加藤代議士へ伝えたい。

2002.21:30加藤代議士の鶴岡事務所の前。取材班の車でごった返していた。


TO Mr.Kato

もどしてください。

私たちの水を。

あの美味しかった。鶴岡の水を。

清らかな水でみんな口をうるおし、

ムギキリをつくって、

酒をつくった

あのさらさらとした、

何億もの微生物によって 自然に浄化された

地下水からなるあの美味しい水道水を

欲ではなく、先人がみんなのために一生懸命井戸を掘って

そうして先祖代々使ってきた水を。

みんなが笑顔で飲んでいた

あの 美味しい水を

もどしてください。

今、ここに流れる水は、

あなたがテープカットしてダムの水になりました。

水が高くなり、不味くなりました。

そうして、冬はとても冷たくて、

子ども達が泣いています。

手をいれた瞬間 手はかじかんで

心も凍ります。

冷たいと言っても 肌が荒れたといっても

おカミに聞く耳はなく

氷のように水は冷たく

そしてオマケに、

浄水場のオカネがあなたの懐へ流れていたのですか。

金で染まった黒い水。

欲で染まった黒い血液。

もどしてください。

あの、月山のブナの森から、

清浄に、すなおに、欲も欺瞞もなく

さらさらと流れていたあの地下水へ。

黒いヘドロがたまりはじめたダム水から

もどしてください。

ああ、鶴岡よ、黒い水で口をすすぐ 鶴岡の人よ。

もういい加減、目を覚まそう

金と欲と名誉で埋もれた政治から

「真実」という音をたてて

月山から流れる地下水を

とりもどそう。

2002.3.15



ついでにプロテスト3(詩

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