|

■■活動報告■■
どうなる、メラウ難民キャンプの移転先

土砂崩れの現場
ミャンマー難民キャンプ事務所フィールドコーディネーター
ジラポーン・ラウィルング
1992年に発生した大洪水の後、メコンカ難民キャンプはメラウ難民キャンプに移転しました。しかし、ようやく落ち着いたと思ったのも束の間、未整備の状態で進められた移転にはやはり問題がありました。一部の地域に、雨で地盤がゆるみ、土砂崩れや落石の被害が生じたのです。過去の経験から、危険地区に住んでいる難民の移転を速やかに行う必要があると判断され、メラウ難民キャンプのうち危険地区の73世帯の家族が、ホエパル元難民キャンプに移転することになりました。あくまでも一時的な避難でした。ホエパル元難民キャンプは、以前ミャンマー軍に越境攻撃を受けたことがあるからです。「軍の基地は撤退したので心配ない」とタイ軍は言いましたが、この10月、ホエパル難民キャンプに近いメーサムレップ村に何者かによって爆弾が落とされました。幸い死者はありませんでしたが、同難民キャンプの安全性が懸念され、73世帯をさらに別の場所へ移転すべく協議中です。一方、メラウ難民キャンプ全体の移転も話し合われています。もし移転となると、73世帯に対しどのように図書館活動のサービスができるか、そしてメラウ難民キャンプの図書館の移転についても考えなければなりません。これがミャンマー難民キャンプの哀しい現実です。
|