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「西松安野和解」に対するわれわれの意見
2009年10月23日、
広島安野に強制連行された中国人被害者と西松建設との間に和解が成立した。
その和解条項等を検討すると、
10年前に成立した花岡「和解」の過ちを繰り返したところも見え、
花岡「和解」勉強会として意見を表明したい。
公開質問状に回答なし
内田雅敏氏、田中宏氏、林伯耀氏に送付した花岡「和解」に関する公開質問状は、
送付後一ヶ月の回答期限(3月18日)を過ぎた現在も何ら回答がありません。
これは、原告の孫力氏による公開書簡(2001年11月)、
原告代表の耿諄氏による声明文
(2003年3月)への無回答に続くものといえます。
他方で、たとえば内田氏は昨年も、
花岡「和解」が「中国人被害者を完全に満足させるようなものではなかった」
としながら「次のステップ(略)としての意味を持つもの」
(『毎日新聞』08年9月8日)との評価を続けています。
花岡「和解」が今も評価できるとする立場であれば、
「和解」を拒否している原告や私たちが投げかけた質問や意見に正面から答えることは
何ら困難ではないはずです。
「和解」に疑義を持つ意見には一切耳を傾けようとしない姿勢は残念でなりません。
被害者の意思を第一義にして戦後補償を追及しなければ、
本当の意味で戦争責任をとることにつながらないでしょう。
元弁護団や支援者らが開かれた姿勢で対話に応じることを強く要請します。
2009年3月26日
花岡「和解」勉強会一同
田中宏氏らへ公開質問状
花岡「和解」勉強会で出てきた数かずの疑問点を、田中宏、内田雅敏、
林伯耀の3氏に公開質問状の形で訊ねました。回答期限は3月18日ですが、
回答があり次第、ここに掲載します。
公開質問状 前書き (共通)
田中 宏氏への公開質問状
内田雅敏氏への公開質問状
林 伯耀氏への公開質問状
花岡「和解」勉強会へ参加しませんか
花岡「和解」直後から、あるいは最近になって「和解」に疑問をもつ
人たちが、根底から問題点を追求し、その結果を発信していこうとする会を開いています。
原則として月に1回、週末の午後に都心で集まります。
日時、場所はこのページ下端にあるメールアドレスまでお問い合わせください。
花岡「和解」の評価をめぐる新しい波
2000年11月の「花岡和解」から7年あまりが経ちました。
2007年夏から『世界』(岩波書店)誌上で野田正彰・関西学院大学教授による
中国人強制連行被害者の聞き取り「虜囚の記憶を贈る」の連載がはじまり、その第
5・6回に耿諄氏の花岡事件の叙述と和解への批判が紹介されました。その後同誌上
には田中宏氏らによる反論、野田氏による再反論などが掲載され、論議を巻き起こして
います。 (参照:花岡和解の問題)
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