新刊『暮らしの中の電磁波測定』

□電磁波問題市民研究会発刊3冊目
 私たちの身のまわりの電気製品や送電線・携帯電話基地局・乗り物・パソコ・携帯電話・IH調理器・駅の自動改札口等々を、当会所有の極低周波高性能測定器と高周波高性能測定器を使って丁寧に測定しました。「この電気製品はどの位電磁波出すのか」と思ったらすぐに役に立つ本です。
 特に高周波は測定が難しく、いわゆる安物測定器では精度が落ちるといわれていますので、この本に示している値は信頼できます。
 また入門書として活用できるように、電磁波のわかりやすい説明もふんだんに入れています。もちろん最新の「地デジ」も入っていますよ。ちなみに、今までに発刊した書籍を紹介しますと、第1冊目が『誰でもわかる電磁波問題』、2冊目が『電磁波過敏症』、共に緑風出版刊です。

表題:暮らしの中の電磁波測定
編著:電磁波問題市民研究会
出版:緑風出版(文京区本郷2−17−5)
定価:1600円+消費税

<内容>
 測ってビックリ!!お宅の電磁波 オ−ル電化・デジタル家電はヤバイ!?
 「パソコンでは、ブラウン管画面電磁波強く液晶画面なら電磁波弱い、という俗説を、この本ではバッサリ切っています。液晶画面は、極低周波こそ弱いが意外と高周波が強いのです。とにかく、勝手な思い込みは捨てて一度この本開いてください。もちろん、オ−ル電化とかIH調理器など「買ってはいけない」ですよ!  電力会社が測定したら送電線近くで2ミリガウスと「計測」しましたが、同じ人が電磁波問題市民研究会に測定してもらったら4ミリガウスと出ました。さてどちらがウソをついていたのでしょうか?「一流企業はウソつかない」なんてウソをまだ信じていないでしょうね、そこのあなた。
 「知らぬが仏」っていいますが、「無知からはなにも生まない」ともいいます。
 当今の世知辛い世の中、知っていてソンはありません。

<目次>
第1章 身近にある電磁波波とその問題
第2章 電磁波とは
第3章 日々の生活で接する電磁波
第4章 様々なところで、電磁波計測
第5章 電磁波の問題
第6章 電磁波過敏症
終章  電磁波とのつきあい方


会報第42号インデックスページに戻る