節 気 情 報2002

12月22日は「冬至(とうじ)」でした。(前年)

今年は12月も雨が多く、なかなか谷津田の刈取り後の後始末が終了しませんでしたが、下旬に入ってようやく冬晴れが続き、斜面林の下がり、草燃し、冬場に使う薪あつめなど、どうにか年内に終えました(02/12/27)。
記録的に早い初雪があった性か、斜面林の生き物の姿が急に見られなくなり、僅かに、咲き残りのリュウノギク(02/12/26)と斜面林の陽だまりで越冬しているキチョウとキタテハ(02/12/27)を見、ヤマアカガエルの鳴き声(02/12/26)を聞いただけで、秋に賑わいを見せていた斜面林の林縁は淋しいかぎりです。春一番に咲くウグイスカグラの花芽は未だ堅く、やや大きくなったアセビの花蕾も咲き出すまでには、まだまだ時間が掛かりそうな大きさです。あちこちの谷津に餌が少なくなったのか、イノブタが大挙して餌捜しをしているらしく、我家の田圃はもとより、下流の今まで荒らしに来なかったMさんのハスが植えてある田圃や畔まで余すところ無く掘り返してありました(02/12/26)。イノブタに荒らされた一畝(約25メートル)の黒ダイズの、荒らされた場所の収量(0.5 Kg)と荒らされなかった場所の収量(2 Kg)から判断して、イノブタの食害は一晩で75パーセント強に及ぶ様です。一枚の畑で僅か一握りの黒ダイズしか収穫できなかったと嘆いていらっしゃる農家も在ります。対策として南房総では、太陽電池を設置して電柵を張り巡らす方法と魚網を張り巡らす方法が取られていますが、前者は電線からのリークが生ずるので、維持管理だけでも結構大変ですし、効果も薄い様です。後者は、谷津が凍りつき始めると、イノブタの脚に絡み付くように工夫されてある地面に敷いた魚網は凍り付いて役をなしません。また、彼らも学習するらしく、魚網を鼻で押して束ねたような形にして縦網の下部に畳み込み、然る後にその下の地面を掘ったり、支柱を押し倒したりして囲いの内側へ侵入しています。何か妙手は無い物でしょうか ?
ここ谷の下の谷津ではイノブタの被害が増え、また小動物が少なくなった性か、ノスリの採餌する姿を見掛けなくなって、何となく谷津全体が淋しい年の暮れになりました。今晩から房総沖を東進する低気圧へ北の寒気が流れ込んで、関東平野部でも新雪に覆われた新春の朝明けになりそうだと、天気予報で報じています。 (02/12/31)

12月7日は「大雪(たいせつ)」でした。(前年)

11月の平均気温が各地の観測地点で最低記録を更新したり、山岳地帯では史上一、二を競うような初雪を記録する寒さだった様です。12月に入ってもこの傾向が続き、木更津でも12月9日早朝、10センチ前後の積雪になりました。我家はやや高台に位置するせいか12センチ強に達しました。敗戦直後の昭和22,3年頃だったと思いますが、実家のある富山で12月5日にスキーが出来るほどの積雪が在り、そのまま根雪になった事が在りました。また、昭和26年11月23日頃だったと思いますが、一晩に30センチほどの積雪が在り、植林されたスギが重い雪で多数折れました。関東と北陸の違いがあるにしても、私の60有余年の人生経験では、これは稀に早い初雪です。
11月の低い気温は様々な農作業の遅延を引き起こし、ミソマメ(黄色のダイズ)の処理を終えましたが(02/12/14 )、丹波黒(黒色のダイズ)は莢を外さないままの状態で袋詰めして自宅へ持ち帰りました(02/12/15)。ミソマメの収量は10.5キロ、イノブタの被害が無ければ15キロになったであろうと思うと、残念無念。現在のイノブタ対策(魚網による囲い)の早期実施と新しい対策(地面が凍結し始めると、周辺に敷いてある魚網がイノブタの足に絡まないので効果が無い)を見出す必要に迫られています。(02/12/18)

11月22日は「小雪(しょうせつ)」でした。(前年)

ウリハダカエデやカマツカの葉が紅葉して、谷津田の斜面林は今年最後の華やかな装いになりました。先日、小櫃川上流の折木沢にあるIさんのフィールドを訪ねた際(02/11/27)にも、イロハモミジやウリハダカエデの紅葉した葉が、風に散らされて谷間へ舞い下りる様は、将に瞬間々々に自然が見せる一幅の絵画の連続でした。
11月中の千葉県の降水量は極めて少なく、その上例年に無く寒波の吹き出しが早い事も手伝って、播種したコムギがほとんど子葉を伸ばしません。それでも陽が当たる場所では発根しているので、このまま越冬して来春になって、子葉を伸ばしてくるのでしょう。こんな天気続きですからミソ豆の乾燥状態が悪く、脱穀機にかけても(02/11/30)ほとんど豆が弾けてきません。一旦、こう言う状態になると豆を選別するのに、この先のステップで結構手間が掛かります。幸い、サトイモはイノブタの被害を受ける事無く収穫しましたが(02/11/24)、畑に残して置いた黒豆をイノブタが魚網の囲いを飛び越えて荒らしてしまいました。猟友会の人たちが駆除をしに見回っているのだそうですが、なかなか被害が縮小しません。生態系の食物連鎖バランスが一旦崩れると、如何にヒトの生活にまで影響が及ぶかと言う、これも一例です。それも、一部の不心得なハンターが大物捕獲の興味から放したと言われています。言語道断と言う他ありません。(02/12/01)

11月7日は「立冬(りっとう)」でした。(前年)

立冬に入ってから朝の冷え込みが厳しく、谷津田のある市野々の谷の下では、農道に霜(02/11/03に初霜を見た)が降り陽が当たり始めた田圃から立ち昇る湯気が、初冬の朝の定番の風景になりました。私たちもたき火をして暖を取ってからでなければ、仕事を始める勇気がなかなか出ません。
斜面林へはアオジ(02/10/30)やツグミ(02/11/11)の冬鳥も到来して、林は冬の賑わいを呈しています。また、林縁を彩る最後の花、リンドウ(02/10/28)が満開になり、サワヒヨドリやゴマナと入れ替わりました。農事では、イネの脱穀(02/10/30)を終え、「けん通し」さらにこの日は、北風を利用して籾とゴミを選別するところまで一気に出来ました。引き続いて、アオマメの収穫(02/11/03)、ミソマメの収穫(02/11/11)、雑種イネの収穫終了、ソバの収穫、ムギの播種(02/11/16)と続き、今年の農作業も、サトイモの収穫などわずかな仕事だけになりました。畑作物の収穫で最近話題になるのは、サツマイモの不出来と豆類の豊作です。ダイコンやハクサイには、関東地方では秋の台風の影響が出ている様です。(02/11/19)

10月23日は「霜降(そうこう)」でした。(前年)

今週に入って日本上空の気圧配置が冬型になって、ようやく快晴の青空が戻りましたが、先週は雨降りが続きました。この為、我家はなかなか刈り取った赤米の脱穀ができずにおりましたが、ようやく済ませる事ができました(02/10/28)。自然界では雨降りが続くからと言って、悪い事ばかりでは無いようです。城山のキャンプ場内では、この雨続きでコナラのドングリが発根し始めていました(02/10/27)。昨日、今日あたりに、関東地方での木枯らし1号が吹くと予測されていますが、こんな北風で吹き落とされて積もる落葉が、発根したばかりのドングリを覆って根を保護すれば、こんな気候の年が何年か何十年に一度在るだけで、森林の自然更新にたずさわる十分量のドングリの幼樹が用意されるのではないかと思います。
谷の下の谷津田の斜面林ではヤマアカガエルの雌のお腹がかなり大きく膨らみ、また雄のコーリングと思われるギャコギャコ、コロコロと鳴く声が時々しています(02/10/19)。一方、林縁や谷津田の土手には、ヤクシソウ(02/10/19)、リュウノギク、リンドウ(02/10/28)が咲き出しました。これらの花が一年の最後に見せる谷津田の彩りとなります。(02/10/29)

10月8日は「寒露(かんろ)」でした。(前年)

戦後最大級と言われた台風21号の中心が、川崎付近を通過して関東各地にかなりな被害(高圧送電線用鉄塔の倒壊など)をもたらしたのですが(02/10/01)、谷の下では幸いさほどの被害も無く、せいぜい簡易小屋のシートがめくれた程度で、斜面林のヤマザクラの紅葉さえ残っていました。一方、谷の下の谷津田の上部に位置する城山のキャンプ場では、場内のスギ、コナラ、エノキ、センダンなど数本の大木の太い枝や幹の上部が裂けました。やはり、相当な強風が吹き荒れたのでしょう。台風の通過後、秋雨前線が本州南岸に停滞して、しばらくぐずついた天気でしたが、12日朝方から気温も下がり、野良仕事をしてもあまり汗をかかないですみます。また、赤米の稲刈りをした12、13日には、夏から秋にかけて常用していた蚊取り線香が不要でした。
谷の下ではこの北よりの風に乗って来たのか、ノスリらしい四羽のワシ・タカの仲間が秋晴れの上空で旋回する姿を見、また斜面林ではウグイスが地鳴き(笹鳴き)を始め、モズが縄張り宣言の甲高い声を張り上げ始めました(02/10/12)。それでも正午近く気温が20度Cを超える頃から、ツクツクホウシが時折、鳴いていました。斜面林の林縁の草地では、ホトトギス、コシオガマの開花(02/10/05)に続いて、トネアザミ、イナカギク、ゴマナ、ヒヨドリバナ、サラシナショウマ、アケボノソウ、シャクなどが開花しました(02/10/12)。また、先日(02/10/09)地域の公民館主催の自然観察会で訪れた木更津市矢那の、谷津田の斜面林の林縁の草地に、ワレモコウ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ヤクシソウなどに混じって、マツムシソウとオカオグルマが咲き出していました。この2種は、千葉県レッドデータブック(植物編)によると、前種はBランク(重要保護生物)、後者はCランク(要保護生物)だそうですが、谷津田の斜面林の林縁の定期的な草刈りをきちんとやらないと、すぐ絶えてしまうでしょうし、また木更津周辺で見る限りでは個体数も少ないので、むしろBランク以上に相当するかも知れません。なお、この近くにはかってムヨウランの群落が在ったのですが、シイタケの原木に用いる為にでしょうか、数年前、雑木林が切り払われた折り、ムヨウランも消滅しました。この一帯は谷津田、堰、雑木林と、いわゆる南房総の典型的な「里山」の様相を未だに止めている場所だけに、雑木林の放置、谷津田の耕作放棄や地域開発で「里山」の生物相が貧弱になるのは、淋しい限りです。(02/10/14)

9月23日は「秋分(しゅうぶん)」でした。(前年)

朝晩の気温がすっかり低くなった性か、波岡小学校の教育の森で出会ったシマヘビは切り倒したタケの山に蹲り、アズマヒキガエルは柔らかい土の中へ潜り込んで行きました(02/09/21)。赤米の刈り取りには少し早いのですが、今年調査中の雑種イネの開花は1個体を残しすべて終わりました(02/09/22)。これからの谷津田での農作業は、土手の草刈りや堆肥作りが主体になります。
斜面林の林床では、ツリフネソウ、キバナノアキギリ、アキノキリンソウ、ヤマホトトギス、バアソブ、ウドが開花しています(02/09/22)。そう言えば、先日訪れた白山山麓の市ノ瀬では、ドロノキが綿のような冠毛の種子を風に乗せていましたし、周辺の斜面林ではトチノキやクリの実が落ちており、また、朽ちたスギの根株にはスギヒラタケが出始めていて、平地より一足早い晩秋の風情をていしていました(02/09/13)。亜高山帯のキノコの様子を見て刺激され、先日来、木更津周辺の里山のキノコ狩りに行き(02/09/19&26)、タマゴタケなど沢山の食菌が採れました。サシバが2羽、東南アジアへ越冬に向かう前に、私共に挨拶に来たかのように、ピーヨ、ピーヨと鳴きながら上空を旋回して飛び去り、この日はマムシも見ましたが丸まると太って、目下冬眠前の腹ごしらえ中と言う感じでした(02/09/22)。谷の下では夏の名残はついにアブラゼミだけになりました。(02/09/28)

9月8日は「白露(はくろ)」でした。(前年)

降水量が1時間50ミリ級の集中豪雨になると、谷の下の谷津の水流が一変する様を経験しました(02/09/07)。この日は朝方、霧雨だったので、いつもの時間より遅く自宅を出発し、午前中に雑種イネのラベル付けだけを済ませました。昼食を摂る頃から次第に雨足が強くなり、我家の谷津田の主排水溝と副排水溝から怒涛のように排水されているのに、瞬く間に田圃は満水になってしまいました。下の爺さんの田圃へは、上の方から畔を乗り越えて水が流れ出てきており、湖のごとく満水したそれぞれの田圃が連なって、谷津全体が濁流と化してしまったのには、仰天しました。我家の谷津へ来る農道は冠水し、一時通行不能になりました。Sさんによると、こんな凄い降雨は昭和45年の市野々地区の大水害以来の出来事だとの事、私共の身を案じてご夫婦で迎えに来てくださり、幸い、午後4時少し前には小降りになって、冠水した農道の水も引いたので、早めに仕事を切り上げて帰路に就きました。ただ、残念な事に、この濁流が谷津を支配している様子を写真に収めておくのを、すっかり忘れてしまっていました。それ程、ヒノキ林から小屋へ流れ込む水の排水、畔や溝や排水溝の応急処置に忙殺されていたのです。
田圃ではコナギ、イボクサが(02/09/07)、斜面林ではヤマホトトギスが開花しました。また、ヤマザクラがほとんど紅葉し(02/09/17)、秋の深まりを感じます。それでも未だ、ミンミンゼミもツクツクホウシも鳴いています(02/09/07)。(02/09/28)

8月23日は「処暑(しょしょ)」でした。(前年)

台風13号の稲作への被害は微々たるものだったようですが、8月下旬に、短時間では在るが局地的に降った激しい雨が、やはりコシヒカリやフサオトメ(千葉県奨励品種)を倒伏させ、コンバインでの刈り取りが大変だったそうです。我が家が耕作している真里谷谷ノ下の谷津田でも、24−25日早朝(02/08/24,25)にかけて降った雨で田圃は満水になり、開花し始めた雑種イネやばらみ状態の赤米には、むしろ好都合でした。その後晴天が続いたので刈り取りは順調に進んだようで、JR久留里線の木更津・馬来田間では8月末までに、ほとんど全ての田圃で稲刈りが終わってしまいました。
谷津田の斜面林の林床や林縁では、オミナエシ、ヤマホトトギス、ヌスビトハギ(02/08/25)、ヒヨドリバナ、オトコエシ、ナンバンギセル、アカバナ(02/08/31)が開花しています。また、平野部の田圃の土手ではキツネノカミソリ(02/08/26)が終わって、ツルボが開花し始めました(02/09/05)。野鳥では、ウグイスのさえずりはもう聞こえません。丁度この時期、つまりサシバが去ってノスリがやって来るまでの期間、生態系の頂点に座るワシ・タカ類は、どうやらハヤブサのようで、晴れた青空を舞っています(02/08/31)。厄介な来訪者はイノブタ(イノシシ?)で、ついに谷ノ下の谷津でも出没するようになりました。実害は今のところ微々たる物ですが、田圃をヌタ場にして、イネを倒してしまいました(02/08/31)。今年も手抜きしないで、防獣ネットを張り巡らすなどの対策の必要がありそうです。(02/09/06)

8月8日は「立秋(りっしゅう)」でした。(前年)

JR久留里線横田駅付近の水田で、今年はは8月10日頃から始まった早稲の刈り取りが、日毎に広がっています。この刈り取りをしているコンバインの後ろを、コサギと混群を成してアマサギがついて歩く様子は、アフリカのサバンナではカバなどの大型草食獣に、また熱帯アジアの水田ではスイギュウの後ろをついて歩きながら採餌する様に似ていて、愉快な風景です。たわわに実った早稲が、八丈島近海へ進んできた台風13号の影響を受けなければ良いのですが、風の害が少なくても降雨量が多ければ、倒伏してコンバインで刈り取るのに手間が掛かりそうです。また、今年は「コシヒカリ」の腰(かん)が弱いようです。
谷ノ下の谷津田では夏鳥のホトトギス(02/08/05)とサシバ(02/08/10)の鳴き声は、それぞれの日を最後に、もう聞こえません。すでに、南へ旅立ったのでしょう。ウグイスは、地鳴きをする(02/08/17)個体に混じって、未だに囀っている個体もいます。斜面林の林縁のオミナエシ、オトコエシ、ヒヨドリバナは蕾が大きくなって開花直前です。高地ではススキが穂を出したそうですし、我が家の雑種稲(F3)の系統でも、花序がばらみ状態になったものも出てきました(02/08/17)。ようやく酷暑のシーズンが去り、キノコなどの収穫シーズンの始まりです。(02/08/18)

7月23日は「大暑(たいしょ)」でした。(前年)

今年は7月20日に関東地方は梅雨明けとなりました。盛夏に為ると、谷津田の畔や斜面林の林縁の草刈りと畑の草取りに追われます。暑くなったとたん、田圃のコナギが成長し出して、今夏は二番草を終えたのが7月31日になってしまいました。この頃になると草が生えている田圃の水面下と生えていない水面下では、水の温度は水道水と入浴適温のお風呂の温度ほどの違いが感じられます。栽培イネの起源は、熱帯原産の野生イネを栽培化したものと理解されていますから、熱帯のような高温の水環境が生育に適しているのでしょう。さらに、田圃の土壌細菌のフローラも、高温の水環境で形成されるもののほうが、イネの根系には都合よく作用するかも知れません。二番草が終わる間もなく、植え付けを終えて(02/07/15)間も無いダイズの畝の草取りと土寄せが待っていました(02/08/03,04&05)。残るはサトイモの畝の草取りですが、連日の猛暑にいささかバテ気味です。と言っても、次の節気は立秋ですから、怠けてはいられません。
斜面林では、ヤマユリ(02/07/17)、シラタマソウ(02/07/27)、キンミズヒキ(02/07/31)、カワラナデシコ(02/08/03)と進み、セミ類は目下ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシ、ミンミンゼミ、ヒグラシが鳴いています(02/08/04)。今夏も木更津でクマゼミの鳴き声を聞きました(02/08/01,波岡小学校の教育の森)。ギンヤンマを谷の下の谷津田では始めて見ました(02/07/17)。(02/08/06)

7月7日は「小暑(しょうしょ)」でした。(前年)

大型台風6・7号が、近年上陸の無かった房総半島の富津へ続けて上陸しました。幸い上陸地に近い木更津では被害が少ないようです。しかし、JR久留里線の横田駅近くの水田では、早稲の出穂が始まっており(02/07/13)、やがて収量に減収となって跳ね返ると思われます。我が家の谷津田での農事は、ダイズの定植が終わり(02/07/15)二番草を取り始めて(02/07/13)います。
関東地方でもろそろ梅雨明け間近で、谷津田の斜面林ではニイニイゼミ(02/07/08)、ヒグラシ(02/07/12;市内八幡台では02/07/04初鳴)が鳴き出し、ウスバキトンボの群舞が見られ(02/07/08)、また(アキ?)アカネ、(オニ?)ヤンマ(02/07/12)が出現しました。植物では、斜面林の林縁でクサアジサイ、ムラサキニガナ(02/07/03)、ダイコンソウ、アキノタムラソウ(02/07/12)が、土手ではトネアザミ(02/07/12)やオトギリソウ(02/07/15)が開花し出しています。いよいよ夏本番になります。(02/07/16)

6月21日は「夏至(げし)」でした。(前年)

6月11日、気象庁は関東地方に梅雨入り宣言をしました。今年はどうやら典型的な梅雨型の天気のようで、以来、雨天の日が例年より多いようです。しかし、雨量は目下のところ平年をを下回っているとか。でも、梅雨明け頃に集中豪雨があるかも知れませんから、これからも要注意でしょう。この梅雨空のため、我が家では谷津田の水の心配をする事もなく、イネは順調に成育しています。
斜面林の林縁では、ヤマアジサイ、オオバギボウシ(02/06/14)、オカトラノオ(02/06/23)、チダケシサシ(02/06/29)が開花し、また土手や水路の脇にはモジズリ(02/06/09)、ウツボグサ、コマツナギ(02/06/19)が咲いています。トンボ類では、ノシメトンボ(02/06/14)が、続いてショウジョウトンボ、ハグロトンボ(アオハダトンボ?)(02/06/19)、ウスバキトンボ(?)(02/06/23)が出現しましたが、未だヒガシカワトンボや(ヤマ?)サナエも飛んでいます(02/06/29)。チョウ類では、ヒョウモンの仲間(02/06/14)、ミドリシジミ(02/06/29)が飛び始めました。我が家の農事は今が一番忙しい時期で、ムギの刈り取り(02/06/19)、田圃の一番草(02/06/23)、ダイズの定植前の畝作り(02/06/23&29)と続き、この間に田圃周辺の草刈り(02/06/14,19,23&29)やキャンプ場の雑木林の整備にも行って(02/06/15&23)、少々バテ気味です。(02/06/30)

6月6日は「芒種(ぼうしゅ)」でした。(前年)

昨年同様、雨量が少ないので真里谷の谷津田でも渇水状態が続き、ついにあちこちで揚水用の発動機が一日中谷間にこだましています。しかし、幸いな事に我が家の田圃は水不足に至っていません。なぜ、昨年とこれほどにまで違うのだろうかと、様々な可能性を探っているうちに、一つ思い当たる出来事がありました。それは、冬場に谷津田に面したヒノキ林の除伐が行われた事です。このヒノキ林の持ち主Tさんから径15センチほどのものを立ち木で10本買ったところ、息子さんと二人で4−5日かけて、雑木をすっかり除伐されたのです。この雑木が吸い上げていた水分量に相当するものが沁み水となって、我が家の谷津田へ供給されているのではないかと思います。しばしば「里山は緑のダムだ」とも語られてますが、それは里山をきちんと管理して始めて成り立つ水理・生態系の、これは一つの傍証ではないかと思います。
JR久留里線の横田駅付近の水田へアマサギが飛来し(02/06/01)、谷津田の斜面林ではシモツケ(02/05/29)やクリ(02/06/01)が、田圃の土手ではホタルブクロ、アカショウマ、アゼムシロが開花しました(02/06/08)。斜面林のマダケの筍が出始め(02/06/09)、成長が遅れていたコムギの穂も朝と夕方とでは見違えるほど黄金色を増していて、やはり、「芒種」なのだと痛感します。我が家の谷津田も晴天と必要量の沁み水のお陰で、田植えに漕ぎつき(02/06/09)、今日はほっと一息いれて、先月22日以来ダウンしていたパソコンのインター・イントラネット回線の修復に一日費やす事ができました(ホームページの書き換えが遅れましたm(--)m)。(02/06/10)

5月21日は「小満(しょうまん)」でした。(前年)

8月中旬に予定されているツリークライミング(Treecliming)の場所、木更津市真里谷キャンプ場へ、北斜面のマダケの除伐に行ったところ、ホトトギスの初鳴きを聞きました(02/05/19)。また、自宅(木更津市八幡台)でも22日の明け方聞きました。かっては、「卯の花(ウツギ)の匂う垣根に...」で始まる小学校唱歌の歌詞の中で、”ウツギの開花”、”ホトトギスの飛来”、”田植え”が同時季の出来事である事を示していたのですが、今では田植えは4月中旬から5月上旬に行われるのが普通になりました。私たちは、古代米を少しばかり真里谷の谷津田で栽培していて、供出される栽培品種への花粉分散を避ける為に、この時期は昔さながらの、”粗起こし”、”小切り”、”粗くり”、”代かき”などの農繁期です。初夏の風物詩ゲンジボタルの出現もこの時期で、今年も木更津市中烏田の高速道路脇の谷津田で30頭ばかりが、午後8時少し前、同調発光を行っているシーンを観察しました(02/05/23)。変わったところでは、今年もモートンイトトンボが谷津田に現れました(02/05/29)。うれしい事に、数が少し増えているように見えます。(02/06/10)

5月6日は「立夏(りっか)」でした。(前年)

ゴールデン・ウイークの連休明けから雨の日が多いので、「もう梅雨入りしたのではないか」と気象庁お天気相談所へ尋ねてくる電話が例年に無く多いそうです。我が家としては、昨年は水不足でなかなか谷津田の田植えが出来なかった事を思うと、これは実に有り難い現象です。ただ、晴天の日が少ないと稲の苗の成長がはかばかしくなく(02/04/28種籾水侵、02/05/03播種)、草丈はただいま3センチばかりで、6月上旬に予定している田植えは少し後のほうへずれそうです。ところでこの雨(02/05/07)、かなり酸性(pH = 4.8)に傾いていました(沁み水ではpH = 6.0)。ただ、ペーハー試験紙による簡易的な観察結果ですから、個人のバイアスによる読み取り誤差などが入り込んでいると思います。
季節は巡って谷の下の谷津田では、ヒガシカワトンボ、サナエトンボの仲間、アオスジアゲハ、ジャコウアゲハが飛び交い、斜面林のスダジイが開花し、ウグイスはもとよりメジロ、ホオジロ、ヤマガラが囀り、シュレーゲルアオガエルのコールが聞こえ(02/05/05)、実に賑々しい限りです。それにしても、例年ならば粗起こしした田圃のあちこちに見られるシュレーゲルアオガエルの卵塊が、今年はまだ1個も見つかりません(02/05/11)。畦回りの小切りをしていると、お腹の膨らんだアカハライモリ(2センチほどに育った幼生もいた)やツチガエルがいるのを見て(02/05/11)、彼らの種族保存をも願わずにはいられません。(02/05/20)

4月20日は「穀雨(こくう)」でした。(前年)

気にかけていた酸性雨の新聞記事が朝日新聞(02/04/20)夕刊に、三宅島の雄山の火山活動との関連で載っていました。横浜市環境科学研究所によると、関東甲信地方が梅雨入りした昨年6月5日、同市内で雨の降り始めにpH=2.98を記録したそうです。南風が吹いた時に三宅島からもたらされる二酸化イオウ濃度が高まり、酸性雨になると分析しています。なお「pHが3未満になると、人体被害が出ることがあり、雨にあたらないよう注意が必要」とのコメントを出しています。私どもが関心を抱いている谷津田の、止水や緩やかな流れで産卵と初期発生が行われるカエルの仲間などの、最近の急激な個体数の減少と酸性雨が関連するのかどうか、勿論定かではありませんが、やはり注視して行く必要があると思います。また、谷津田の斜面林などのいわゆる里山が手入れされなくなった事と、里山の土壌が十分な緩衝能を発揮できない事と関連するかどうかも、精査する必要があると思います。
谷の下の斜面林では、マルバアオダモ、ヤマツツジ、ミズキ、コバノガマズミ、ミツバウツギ、ヤマフジが開花(02/04/19)、更にカジノキ(02/04/20)、コゴメウツギ、アカマツの雄花序(02/04/27)、ハコネウツギ、ノイバラ、イボタノキ、(02/05/02)と続き、トンボやチョウの仲間では、シオカラトンボ(雌)、ジャコウアゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キチョウ、モンシロチョウ(?)(02/04/19)、ヤマサナエ(?)シオカラトンボ(雄)(02/04/27)、ヒガシカワトンボ、キアゲハ(02/05/02)が出てきました。我が家でもようやく畦回りの粗起こしを始めました。(02/05/05)

4月5日は「清明(せいめい)」でした。(前年)

今年は、春の進み方が例年に無く速い年です。山菜のコゴミ(クサソテツ)やワラビの成長も今年は早く、早すぎるのではないかと危惧しながら訪れた(02/04/01)毎年行く場所でも、丁度良い具合に伸びていましたし、久しぶりに訪れた市野々の谷津田の斜面林では(02/04/03)、コナラの若葉の展開とヤマザクラの開花が見られ、里山の一年で最も美しい時期でした。斜面林では他にも、ユモトマムシグサ、キツネノボタン、ホタルカズラなど(02/04/03)に続いて、シラン、ニリンソウ、ナガバノモミジイチゴ(02/04/05)が咲き出しました。チョウの仲間も、キチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ルリタテハ(02/04/03)に続き、アカタテハ(02/04/05)も舞出てきました。しかし、谷津田の止水や緩やかな流れに産卵するカエルの仲間やトウキョウサンショウウオ(4月上旬、市野々の谷津で卵塊が見られたと言う)の活動が例年に無く鈍いように見えます。また、この事と関連が有りそうな観察事項として、キャンプ場へ通ずる道路脇の側溝を春先に掃除する際に、落ち葉に包れて大量のミミズがいるのが普通なのに、この2,3年全く見ないと、Sさんがおっしゃいます。酸性雨が関連しているのかも知れません。大変気になる現象です。(02/04/17)

3月21日は「春分(しゅんぶん)」でした。(前年)

今年の桜前線の北上状況は例年になく早い時期に本州を通過しています(02/03/29現在、宮城県仙台市−内陸では群馬県高崎市あたり?−富山県魚津市の線です)。こんな結果になって、お花見を予想した催し物は、軒並みに取り消しなどの番狂わせが起こっているようです。ここ木更津でも、旧市街地を見下ろす太田山での桜の見頃と同時期に、市の発掘文化財の「金鈴」を記念した「金鈴まつり」として四月上旬に執り行われるのが普通ですが、今年は夜間照明などが取り付けられる頃には、葉桜になりそうです。昨日は(02/03/28)、近くの公園の植え込みのサトザクラが咲き出していました。この異変はサクラばかりでは無いようで、東南アジアから渡ってくるサシバが、市野々の谷津田へもうやって来ました(02/03/16)し、家の前の畑のコムギが出穂しました(02/03/28)。(02/03/29)

3月6日は「啓蟄(けいちつ)」でした。(前年)

3月に入って比較的暖かい日が続いている性か、あちこちの庭先でミツバツツジやハクモクレンが咲いています。JR木更津駅前の街路樹のケヤキの花序が肉眼ではっきり見分けられるようになった(02/02/28)、と思うまもなく開花しました(02/03/11)。我が家の庭先でも、ノカンゾウやイチリンソウの葉が展開してきました。また道端では、1月の七草の頃、あれほど見つからなかったナズナが至る所で開花しています。その傍らには、タネツケバナやホトケノザ(正常花)、スズメノカタビラ、そしてオオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、セイヨウタンポポやオランダミミナグサなどのいわゆる外来雑草も旺盛に繁茂し始めました。恐らく近所の雑木林ではマメザクラの仲間が開花し始めていると思うのですが、流行遅れの風邪を引いてしまって確かめに行っていません。近所のソメイヨシノの蕾が随分大きくなりましたので、これから暫くはサクラの仲間が野や山を彩るでしょう。(02/03/12)

2月19日は「雨水(うすい)」でした。(前年)

遅咲きのウメがそこここで咲いて、バスや電車の車窓から眺める風景が日増しに春めいています。今朝(02/02/26)、アンズが近くのバス停前の家の庭で咲き出していましたし、また先日(02/02/23)訪れた瀬戸市定光寺の国有林ではアセビが終わり、宿舎の中庭ではモモの蕾がずいぶん大きくなっていました。新幹線で通過した熱海駅付近でちらりと見えたピンク色は、ヒカンザクラだったのではないかと思います。これからは春の野山を彩るサクラの仲間が咲き出します。ここ木更津周辺では最初に、野生種のマメザクラの仲間が雑木林の中でひそっと咲き、栽培種のヒガンザクラの系統が、古い農家の庭先などで咲き出す頃には、栽培種のソメイヨシノを基準にしたサクラの開花予想のいわゆる”サクラ前線”が、ラジオやテレビで報道され始めます。しばらく訪れなかった真里谷市野々の谷津田ではニホンアカガエルと思われる卵塊が水溜まりに産みつけられていました(02/02/20)。これからは谷津田の生き物の活動も顕著になります。(02/02/26)

2月4日は「立春(りっしゅん)」でした。(前年)

房総では、立春を過ぎてから積雪をみる年もすくなくはありません。暦の上での春は「光の春」と表現されるのも、ここ房総ではうなづけます。先日(02/02/10)、東京都の水元公園で行われた”森林”をテーマにした催しに参加した日は、小雪が舞い、夕方西の空に幻日と彩雲を見ました。春一番などの南風が吹くまでのこの時節は、北からの寒気が南下すると、しばしば彩雲を見ることができます。これなども、「光の春」が見せる一面ではないでしょうか。永年、我が家に春の訪れをいち早く伝えてくれていたバイモは、昨秋の移植の痛手からまだ立ち直れないのか、今春はいまだに花茎を伸ばしてきません。先週末(02/02/16)、久しぶりに訪れた、真里谷谷の下の谷津田には、暮れから一休みしていたタネツケバナが開花を再スタートし始め、また驚いたことには、隣の泉谷津の谷から移植したヤマルリソウが、南面する斜面林の陽だまりで満開になっていました。(02/02/18)

1月20日は「大寒(だいかん)」でした。(前年)

谷の下の谷津田や畑では、この時季表土が10センチほどすっかり凍りつきます。それでも冬至の頃に比べれば、陽が射す範囲が広がり日射しも強くなって、畑のコムギが少し伸び始めたようです。また、南向きの斜面林の林縁に生えているウグイスカグラの花芽がずいぶん膨らんでいます。この時季に暖かい日が続くと、斜面のシランの花芽が動き始める年もあり、花芽がこんな状態の時寒波が襲うと、花芽を包む茎葉の先端が壊死して花芽もやがて枯死し、開花・結実に至りません。一方、春に咲く花芽をすでに用意している植物でも、コブシなどは”ほう”と名付けられた短毛に覆われた構造物でくるまれているので、急激な気温の変動の影響を花芽に及ぼしません。畑作物でも、例えばジャガイモとサトイモでは、この時季への対応が大変違っています。ジャガイモは、秋に植え付けた物でも畝に畑の土を盛り上げておけば、この寒さを難なく乗り切りますが、サトイモは陽当たりの良い畑でなければ、畝に土を盛り上げて置いても寒さの影響を受け、やがて腐ってしまします。
シランは暖温帯に生育圏を持つ野生植物で、房総半島は生育圏のほぼ北限です。また、サトイモも暖帯系の栽培植物ですから、寒さで組織が壊死しやすいようです。一方、コブシは温帯上部に生育圏をもつ野生種であり、ジャガイモは南米アンデスにその起源ををもつと言われている栽培種で、いずれも低温に対処する術を持っているのでしょう。上の4種の例のように、暖温帯(南方)系の植物と寒温帯(北方)系の植物の冬の低温を乗り切るために備わっているメカニズムに明らかな違いがあるようです(夏の高温を乗り切るのに備わっているメカニズムにも違いはあります)。全ての植物の汎世界的分布に制約を与えるのは、このようなメカニズムでしょう。実際、しばしば汎世界的分布圏をもつ例として挙げられるセイヨウタンポポでも、熱帯では、ほんの一部に限られた高山の温帯圏にしか生育できません。気温などの環境要素が及ぼす生物種生育の制限と調和を自然界で観察する限り、それを司る内的メカニズムを、将来、人為的に完全に操作する事は至難の業のように思えます。この時季、谷津田のヒノキが生えている斜面林で飛び回るるルリビタキを、コルリに置き換えるかのような(たとえば遺伝子の)人為操作は必要なのでしょうか?(02/01/27)

1月5日は「小寒(しょうかん)」でした。(前年)

子供の頃、祖母が「暖かい年明けでも、寒の入りにはお印程度の雪が降るよ」とか、「やっぱり寒の入りだね、雪が降ったよ」と、言っていたのが耳に残っています。これは多雪地帯の富山の山間部の話ですが、今年はこんな言葉が太平洋側でもぴったりで、木更津でも夕方になって雨混じりの雪でした。翌日(02/01/06)は朝から快晴で、義父の生まれ育った長野県上田市の山あいでは「雪の翌日は甲羅干し」と、この地方の降雪があった翌日は快晴になる様を表す言葉が、これまたぴったりでした。この二日間の天気は、南下した寒気団から強い北西の風が吹き、東海地方と関東地方へは、北アルプスや南アルプスのすそを回り込むようにして吹き出したものと、太平洋沿岸を東進してきた低気圧に伴う前線とがぶつかって、太平洋側でも降雪になり、翌日は太平洋の東の海上へ低気圧が通り過ぎて、西高東低の冬型の気圧配置が太平洋側に快晴をもたらしたのだそうです。
七草粥(ななくさがゆ)にいれる野草をもとめ、知り合いの方々をお誘いして、近くへ初歩きに出ました(02/01/06)。年々、コオニタビラコ(ほとけのざ)とハハコグサ(ごぎょう)が見つけにくくなります。この2種は、山間の田圃の耕地雑草ですから、田圃が耕作放棄されたり、耕作されている田圃でも、初冬に耕耘機で耕す農法に変わって、生育圏を奪われているからでしょう。ハハコグサに近縁の外来種、アメリカホウコやタチホウコは、このような耕作法でもライフサイクルを完結できるらしく、かえって増えてきているように見えます。山では木の実が少ないのか、フユイチゴの赤い実は一個も残っていませんでした。今年は、市野々の谷津田へは9日が初回でした。昨年は寒中の寒さで土で覆ったサトイモが、凍みてすっかり腐ったので、今年は全て掘りあげる事にしました。ただ、この畝を土で覆うってサトイモを保存する方法は、陽の当たる場所に限られる様です。(02/01/11)

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