2000.12月 例会

シリーズ『離婚』

第6章 (ひとまずの終章) 『離婚』の始まりは、その『結婚』

「対幻想を解体する」

◇お話し  上野千鶴子さん 

◆この後、参加者どうしで語り合う時間をできるだけ持ちます。


◎ 日 時/12月3日(日)  午後1時30分〜5時  (午後1時開場)      
◎ 会 場/ドーンセンター 4階大会議室         
◎ 参加費/ 非会員 700円  (定員60人くらいまで)


 シリーズ前回の「離婚と手ども」の中で「暴力防止情報スペース“APIS”の 亀井さんは、多くの女性は結婚を「持続しなければならない」という規範に 縛られるが故に「離婚」に対して罪悪感や挫折感を持つ。「離婚」は「結婚」の 問題を抜きにしては考えられないと話しました。

 また、弁護士・雪田樹理さんにお話しいただいた第3章「離婚への近道」に参加し たある方は、調停中、担当弁護士から「(D.V.をするような)そういう夫を選んだのはあ なた自身なんだから、自分で責任を持ちなさい」と言われたと語りました。

 そこでこのシり一ズの一つの締めくくりとして、『離婚』の最大の原因で  あり始まりである『結婚』に焦点をあてて、その“選択”についてフェミニズ ム的考察を行いたいと思います。

『完全なる女性』にはなれない、普通の女たちの『声』を聴いてきたから・‥。