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←日本海にカンボジア船籍の木材運搬船の木材1600本が漂流、450本が漂着し
←クリックすると拡大します。 1月8日、海岸線。流木漂着の状況を確認した。由良コウズ浜付近。長さ約8メートルほどの流木が15本ほど漂着していた。市調査によれば、鶴岡市の沿岸だけで132本の漂着が確認されている(5日)とのこと。
近くの岩場。8日も海はシケ状態。周辺は波の華がたくさん跳んでいる。岩場にものりあげている丸太が。
大体直径40センチ。長さは8メートルぐらい。これらのほかにも現場近くの海にまだ漂っているのが確認された。さて、どうする。この丸太。日本海重油災害事故の時、共に活動した同士、T氏がちょうど来鶴していたので一緒に海岸を見て回る。
しかしながら、重油災害のときもそうだったけれど、漂着木材をみていくと、それよりも気になるのがこのゴミの山。浜全体にプラスチック、ビニル系のゴミが散乱。
韓国からのポリ容器や、漁業の胴(どう)もあいかわらずたくさんおちていた。

●今回の木材事故の経緯 

情報:鶴岡市より提供 鶴岡市の対応

●12月18日、日本海を航行中のカンボジア船籍の木材運搬船が荷崩れをおこし、木材1600本(一本の長さ8m、直径40~50cm)を流出。
●1月4日、海上保安庁からの連絡をうけ、市農山漁村整備課、市民生活課で沿岸海域の漂流、漂着状況調査実施。鶴岡区域で約100本の木材漂着確認。
●5日、再調査。小波渡、三瀬、由良、油戸、加茂、湯野浜各地区に132本漂着確認。鶴岡市防災無線により海岸地区コミセンに情報を提供、注意の呼びかけをお願いする。(s
●6日市長海岸調査、各漁協支所、コミセン訪問
●7日、鶴岡市長、酒田市長、温海町長、遊佐町長沿岸2市2町連名で、山形県、酒田海上保安部に要望書を提出。

7日に提出された鶴岡市長、酒田市長、温海町長、遊佐町長連名の要望書

山形県知事 庄内支庁長、酒田海上保安部長 様

このたびのカンボジア船籍FINE(ファイン)による木材の漂流事故に際しましては、国、県ご当局より情報の収集、漁業者への注意喚起等の迅速な対応を図っていただき感謝申し上げます。1月5日現在、海岸一帯には、450本以上が漂着しており、今後、更に増える事が懸念されます。これら流木は、船から見えにくく、レーダーでの発見も難しく、特に小型漁船などに衝突した場合、大事故となる恐れがあります。又、盛漁期を迎える鱈漁、磯見漁などにおいての事故も心配されるため、沿岸市町と致しましても、山形県漁業共同組合を通じて操業漁船に対する注意の呼びかけをお願いしたところであり、更に監視を続けていくことと致しております。l

つきましては、荷主への流木回収の働きかけ、流木処理等が早急に解決できますように、国、県におかれましてはよろしく善処していただきたくお願い申し上げます。

平成12年1月7日

鶴岡市長 富塚陽一 酒田市長 阿部寿一 温海市長 本間満義、遊佐市長 小野寺 喜一郎

国、県の対応
1/8現在

●海上保安庁は、引き続き、航空機などによる調査、監視を継続、外交ルートを通じ、運行者、荷主(ロシア)に対し、漂流、漂着木材の処理を働きかけている。

●県庄内支庁では、地域振興課が窓口となり、情報の収集や漂流物の処理に伴う所有権の処理などの法的な手続きを一括して行うことで準備を進めている

市の対応
1/8現在

●今後、さらに漂着することが懸念されるため、市民部、及び産業部が連携して、国、県、漁協などの関係機関と連携し、情報の収集提供と操業漁船に対する注意を喚起していく

●漁港内に漂着した木材については漁協、地元に引き上げをお願いしている。各コミセンに対しては、流出木材についての関連情報の連絡をお願いしている。

●漂流木材については、所有権の処理が明確にならないとその後の対処が進まないことや、防疫などの手続きも絡んでくるため、今後、県及び、海上保安部と密接な連携をとりながら、できるだけ早急に木材の処理ができるよう、対処していく。

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