「鳥害防止装置」は人間にも害を及ぼすのでは

 関西電力とパナソニックが共同で、マイクロ波を使った、鳥害防止装置を開発中です。高出力のマイクロ波を平行に近いビ−ムにして扇状に振り、鳥類に照射して撃退しようというものです。具体的には、送電線鉄塔の支柱や腕金に沿って、照射装置を左右に振ってマイクロ波を発射し、飛来する鳥や止まっている鳥を追い払うおうとするものです。マイクロ波照射された鳥の体は、内部組織が火傷するので、再飛来を防げるというのです。
 鳥類を対象と称してしていますが、人が送電線を破壊しようと登っても、同じ効果が出ます。
 電子レンジと同じように、マイクロ波の加熱効果を利用するので、送電線周辺の住民も被曝するのですから、怖いことです。


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