女性に対する暴力  −フェミニストからの告発−

森田ゆり・福原啓子・渡辺和子著/ウイメンズブックストア松香堂書店/1998年11月/940円+税


 

   
第一部 フェミニズムからの告発  第二部 ドメスティック・バイオレンス
第三部 卜−ク・トーク 質問と交流 参考資料

目 次

 
 
第一部 フェミニズムからの告発
 
家庭内暴力のサバイバーとしてなぜ語れなかったのか  渡辺 和子
個人的な問題は政治的な問題である
心のレベルで人権を考える  森田 ゆり
利き手でない手で書く人権   人権概念の歴史     her storyを語る方法「CR」     レイプ・クライシスの運動     レイプのフェミニスト分析    傍観者は加害者の側に立つ    フェミニストから見た暴力の定義    エンパワメントとは何か    「安心」と「自信」と「自由」 

女性の二十四時間をサポートする   福原 啓子
かながわ・女のスペース ″みずら″ の活動   二つの裁判例から    「夫婦間暴力とは何か」を証言する    周囲の人たちの無理解    再出発の一歩に    暴力を許さない社会に   
 
第二部 ドメスティック・バイオレンス
パネリストによるディスカッション 
「共依存」関係について    言葉を一般化することの危険性    ドメスティック・バイオレンスはどのようにして起こるか   ドメスティック・バイオレンスのサイクル   暴力からどのようにして抜け出すか    星の数ほどシェルターを    女性に対する暴力の実態把握を   運動の中から生まれたシェルター
 
第三部 卜−ク・トーク  質問と交流
シェルターについて
シェルターは女性への暴力の解決となるか
男性問題としての暴力
暴力を振るう男性の共通項は?     男性向けの暴力防止プログラムについて 
ドメスティック・バイオレンスはなぜ男性の問題か
被害者への理解を
母親が被害を受けた娘をなぜ理解してやれないのか
「女性に対する暴力」に声を上げよう
セクシュアル・ハラスメントヘの対応    最初の一歩は何から始まる?    女性への暴力防止プログラムについて    「ノー」を言えなかった人に対して 
 
参考資料