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■■活動報告■■
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒――図書館で高齢者の活動開始

ゲームを楽しむ高齢者たち
タイ・ミャンマー難民事業事務所所長
中原亜紀
難民キャンプで図書館活動を開始して、「これまで何もすることがなかったが、今では図書館で有意義な時間を過ごせる」という声をよく聞きます。年代や宗教を超えて、一堂に会せることにも高い評価をいただいています。しかし、高齢者の姿をほとんど見かけないので、聞いてみると、キャンプ内では高齢者が参加できる活動の場がなく、ほとんど家の中にいるということがわかりました。多くのNGOが活動していますが、高齢者への支援活動は皆無に等しいのです。そこで私たちは、毎月、図書館で高齢者を招いた活動をすることにしました。図書館委員会の協力の下、参加者を募り、昨年から準備を進め、今年1月、バンドンヤン難民キャンプで集まりをもちました。あるおじいさんは、「国の花」という日本の歌を日本語で披露し、「若い時、日本兵にこの歌を教えてもらった」と子どもたちに話していました。みんなでゲームをした時には、足腰が弱っているおばあちゃんの手を引いて遊び方の説明をする子どもたちの姿も見られました。そして、最後の食事のときはいつまでも友人たちと語り合っているのでした。このような活動を通し、少しでもカレンの文化や歴史を次世代に伝え、人生の花を咲かせてほしいと願わずにいられません。
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