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■■活動報告■■
児童画国際交流展に、難民キャンプの子どもの絵
メーソット事務所 渡辺有理子
3月に、京都市美術館で開催される「児童画の国際交流をすすめる画塾協会」(THE PASS)主催の「児童画国際交流展」に、難民キャンプの子どもたちの絵を、という話が舞い込んだのは昨年11月中旬のこと。日頃から図書館で子どもたちはたくさん絵を描いているが、今回は自由にテーマを選び、のびのび表現してもらうことを第一とした。
約40点の作品の大半は「カレン州の村、家、生活」など。子どもたちがこれほどミャンマー・カレン州での暮らしを記憶に留め、豊かに表現できることに驚き、再びこの生活に戻りたいと強く願っているのだと感じずにはいられなかった。
「1997年の父の死」という絵を見て、手が止まった。銃やナイフを手にしたビルマ軍の兵士たちの中央で、裸にされた男性が血をながしている絵だ。現実におきたことの記憶が、強烈に残っているのだろう。この子にとってカレン州は再び戻りたい地なのか、それとも悲しい記憶を呼び戻すだけの地なのか、それはわからない。
キャンプの見慣れた建物、「私の大好きな図書館」(写真右)という作品もあった。図書館をテーマに描いてくれたことを嬉しく思うと同時に、父を殺された子どもの心の傷が、図書館活動に参加することで少しでも癒されることを、願わずにはいられなかった。
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