パプア・ニューギニア津波被害

深川博志


 7月17日午後7時、西セピック州バモニ近くでM7の地震が発生。10〜40分後に、3波の大津波が海岸地帯を襲う。死者は3000人を超す。オーストラリアとニュージーランドの各政府がいち早く、数百人規模の救援隊を派遣。日本政府関係では、JICAが医療チームを派遣し、物資も輸送。日赤も職員の派遣と物資の輸送を行った。

ユニセフクラブでは以下の2団体に寄付した。その活動内容を記す。

AMDA

7月22日から8月2日にかけて、医療保健NGOであるプロジェクトHOPEジャパンと共同で、医師3名、看護婦1名、レントゲン技師1名、調整員1名(延べ人数)を派遣。緊急治療にあたった。

パプアニューギニア地震津波・緊急救援実行委員会

構成団体:神戸国際協力センター・神戸国際交流協会・神戸YMCA・PHD協会・コープこうべ・阪神大震災地元NGO救援連絡会議・被災地NGO恊働センター・震災がつなぐ全国ネットワーク・NGO外国人救援ネット・兵庫県国際交流協会・神戸YWCA・東京YMCA・神戸華僑総会・災害救援研究所・くるりん自然災害基金運営委員会

地元カトリック協議会を通じて、学校施設を含めた教育環境の再建の支援をしている。