Subject: [reg-easttimor 163] PARC東ティモール市民平和再建プロジェクト NEWS
From: 越田清和 <koshida@jca.apc.org>
Date: Wed, 31 Jan 2001 16:17:56 +0900
Seq: 163

PARC東ティモール市民平和再建プロジェクト
NEWS No.5 2001年1月30日発行
連絡先:アジア太平洋資料センター TEL 03-3291-5901 FAX 03-3292-2437
e-mail: parc@jca.apc.org  http://www.jca.apc.org/parc
郵便振替 PARC東ティモール市民平和再建プロジェクト 00140‐8‐536957

 東ティモール:2001年
 今年2001年は、東ティモールにとって大きな挑戦の年になりそうです。国連による暫定統治に終止符を打ち、「独立」するための選挙が相次ぐことになりそうだからです。まだ正式には決まっていないのですが、大きな流れとして、憲法制定議会メンバーの選出、憲法草案の作成、憲法承認の投票、第1回総選挙、というプロセスが必要だといわれています。しかし東ティモール内には、2001年中の独立を望む声が強いので、このプロセスが相当駆け足になることも考えられます。これまでは、1999年の住民投票が行なわれた8月30日に、憲法制定議会メンバーの選挙が行なわれ、独立は2002年になるのではないかと言われていました。しかしUNTAETのデ・メーロ代表は、1月26日から開かれた国連安保理で、8月30日に総選挙を行ない、年内の独立をめざすことになりそうだ、と話しています。しかしこうした日程は、最終的には、2月12日の東ティモール国民評議会(NC)で決定されることになっています。
 こうした日程に対して、東ティモールのNGOは憲法づくりに人びとの声が反映されないのではないか、と心配しています。また選挙についての情報も不足しています。独立が早まることは歓迎するが、だからといって上から憲法が押し付けられるのは困る。何とか人びとの声を憲法に反映させる事はできないか。PARCと東ティモールNGOは、そんな事を話し合っています。また、西ティモールにいる10万人近くの「避難民」の帰還がいつになるのか、選挙に参加できるのか、という問題にも、解決のメドが立っていません。

(下の写真は、リキサ県の集まりで民主主義について話すシャナナ・グスマオ)
  

 エミリア・ピレスさんに聞く
  エミリアさんは、オーストラリアで長く東ティモールの「独立」のために運動してきた。現在は、国家開発計画委員会の委員長として活躍している
  
  私は3月に、「紛争後の社会」の会議に出席するため、日本に行きます。その時に、日本のNGOとの会合を持ちたいと思います。妹のミレナ・ピレス(国民評議会のメンバー)も同じ頃に日本に行く予定なので、彼女との日程が合えば、二人で日本のNGOと会うことができるでしょう。私の場合は東ティモールが今後どのような発展を目指していくのかについて話すことができると思います。日程はかなりタイトなものになりそうですが、私も日本で様々なNGOに会えることは非常に楽しみです。
 今日まで、多くの国際機関、各国の援助機関やNGOが東ティモール全土において様々なプログラムを展開しています。しかし、活動が多すぎて私にも把握できないほどです。私たちに分かっているのは、大きな資金の動きだけです。どの団体の何のプロジェクトのために、どこから資金が送られたかということは分かっています。しかしながら、実際にそれらの資金が実際にどのように使われているのかということまでは把握できていません。
 また、一つの団体で複数のプロジェクトを行なっている場合、プロジェクトごとに資金が入ってくるのですが、出口(プロジェクトの実施)は本来の目的と異なっている場合もあります。ある目的で流入した資金が別の目的に使われていたり、成果が上がっていなくても、現状では評価できないのです。これらの問題を解決するために私が考えているのは、これらのプログラムと資金についてのマトリックスを製作することです。これは簡単なことではないでしょう。各県の郡や村で何が起こっているかを把握するのは容易なことではありません。しかし、このマトリックスによって、ティモール人がプロジェクトや資金への情報が得られ、現状を把握し、将来の計画を立てることができるのです。(聞き手:児玉寿子)
 
 ●10月から東ティモールに駐在していた越田清和に代わり、児玉寿子が2001年1
月からディリ事務所で仕事をしています。
● 東ティモールは本格的な雨期に入りました。ファウララ村での工事は順調に進み、1.8キロほど水道管がつながったそうです。詳細は次号でお伝えします。
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東ティモール報告会のお知らせ
3月2日(金)午後7時から PARC自由学校にて 参加費500円
報告者:勝谷満(PARCインターン)、越田清和(PARC国際協力部長)
寄付金の状況(2000年12月26日〜2001年1月30日) 26万8430円
ご協力ありがとうございました。今後とも皆様からのご支援をよろしくお願いします。
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