東大が米シリコンバレーに

研究拠点設置

企業ノウハウも吸収

2000年3月25日 日本経済新聞 朝刊


 東京大学は米国発のハイテクや研究情報をいち早く取り入れることを目的に、シリコンバレー(カリフォルニア州)に研究開発の拠点を設ける。研究者や大学院生が長期滞在し、遺伝子などバイオ分野を中心に現地の有力大学・企業との共同研究や情報交換を進める。日本に不足しているベンチャー設立のノウハウを吸収する狙いもあり、「研究成果を素早く起業に結びつける米国流の研究スタイルを日本に導入する足掛かりにする」という。

 研究拠点の名前は「東大バイオインフォマティクス研究シリコンバレー事務所」。米スタンフォード大のそばにオフィスを設置、近く活動を始める。東大の医科学研究所、分子細胞生物学研究所、先端科学技術研究センターの3機関が中心となって研究者を派遣し、スタンフォード大やカリフォルニア大をはじめとする大学やベンチャー企業との共同研究を進める。

 シリコンバレーは情報技術(IT)関連企業とならんで、バイオベンチャーが多数集積している。 


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