戻る

平成14年4月5日

図書館問題研究会 委員長 川越峰子 様

駒ヶ根市教育委員会

図書館問題研究会申し入れに関する新聞報道におけるコメントについて(回答)

 この度は、駒ヶ根市立図書館の財団委託についてメールをいただきましたが、下記のとおり回答します。3月市議会定例会の議決後でないと、財団委託後の職員体制等が決定できないため、貴研究会への回答が遅れましたことをご承知ください。
 なお、財団委託のための条例の一部を改正する条例は、市議会本会議において全会一致で可決され、市民を代表するすべての議員が財団委託の計画に賛成されましたので申し添えます。財団委託は、本年4月1日より実施しました。
 今後とも、図書館の基幹的事項は、教育委員会が管理してまいります。

                記

1「市の正規職員として司書を配置する意味でしょうか?」
  財団法人駒ヶ根市文化財団の職員として、司書を配置します。司書は、3名体
  制から5名体制とし、専門職の充実を図りました。
2@「財団職員でなければ変則勤務を行えない理由は何でしょうか?」
  土日開館の職場である市立図書館の職員は、変則勤務を前提としていますが、
  市職員は本来変則勤務がないことを前提に採用されています。変則勤務を理解
  の上で図書館職員として情熱を持って勤務する職員を財団で採用することが、
  住民サービスの向上になると判断しています。
2A「開館時間延長の需用についての調査結果はどのようになっているのでしょう
  か?」
  特別の調査は行っていませんが、住民要望で平成12年度・13年度に水曜日
  の開館時間の延長を行い、利用者からは好評を得ました。

(追伸)
文化財団委託により開館日等が次のように変更となります。
1 開館日に国民の祝日を加える。
2 開館時間を、午前9時30分から午後6時30分とする。
  (現行は、午前10時から午後6時)
3 本館の職員体制を6名から7名とする。
4 司書資格を有する職員を3名から5名とする。
5 図書購入費を1,430万円とし、7.5%増額する。
6 図書購入費は、今後とも市の図書館費に計上し、市が予算の執行を行う。