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3月7日、世界女性デー世界連帯同時行動として日本では参議院議員会館前でスタンディング・デモをしました。以下は、台湾から寄せられた連帯の声明です。

〈台湾の声明〉

台湾元慰安婦生存者・阿媽の真実の声を!!!!

 

1992年から現在まで、台湾元慰安婦は17年の月日をかけ、日本への賠償請求運動を闘ってきました。しかし日本政府の態度はかたくなに変化せず、歴史の真実に向き合うことなく、戦争責任を取ろうとせず、被害者の置かれている状況を正視せず、私たちの声を聞こうとせず、国際社会の人道的提議を守ろうとせず、更には人権団体の呼びかけにも答えようとしませんでした。

 

当時58名いた60〜70歳代だった台湾の阿媽たちは、勇気をもって立ち上がり、人へ第二次世界大戦時、日本軍に受けた暴行を訴え、衝撃的な世紀の秘密を証言しました。そして現在、もともと病気に悩まされており、残された時間がわずかとなった阿媽たちは、次々に亡くなっています。2月20日、台湾で初めて名乗り出た原住民慰安婦李温紅柿阿媽が亡くなり、5日前にもまた客家の陳妹阿媽が病気のために亡くなりました。年々体が衰え、2週間の内に相次いで亡くなった阿媽たちは、自ら正義の回復を見ることなく、私たちは非常に悔しく、また日本政府の非情さと残酷さに大変怒りを感じています。

 

日本政府による歴史教科書の改訂という荒唐無稽な行いに対し、87歳の小桃阿媽は「日本政府に対し、私たち被害者への公の謝罪を要求し、人々にこの恐ろしい事実を知ってもらいたい。」と話しています。

 

現在ではわずか22名となった台湾の阿媽たちは、女性の人権のため、今でも闘っています。平均年齢85歳の彼女たちに、私たちは尊敬の念を禁じえません。

 

彼女たちが強い意志を持って取り組んでいる人権、正義、尊厳と平和のための闘いと勇敢な精神による呼びかけの下、現在全世界で数万人の人権問題、女性の人権問題に携わる人々がこの問題に取り組んでいます。

 

アメリカ、カナダ、ヨーロッパ議会において、日本に対し迅速に史実に向き合い、「慰安婦」問題の解決および被害者への賠償を促す決議文が可決されました。

イギリス、フィリピン、オーストラリア、ドイツと台湾においても今まさに国会決議文の推進運動が始められようとしています。

今年3月8日の国際女性デー100周年記念を前にしたこの重要な日々に、国際社会のこの課題への関心を高め、海を越えて団結することで日本政府にこの慰安婦問題と向き合わせ、解決させましょう。

 

亡くなった阿媽の霊を慰めるために、私たちはさらに歩みを早め闘うことをここに誓います。

日本政府に対し、以下の4項目を要求します。

 

1、            早急に歴史の真相と向き合い、戦争の責任をとること。

2、            被害者のおかれている状況を正視し、被害者の声に耳を傾ること。

3、            国際社会の人道的提議を受け入れ、人権団体の呼びかけにたえること。

4、            被害者の尊厳と名誉を回復し、迅速に被害者への賠償を立化すること。

 

 

鄭陳桃等台湾元「慰安婦」生存者22名、台湾婦女救援基金会 

台北にて 2008/03/07 



                阿媽とともに・台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会