毎日新聞の記者は過去に山岸涼子さんの日出国の天子に対する法隆寺の抗議という特種をでっちあげ、嫌気をさした山岸涼子さんがLaLaに掲載中の連載を打ち切るという事件をおこしています。
このケースでは、韓国駐在員希望の地方局勤務記者が、聖徳大子と中大兄王子を同性愛関係として設定した人気漫画を聖徳大子ゆかりの宗教法人の幹部にわざわざ見せにいき、単なる感想(こういう漫画はなげかわしいというような個人的コメント)を教団をあげての抗議という形に膨らませて、全国版の特種にしたてあげたものです。
今回の件の記者の意図はわかりませんが、会社としての毎日は過去の自社のでっちあげ報道をきちんと反面教材として記者教育をしていないのではないかとおもいました。
ちなみに朝日では、記者教育の一番始めに自社の昔のでっちあげ記事(潜伏中の共産党幹部伊藤律との朝日記者との単独会見という世紀の大虚報)を教材にするそうですが。

角田和久