国会質問で電磁波を採り上げる

 2006年3月1日の衆議院予算委員会に於いて、阿部知子衆議院議員(社会民主党)が30分にわたって、「電磁波と健康リスク」に関する質疑を行ないました。
 議員から議事速報(正規の会議録の前の段階の未定稿版)をいただきましたが、内容はすばらしいものです。正規の会議録ができたら、会報で掲載する予定です。
 議員がじっくりと、幅広い知識に基づいて質問しているのに対し、竹中総務大臣は「いくつかの点を本当に専門家としてご指摘いただきました。これは非常に高いレベルの議論ですので、私としては、(電磁波の問題が)どういうことなのかということが、今、判定できる能力は持っていません」と答えています。日本の電磁波対策をとりしきる主管大臣がこのレベルなのです。まったくお寒い状況です。


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