<海外情報>

英国グループの中間報告に英国保健省が回答

□10月16日に回答公開
 2007年4月27日に英国のSAGE(極低周波電磁波に関する利害関係者諮問グル−プ)が中間報告をまとめ、勧告を出しました。これに対し、10月16日、英国保健省が回答を公開しました。内容は以下です。

  1. 一般人への電磁波曝露を低コストで効果的に下げられる場合は、架空送電線の相配列の最適化を行なうこと。
  2. 電気製品の製造者にも低コストの曝露低減策に関するWHOの環境保健基準勧告を周知させること。
  3. HPA(英国保健防護庁)が小児白血病やその他の疾病の原因と電磁波の関連について、継続的に検討(レビュ−)を実施すること。
  4. 一般向けにHPAと共同で、他の社会的リスクと関連させて電磁波のリスクについて明確な情報を提供すること。
 なお、SAGEに参加している市民団体パワ−ウォッチが主張していた「送電線周辺での学校、住宅の新築制限、あるいは送電線を新設しない」という選択については、参考としつつも「採用」には至りませんでした。


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