葉っぱ青木さん控訴審 第20回公判 2003.03.13
◆弁護側被告人尋問の続きと、検察側の反対尋問

青木惠子さんに対する弁護側尋問の続きと、検察側の反対尋問が行われました。
第18回から始まった本人尋問の3回目。今回は検察官の取調べについて。
青木さんは起訴直前にMo検事が東住吉署まで来て取り調べたこと、その時おかしなことがいっぱいある、もっと早く言ってくれれば警察に調べさせることができたのにと語ったこと、さらにMi検事から、黙秘をしているようだが君は損をしているぞといわれ、朴さんの一方的自白に対して何ら反論しなかったことを言っているのかと非常に腹が立ったと語りました。

今改めて言いたいことはと弁護士に問われて、青木さんは一審判決を改めて調べなおして、目撃証言もよく調べて欲しいと話しました。その上で、再現実験をぜひとも行ってください。実験の主体に自分がなってもよい、この身を危険にさらしてでもやりたい。息子が姉殺しの母の子として今後生きていかねばならないことには耐えられない、真実発見のためにも再現実験をと繰り返し述べました。
続いて弁護団は火災当日の青木さんの行動について質問、火災発生時の状況、消火のための行動、Aちゃんへの対応などなど、青木さんは今から思えばああすれば、こうすればと思うがそのときはパニック状態で合理的説明ができるような状況ではなかったとしながらも、記憶をたどりながら詳細に証言しました。

裁判官から「結構合理的で冷静な行動をとっていたように見えるが、BくんにAちゃんを呼んできてとは言えなかったのか、大人が二人いて家から火がでているのに何故相談しなかったのか。」という質問が出たときには傍聴席から?…。今まで何を聞いていたのか。
さらに「何故やってもいないのなら自供したのか。」「子殺しの汚名がつくとか、世間の目からどう思われるか考えなかったのか。」という質問には、警察の取調べの実態を知らない裁判官の無知に改めて唖然とすると同時に、「警察官からいきなり犯人扱いにされ、机をたたかれ、お前が犯人だとどなり続けられ、死んでAちゃんのところへ行くことばかり考えていた。」という青木さんの言葉に傍聴席は共感と納得の雰囲気に包まれました。

弁護団は最後に改めて再現実験を要求、場合によっては着火行為に限定、もしくは鑑定意見書という方法、ならびに類似事案の収集による証明なども考えていると主張。

裁判長は今後の方向を検討してみるとして、次回弁論期日を5月1日午前10時半に指定し公判の終了を告げました。