Subject: [reg-easttimor 151] PARC東ティモール市民平和再建プロジェクトニュース No.3
From: KOSHIDA Kiyokazu <koshida@jca.apc.org>
Date: Tue, 28 Nov 2000 07:43:59 +0900
Seq: 151

PARC東ティモール市民平和再建プロジェクトNEWS No.3  2000年11月27日発行
連絡先:アジア太平洋資料センター TEL 03-3291-5901 FAX 03-3292-2437
e-mail: parc@jca.apc.org  http://www.jca.apc.org/parc
郵便振替 PARC東ティモール市民平和再建プロジェクト 00140‐8‐536957

 ファウララ村でワーク・ショップを開く
 11月14日、リキサ県のファウララ村で村づくりのためのワークショップを開きました。この村には、これまで、何度も農具や米を運び、これからは新しい水源から水を引く計画を手伝う予定です。
 ワークショップは、PARCスタッフのトメさんとSAHE(民衆教育の研究グループ)のノノさんとアベルさんの3人が進行役となって始まりました。村からは、50人ほどが参加しました。
 村長さんの挨拶とお祈りで始まったワークショップは、セッション1「歌と詩」に入ります。みんなでFaho Ramelau(山の暮らし)という歌を歌い、その歌詞にこめられた意味を説明し、村人からも話を聞きます。東ティモールの歴史の話になり、おじいさんがポルトガル時代の強制労働の話をしてくれます。
  
昼食後は「ワークショップに期待すること」と「村での問題は何か」についてのセッションです。5つのグループに分かれて話し合いをはじめたのですが、みんななかなか車座にならず、発言も一部の人ばかり。それでも、村の問題を絵あるいは項目にまとめるところに来ると、みんなでガヤガヤと相談しながら進めていました。
 これまで村にNGOが来るのは、何かを持ってくる(配る)ということだったので、村人たちも「トラックがほしい」「学校を直したい」というような要望を出すものだと考えていました。そこで進行役が何度も、このワークショップは何かを与えるためのものではないことを強調。みんなも、何となくそのことが分かってきたようです。
 ワークショップが終わったのは5時過ぎ。みんな大喜びで、太鼓をたたいて東ティモールダンスを踊ってくれる。
 12月にも第2回目のワークショップをする予定。そして他の村にも広げていこうと話し合っている。
 


 
 東ティモール日記
越田清和
10月12日(木) 
 トメさん・マリトさんと、レボレマ小学校に古着の体操着を届けに行く。レボレマはかなり山深いところで、一度エルメラ県に入り、そこからもう一度山に入っていったところにある。この山道が崖に沿って切り開いただけの危ない道で、崖下に落ちたトラックを一台見かけた。かなりの高度なので風は涼しく、ディリ市内と比べると雲泥の差だ。 
 小学校に着いたのは、11時過ぎ。近くには大きい集落も見当たらず、なぜここに学校を建てたのか、よくわからない。この小学校は生徒数が393人、ただし1年生が151人と圧倒的に多い。あとの学年は50人前後。同じ1年生といってもかなり身長が違うので、何度も1年生に入りなおす子が多いのだろう。以前は1教室しかなかったのだが、今回修理するのをきっかけに4教室に増やした。竹を編んで壁を造った後者で、窓はない。しかも10月から新学年が始まっているのに、黒板も机も椅子もない。世界銀行の予算で準備するはずだったのが、何も進んでいないようだ。とりあえず、子どもたちは毎日きているのだが、算数とポルトガル語の初歩を教えるしかないらしい。 
10月18日(水) 
 午前中、JICA事務所へ行き、教育分野への取り組みについて話を聞く。4月に世銀が出したEmergency School Readiness Project(緊急学校準備プロジェクト)という計画が、教育分野のハード面に関する唯一の文書で、それしか参照するものがないというのが現状らしい。 
 午後UNICEFに行く。4月の時点では、10月までに600の小・中学校を改修する予定だったが、現在まだ300教室分しかできていない、ということ。したがってUNICEFは来年度以降も学校改修を続けるらしい。
11月4日(土) 
 全国予防接種デーの手伝いをするので、朝4時30分にディリを出発。運転手のロザさんは、気難しいところもあるが、仕事については信頼でき、今朝もきちんと4時30分前に来る。まだ真っ暗だが、地方へ向かうミニ・バスが走り、路上ではそれを待っている人がポツン、ポツンと立っている。集合時間の5時15分にリキサ県の病院に到着。ところがまだ準備ができていなくて、混乱状態。この病院に保存してあるワクチンをリキサ県各地に運び、8時から予防接種を始める予定なのだが、車に積んでいく荷物(水・食料)などの準備ができていない。6時30分過ぎには何とか、車が全て出発する。 
今後の予定
◆ 皆様からいただいた寄付金でファウララ村の水道パイプを買い、工事にかかります。注文していたパイプが2ヶ月かかってようやく到着しました。
◆ SAHE(民衆教育研究グループ)と一緒に、リキサ県で村づくりのワークショップを連続して開きます。
◆ 年末のご寄付をお願いします。
◆ 東ティモールに郵便物は届きませんが、メールは届きます。ぜひ、メールを下さい。アドレスはpprp@jca.apc.orgです。



 



----------------------------
Koshida Kiyokazu (koshida@jca.apc.org, parc@jca.apc.org)
Pacific Asia Resource Center (PARC)
3F, Hinoki Bldg., 2-1 Kanda Ogawa-machi, Chiyoda-ku
Tokyo,Japan 101-0052
tel:81-3-3291-5901
fax:81-3-3292-2437

Return to Index
Return to reg-easttimor HOME