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■■活動報告■■
メコンカ・キャンプの移転、終了間近
タイ・メーソット事務所所長 中原亜紀
昨年から行われているメコンカ難民キャンプの移転は、3月で全て終了し、4月からは家屋や公共施設の建設が急ピッチで行われています。SVAが支援している図書館も2館はすでに完成し、残り1館の完成を待つばかり。安堵の気持ちがよぎる一方で、この半年間に及んだキャンプ移転で私たちにできたことは何だったのだろうかとの思いも込み上げてきます。既報のように、タイ政府が決めた新キャンプ地は安全面で問題があるため、別な所にしてほしいという難民の強い要望もありましたが、結局、政府の決定なので変更できないとのことで、千人以上もの難民がミャンマー側に戻って行きました。そちらの方がまだ安全との判断からです。新しいキャンプ地は当初、家屋を建てる場所が不十分で、森林局に森林伐採による土地の確保を依頼しました。そして、新しい土地を得ることはできたものの、そこも十分ではなく、山頂に近いところに建てざるを得ないことになりました。大雨が降り地盤が緩むと大変危険です。このような様々な課題を残しながらも移転はもうすぐ終了します。NGOの働きかけがいつも功を奏するとは限りませんが、難民の人たちを目の前にして悔しい思いが込み上げてなりません。
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