日本女性学研究会 3月例会のご案内

『女性学年報』第40号合評会


◆日時:3月21日(土)13:30〜16:30
◆場所:ドーンセンター(大阪)4階 中会議室2
◆お話:源淳子さん、鬼頭孝佳さん
◆参加費:800円 (日本女性学研究会会員は無料)
(申込みご不要です。直接おいでください)

 今回の合評会では、執筆者の源淳子さんと鬼頭孝佳さんにお話しいただきます。その後、お二人が書かれたものを中心に、例会の参加者の方々と交流をいたします。

 源淳子「「東本願寺事件」・女性差別をないことに」は、真宗大谷派の「経典の中で語られた差別」展において、源さんたちが作成した、「女人五障」(女性は、仏など5つのものになれない)「変成男子(へんじょうなんし)」(女は男に変わって成仏する)などの、経典の中の女性差別を示すパネルが外された事件についての報告です。

 鬼頭孝佳「『新蔵人物語』再考――三君は果たして「解放」された存在か」は、室町時代の絵巻物『新蔵人物語』における性別越境を論じたものです。とくに、この物語に現れた「変成女子(へんじょうにょし)」の語について考察しています。

 『女性学年報』第40号は、800円(送料別)で販売中ですが(「女性学年報編集委員会」arws2nd@gmail.comまで。当日は700円で販売いたします)、その全文がインターネット上のJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)にも掲載されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/arws/40/0/_contents/-char/ja

源さんと鬼頭さんの記事のPDFのアドレスは、以下のとおりです。
・「東本願寺事件」・女性差別をないことに/源淳子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arws/40/0/40_3/_pdf/-char/ja
・『新蔵人物語』再考――三君(さんのきみ)は果たして「解放」された存在か/鬼頭孝佳
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arws/40/0/40_9/_pdf/-char/ja

主催 日本女性学研究会
http://www.jca.apc.org/wssj/
問い合わせ先 (遠山)
tooyama9011_1106★yahoo.co.jp
(★を@に変えてください)