日本女性学研究会6月例会のお知らせ

〜ともに語ろう〜日本軍「慰安婦」問題 日韓「合意」はどうなってるの? 被害者不在で解決できるの?

日時2016年6月26日(日) 例会:13:30〜16:30
会場ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)4階  セミナー室1
資料代800円(会員は無料、研究会に当日入会できます)
※参加申込みはご不要です


昨年12月28日、日韓両政府は日本軍「慰安婦」問題を「最終的かつ不可逆的に解決する」と発表しました。日本では、メディアも野党もこぞって歓迎を表明し、「よかったね」という声も聞こえてきます。しかし、本当にこれでいいのでしょうか。

岸田外相は、「合意」の成果として日米韓の安全保障協力前進を挙げました。私たちは、多くの被害女性たちが苦しみの中から名乗り出て、自ら日本軍性奴隷制を明らかにし、人権回復を求めてきた歴史を忘れるわけにはいきません。3月に国連の女性差別撤廃委員会も、「合意」が被害者中心のアプローチを採っていない、他の国の被害者に国際人権上の責務を果たしていない等と厳しい勧告を出しました。国際人権基準とかけ離れた内容であることを指摘されたのですが、日本政府がすぐにしたことは、国連への抗議でした。

被害者不在の日韓「合意」は解決ではありません。真の解決への道筋を創るために、語り合いましょう!

◆報告:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

日韓「合意」、その後の被害者や韓国市民の抗議活動、第14回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議(5月、ソウルで開催)等について報告します。

主催:日本女性学研究会