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■■活動報告■■
図書館が完成、図書館員養成研修会を実施
メーサリアン事務所長 三宅隆史
メーサリアン事務所が活動を行うメコンカ・キャンプにおけるキャンプ図書館の建物は、3館とも2月中旬に完成した。メコンカ・キャンプは、小川沿いに端から端まで歩くと3時間かかる細長いキャンプなので、子どもの通いやすさを考慮して、3カ所の建設地が選ばれたのだ。
カレン人の伝統的な高床式家屋の建築様式を基に、ベランダをまわりに造り、本を涼しく読むことができるようになっている。電気はもちろんないので、光が多く室内に入るように、スカイライトというプラスチック製の板を屋根に6つつけてある。建設はすべて難民の人たちが行い、竹や材木といった資材はタイ政府の方針によって、SVAが外部から調達・輸送した。
図書館専門家の渡辺有理子スタッフが講師となって、2月28日から3月2日の3日間、図書館員の養成研修会を、完成したばかりの図書館で実施した。各図書館ごとに2名の図書館員が活動するので、計6名が今回の研修に参加した。
図書館といえば、キャンプの人たちにとっては静かに本を読むためだけの場所というイメージが強いため、まず、SVAの目指す図書館とは何かを説明した。図書館員の役割、子どもの発達と本の役割、「おはなし」の世界と種類といった理論と読み聞かせのデモンストレーションを行い、最終日には、図書館員が各自1冊の本を選び、練習してきた読み聞かせを、子どものたちの前で実習し、渡辺スタッフが改善点を一人ずつにコメントした。参加者は皆緊張していたが、。初めてにしては上できで、彼ら、彼女らの今後の活躍が楽しみだ。
研修会にあわせて、メーサリアン事務所では英語版の図書館員マニュアルを作成した。今後は、カレン語版を作成する予定。3月19日から20日にかけて、3つの図書館がこのキャンプで初めて開館した。
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