなりました。東京の都心では1月12日に初雪があり木更津でも期待したのですが、この日は降らず今日(2K/01/25)午前中、ようやく小雪が舞い初雪になりました。寒いとは言え、陽だまりでフキノトウが出ていたと言って、知人が小さな蕾を一個届けてくれました。晩のみそ汁に刻んで入れるとセリとは違う、強いて言えば”春一番”の香りがしました。次の節気からはもう春です。(2K/01/25)
先日(2K/01/08)、真里谷の地蔵堂を過ぎた辺りで、ようやく咲き出したウメの花を見ました。タクシーの運転手Kさんの話では、このウメの樹はこの辺りで最も早く咲き出すそうです。一方、春の七草の一つに数えられているホトケノザ(キク科)では無い方のホトケノザ(シソ科)が、暖冬の性かあちこちで閉鎖花ではなく正常花を着けています。また、ツグミが採餌場所を平場の耕作地へ移したようです。例年より1ヶ月ほど早いように思います。さらに、先週関東地方では日中の最高気温が5月上旬並にまで上昇した日もあり、今年も年頭から異常な気象が続いているようです。(2K/01/10)