<会員投稿>

携帯電話鉄塔と電磁波調理器の被害について

投稿者:電磁波問題市民研究会・会員
(介護福祉士)

 はじめまして。岩手県盛岡市に在住している者です。
 盛岡市には、いわゆる電磁波の支援団体はありませんが、滝沢村の在住者をリーダーとして、6名程度のサークル活動に取り組み、定期的に食事会をしながら情報交換をしています。その活動は10年近いのですが、私は6年前からの参加となり、現在に至っております。

電磁波問題の講演会など開催
 私達の活動の一環として、平成20年9月に、京都から荻野晃也先生においでいただき、講演会と電磁波の測定調査をしていただきました。
 講演会は雫石町・CSの会代表のご協力もあり、50余名の参加で有意義な講演内容でした。
 翌日に、私達サークル活動の仲間4名が、自宅での電磁波の測定調査をしていただきましたが、測定結果としては、強い電磁波は認められないとのことでした。ただ、紫波町の者が電磁調理器を使っていたので、それは使わないほうが良いと、アドバイスをいただきました。私達はそれまで、電磁調理器が有害だということを知りませんでした。

母が乳がん、息子が過敏症に
 その者は、それから半年して乳がんを発症し、入院、手術をして、いったん回復したのですが、更に他の部位に転移して、再入院して、病状も悪化して、最終的に某病院の緩和病棟にて息を引き取られました。
 その自宅の庭のすぐ側に、携帯電話鉄塔が数年前に建てられていました。そこからの電磁波や、電磁調理器からの電磁波に体をむしばまれたのではないかと、私達は考えています。
 乳がんになる以前から、息子さんが電磁波過敏症となり(国立病院機構盛岡病院による診断書あり)、仕事も出来ず、家に引きこもっている状態でしたので、生前には、携帯電話鉄塔の撤去を求めておりました。
 ぜひ、全国の電磁波被害者を対象に詳細な調査が行われ、携帯の鉄塔やその他の原因によって、被害が起きている事実を、世に訴えていただきたいというのが、被害を受けている人々の切なる想いです。
 岩手県でも、電磁波問題への取り組みがあることを、皆さんに知っていただきたく、投稿させていただきました。


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