東京水産大と商船大

2003年度メドに統合

2001年6月23日 日本経済新聞 朝刊


 国立の東京水産大学(東京都港区、隆島史夫学長)と東京商船大学(江東区、杉崎昭生学長)は22日、2003年度をメドに両大学を統合することを決め、文部科学省に報告した。近く統合推進協議会を設置し、学部、学科の構成など組織の在り方を検討する。国立単科大同士が統合で合意したのは初めて。

 文科省は、国立大を再編し、大学数を大幅に削減する方針を打ち出しており、今後もこうした国立大学の“合併”が進むことになりそうだ。

 東京水産大は水産学部、東京商船大は商船学部の単科大学。水産大には海洋環境、海洋生産、資源育成、資源管理、食品生産の五学科。商船大には商船システム工学、流通情報工学、交通電子機械工学の3課程がある。

 両大は昨年秋から統合に向けた検討を開始。21日にそれぞれの教授会で、一つの大学に統合した上で互いの専門学問分野を発展させ、学際領域の教育、研究も進めることを決定した。学部、学科など組織編成やキャンパスの活用方法などを協議し、来月中旬に統合に向けた合意書の調印を行う。

 同省によると、山梨大と山梨医科大、筑波大と図書館情報大が統合で合意しているほか、神戸大と神戸商船大などが統合を検討中。


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