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■■活動報告■■
らくがき図書館
メーソット事務所 渡辺有理子
メコンカキャンプの第2図書館に、一カ月ぶりに来て驚いた。机や本棚がクレヨンの落書きだらけ、並んでいる絵本の表紙も落書きされていた。図書館員が指導できず、手にあまっているのがわかる。
週に1度各図書館を訪問し、事務所スタッフとモニタリングしてきたが、「図書館は人が重要」と痛感。同じキャンプに同じ建物と本を提供、同じワークショップを行っても、図書館員によって、活動の質が異なってきているからだ。館内にあふれる子どもたちの作品や書架の様子で、子どもたちと図書館員とのやりとりがスムーズにいっているかどうかの想像は容易だ。
とにかく根気よく指導にあたらねばならない。みんなで使う図書館。公共のものを使う心を養うのも、「教育」の一環だと思う。
落書きされた図書館は、教員経験者のいる他の図書館と異なり、20代前半の若い図書館員が2人。子どもたちとどう接してよいかわからない彼女たちのSOSを、落書きされた館内に見た思いがした。私がキャンプへ行けず、事務所スタッフにまかせていたこの1カ月、彼らの事務所での報告はいつも「問題なし。部屋も美しく整頓されています」。彼らの目にこの落書きはどのように映っていたのか。図書館員の養成と同時に、スタッフの養成にも一工夫がいる時期にさしかかっているようだ。
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