福富りえ子の写真
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安全性が確認されるまで解体工事を始めるなという要望拒否
バイエルアグロケム(株)の農薬工場跡地の水銀処理問題で八王子市が回答



 東京都八王子市にある日本バイエルアグロケム(株)(以下、NBA社)の農薬工場跡地での水銀処理は、周辺住民の健康被害の訴えも一切無視して、強行されてきました。
 「日本バイエル公害問題市民ネットワーク」は、敷地外の道路や、跡地に面しているマンションのベランダから環境庁や東京都のガイドラインを超える水銀が検出されたことを示し、住宅地での環境調査と、住民の健康被害調査を行うよう何度も求めましたが、NBA社も八王子市も一切無視して作業を続け、2000年の9月3日に全ての汚染土壌の処理が終わったとしています。
 今後、熱処理プラントの解体作業が始まりますが、ネットワークでは2000年8月27日に現地近くでシンポジウムを開催し、改めて健康被害調査を行うよう要望しています。また、2000年9月14日に八王子市と交渉し、今まで明らかにされなかったデータを公表すること、プラントの安全性をどのように確認したのか明らかにすること、解体工事に伴う安全性確保を確認するまで工事に入らないよう求めましたが、八王子市は一切、拒否しました。
 八王子市との交渉内容の全記録を掲載します。

街づくりマップは、こちらです。

Message
農薬工場跡地から有害物質が?
福富 りえ子

 八王子市並木町にある旧日本特殊農薬、現日本バイエルアグロケム株式会社では、1942年から50年間にわたり当地で農薬を製造してきました。1992年操業停止後、96年のボーリング調査で土壌が水銀で汚染されていることが判明しました。会社側の発表によりますと約60,000立法メートルの土が無機水銀に汚染されており、内34,900立方メートルが10ppm以下、2,500立方メートルが1,000ppmを越え、濃度の最高値は、5,200ppmだということです。水俣病を引き起こしたチッソ排水口近くの泥土の最高濃度が2,010ppmだったということで数値の大きさを感じてください。
 バイエルアグロケム社は荏原製作所や大林組と組み高濃度の水銀を土壌から気化し採取するプラントを建設しました。土壌を700度から900度に加熱し水銀を採取するプラントは約70億の建築費ということです。98年4月から汚染土壌の加熱処理が開始されました。
 プラントが稼働してから2ヶ月くらいで周辺住民に体調異変が起こり始めました。金属味、舌の痛み、目の痛み、頭痛、口内炎、吐き気、倦怠感、発熱、咳、息を吸うと気管が苦しい、手足のしびれ、ひどくなると胴体までのしびれ、爪の変形といった症状が出始めました。子どもの中には、手足の異常で倒れたり、本人が意識しないで顔や肩を動かすといった状況になりました。
 異変を感じた、めじろ台の田口操さんらが自費で毛髪の分析をアメリカの研究機関に依頼しました。毛髪から水銀、ヒ素、鉛が高濃度で検出され、神経気管に影響がでる量だというコメントが付いてきたそうです。また、北里大学病院アレルギー科化学物質外来で化学物質過敏症と診断されました。
 99年10月に近隣住民と反農薬東京グループが周辺7ヶ所の土や埃を採取して、千葉大学の中川教授に分析をお願いしました。工場近くの踏切そばからは、3.15ppmという水銀が検出され、工場隣のアパート前からは、2.33ppm、工場から道路を隔てたのマンションのベランダの埃からは、2.30ppmの水銀が検出されました。東京都の汚染土壌処理基準は2ppm、環境庁の含有量参考値というのが3ppmです。7ヶ所中3ヶ所が都の基準を越えていました。
 フォー・ザ・チルドレン、生活舎、人類生き残り研究会、ネットワーク農縁世話人会、反農薬東京グループ、やさい畑連名で、早急に工場の操業停止を日本バイエルアグロケム社、八王子市、環境庁に申し入れを行いました。
 農薬工場では有機水銀剤、有機りん系、カーバメート系、有機ヒ素系、硫黄系、銅系などの農薬を生産していたようです。ですからこの問題は水銀汚染の問題だけではありません。土壌を加熱処理する事によりどんな化学物質が飛散しているかもしれないのです。現に健康被害がでで、子どもたちが苦しんでいます。住民の要望に対する回答は即、操業を停止して調査をしようというものではなく、このまま続けて早く操業を終わらせてしまいたいというものです。人の命より優先するものがあるなんておかしな社会です。水俣公害は、もっと早く因果関係を明らかにしていれば、大勢の被害者を出さずに済んだといわれています。教訓がなぜ生かされないのでしょうか。知ってて企業の利益を優先するのでしょうか。12月11日(土)14:00から総合福祉センターで現状報告と勉強会があります。ご参加ください。(この勉強会は終了しました。)

1999年4月13日(火曜日)に,前八王子市議会議員,福富りえ子と中村敦夫さんを囲んで,福富りえ子を励ます会が開かれました。
こちらがその時の模様です。(まだ前半だけですが。)

福富りえ子の一問一答。
Q、好きな食べ物は何ですか。
A、納豆、ケーキ
Q、趣味は何ですか。
A、映画、博物館めぐり
Q、最近感動したことはなんですか。
A、八王子の某マンションから見た山の風景と夕焼け
Q、最近読んだ本でおもしろかった、ためになった本は何ですか。
A、「現代社会の理論」、「週間金曜日」
Q、体のために気をつけていることはありますか。
A、某所の湧き水を飲んでいる。有機栽培の野菜を食べるようにしている。
Q、大切にしているものはありますか。
A、すべてのいのち
Q、「やさい畑」について、説明してください。
A、地元の朝どれ野菜をその日のうちに宅配するシステムです。やさいの他にも、肉、牛乳、ヨーグルト、たまご、米、調味料、etc、、、たくさんあります。
Q、これから、どんなことがしたいですか。
A、アクセシブルな街、ヒューマンスケールの街を実現させたい。
Links
やさい畑


ぶうふうう牧場にて



八王子の農地(減農薬減化学肥料栽培)

Mails
福富りえ子に頂いた電子メールのご紹介。

Messages
2002年
透明の袋でゴミを捨てるようになって(2002年4月)
食品疑惑(2002年3月)
雪印食品の欺瞞について(2002年2月)
インターネットの民話(2002年1月)

2001年
新年を迎えるにあたり(2001年12月)
憲法9条が反古にされた日(2001年11月)
狂牛病(2001年10月)
トラスト運動の危機を乗り越えるとき(2001年9月)
お墓は本当に必要なの(2001年8月)
個人情報保護(2001年7月)
個人情報(2001年6月)
無駄な公共事業(2001年5月)
水源自立都市(2001年4月)
環境保全型農業の意義(2001年3月)
これでいいのか有機認定制度(2001年2月)
東京に雪が降った日(2001年1月)

2000年
新しい世紀を迎えて(2000年12月)
芦浜は残った。原発計画を撤回させた町、芦浜出荷組合を訪ねて(2000年9月)
雪印乳業の顛末(2000年8月)
日本バイエル公害問題その後 署名ありがとうございました。(2000年7月)
6月25日投票日の総選挙(2000年6月)
特殊農薬跡地問題(2000年5月)
コーデックス国際会議(2000年4月)

1999年
やさい通信最新号 (毎週更新)
2000年何が起こるの?何も起こらない事を願って! (99年11月)
これでいいのか、原子力政策。(99年9月)
遺伝子組み替え食品許していいの2(99年8月)
有機農産物にお墨付きが必要な訳を解明すると(99年7月)
盗聴法! 傍受法!(99年6月)
99年八王子市議会選挙を振り返って。(99年4月)
臓器移植 (99年3月)
住民投票と間接民主主義 (99年2月)
企業が農業に (99年1月)



1998年
1999年を迎えるにあたって (98年12月)
銀行のツケに60兆円の税金 (98年11月)
街は自分たちがつくるもの (99年10月)
車優先社会を見直せば (98年9月)
政治に参加するという事 (98年8月)
環境ホルモンが、人類生存を脅かしているようですが‥‥ (98年7月)
日米新安保ガイドラインと有事立法に抗議します。 (98年6月)
遺伝子組み換え作物って心配ないの? (98年5月)
オリンピックが、終わった後に‥得をしたのは……(98年4月)
子供の居場所(98年3月)
新年度の予算編成に向けて (98年2月)
1998年を迎えるにあたって(98年1月)

1997年
賞味期限の過ぎたものは、食べられないの? (97年12月)
大鹿村、アルプ・カーゼを訪ねて(97年11月)
毒ガス、旧日本軍の恐怖の遺産……今もなお (97年9月)
核廃絶・平和祈念(97年8月)
低投票率の都議会議員選挙を考察すると、、、、(97年7月)
屋久島探訪記(97年6月)
憲法施行50年に思うこと(97年5月)
沖縄・軍用地期限切れに際して(97年4月)
自己決定の及ぶ範囲を考える(97年3月)
嫌ポルノ権 (97年2月)
消費税5%を検証する (98年1月)


1996年
1997年を迎えるにあたって (96年12月)
由木さんでのリンゴ摘みを終えて(96年11月)
総選挙を前に(96年10月)
巻町の住民投票・原発は要らない(96年8月)
「あいがもを放そう会」に参加して(96年7月)
消費税率5%を検証する(96年6月)
チェルノブイリ原発事故から10年(96年5月)
公民館を考える(96年4月)
「住専」問題を考える(96年3月)
八王子市長選挙が終わって(96年3月)
八王子市長選挙を前に(96年2月)