Subject: [reg-easttimor 121] アンボン騒乱 :
From: INYAKU Tomoya <tomo@jca.apc.org>
Date: Mon, 03 Jul 2000 08:13:02 +0900
Seq: 121

>From: Murai Yoshinori <murai@jakarta.wasantara.net.id>

先に紹介したインドネシア民主化ネットワーク(Nindja)の笹岡さん本日ジャカ
ルタに戻りました。Nindja MLに流された笹岡さんのメッセージです。なお、遭難
したと伝えられるチャハヤ・バハリ号は、船は発見されたと報道されていますが、
詳細がまったく分からず、情報は混乱しています。生存者10名とのニュースもあっ
たり、一人の遺体が発見された、あるいはシー・ジャックされたなど、真相は不
明です。以下、笹岡正俊さんのmailです。

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 みなさま

 昨日、朝日新聞の長岡さんとアンボンに入るとメイルしました。しかし朝になって
長岡さんからアンボン行き中止の知らせを受け、彼と一緒にジャカルタに戻ってきま
した。中止の理由は、アンボンから出る飛行機の予約が出来なかったこと、飛行機の
便数が減らされおり予定通り戻れないおそれがある、などでした。現在までのところ
日本のメディアでアンボン騒乱の取材を行なっているところはありません(NHKが
取材を予定していると聞いていますが・・・)。残念です。

 しばらくこちらで、メディアの人に会ったり、現地でみたことをまとめたりしたい
と思っています。また、マルク騒乱について突っ込んだ発言をしているNGO関係者や
研究者に会って話を聞いたり、資料を集めようと思っています。
 
 朝日新聞ジャカルタ支局が開いている勉強会が24日にあります。ここでアンボン騒
乱について発表します。その次の日に東京に戻ります。

 NINDJAの要請行動のプレスリリース(特に、マルクの地元紙『スアラ・マルク』、
『シワリマ』への掲載依頼)など、こちらで出来ることがあれば、なんでもします。
なんなりとお申しつけ下さい。

 先ほどヨハネスさんに電話しました。私がアンボンを抜け出すときと、クダマティ
地区の状況に大きな変化は無く、たまに銃声がきこえてくる程度とのことでした。
しかし、アンボン市街の対岸にあるルマー・ティガ地区(キリスト教徒地区)では、昨
日から今日にかけて民家が焼き討ちにあっているそうです。先ほど、ルマー・ティガ
に暮す友人に電話しましたが、つながりませんでした。

 国軍も聖戦民兵もいまのところ大きな武力行使に出ていません。しかし予断を許さ
ない状況であることには変わりありません。武器一斉取締は今のところまだ行なわれ
ておりませんが、これが今後どのような形で進められるのか、しっかり監視しておく
必要があると思います。非常事態宣言発令下では、プレスの活動にも制限が加えられ
ます。なかなか現地の実態が外に伝わりにくくなってきているようです。これから
も、ヨハネスさんに電話で連絡をとり、現地の状況を確認したいと思います。

 「インタビュー記事が朝日新聞に載ったらしいよ」と言ったら、ヨハネスさん、喜
んでいました。「日本のメディア関係者で電話インタビューをしたいという人がいれ
ば、いつでも応じたい」と言っていました。自分が集めている情報の範囲内で、現地
の状況を伝えたいとのことでした。彼から話を聞きたいというメディア関係者がいれ
ば教えて下さい。電話番号をお教えします。ジャカルタにいる記者(じゃかるた新
聞、NHK、朝日、共同通通信)には、私のほうからその旨伝えておきます。
 
 それでは、失礼します。



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