Subject: [reg-easttimor 171] ODAと環境破壊−コトパンジャン・ダムの移転住民を招いて
From: Saeki Natsuko <n-saeki@ma.kcom.ne.jp>
Date: Tue, 03 Jul 2001 03:26:56 +0900
Seq: 171
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ODAと環境破壊
−コトパンジャン・ダムの移転住民を招いて
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[スピーカー]
マスルル・サリム (西スマトラ州タンジュン・パウ村村長)
アルメン・ムハマッド(タラタック協会)
アデル・ユシルマン (ブキティンギ法律擁護事務所弁護士)
[日時]7月20日(金)14:00〜(開場13:30)
[場所]上智大学中央図書館L-812教室(JR/地下鉄四谷駅徒歩5分)
[資料代]1000円
[主催]
インドネシア民主化支援ネットワーク
上智大学アジア文化研究所
アジア太平洋資料センター
コトパンジャン・ダムは日本のODA(政府開発援助)約300億円を用いて、イン
ドネシアのスマトラ島中部に建設されたダムです。このダム建設に伴い、10村、
約2万3000人の住民が、移転を余儀なくされました。この住民移転については、慎
重におこなわれ、インドネシアにおける「モデル・ケース」とまで言われること
もありました。
しかし実際の移転地では、当初与えられると約束されていたゴム園の大半は、
まだゴムの木が育っていません。深刻な水不足にも悩まされています。また補償
問題も、移転してから5年以上たったにもかかわらず、まだ解決しておらず、その
ためタンジュン・パウ村では、住民が補償金の支払いを求めて裁判を起していま
す。今回の講演会では、移転を余儀なくされた住民の代表と、彼らをこれまで10
年以上支援してきたNGO関係者らを招き、日本のODAが地元住民に与えた影響につ
いて、直接お話しを伺いたいと思います。ぜひご参加下さい。
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