A 図書館員
あらかじめ図書館委員会にキャンプ内で職業についていない人材の中から図書館員を募集して選んでもらう。 図書館員は各館に2名。開館前に図書館活動に関する基礎ワークショップ(理論編、実践編)をおこなったうえで開館を している。
開館後は、図書館活動における文化活動の技能取得のためにワークショップ(おりがみ、工作、ペープサート、紙芝居制作、 謄写版の使用法など)を開催し、継続した指導にあたっている。
日常的な児童への対応と大人への貸出しは、すべて図書館員が行っており、活動の様子は毎日「図書館日記」に記入 してもらっている。この日記をもとに定期的にSVAがモニタリングで訪問した際に問題点などを話し合い、改善策や アドバイスをしている。将来的には、図書館員が自主的に図書館運営をできるようになることが目的である。 |
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図書館での活動
@ 読み聞かせ
図書館員により毎日行われている図書館での主となる活動である。 絵本の他に紙芝居やパネルシアターなどを活用した読み聞かせも行われている。 図書館に頻繁に通ってくる高学年の子どもたちの中には図書館員に代わって小さな 子どもたちに読み聞かせをしてあげている姿も見られる。 |
写真提供 甲斐 氏 |
A 文化活動
図書館では読み聞かせ以外にお絵描き、工作、折り紙そしてゲームや歌などの文化 活動を行っている。図書館員はウィクリー・スケジュール表を作成し入り口に掲示 し、子どもたちが自分の好きな活動を見つけやすいようにしている。週末はお絵描 きコンテストなども実施されている。 |
撮影 瀬戸 正夫
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B 伝統文化活動
伝統舞踊教室と伝統楽器教室を各図書館にて実施。小学生から中学生までの子どもが 対象。カレン民族は独自の伝統舞踊や楽器を持ち備えているものの、長い難民生活の 中で次世代にきちんと受け継がれずにきている。また子どもたちの多くは自分たちの 伝統舞踊や楽器を知らずに成長してきている。この活動を通じてカレン民族の文化を 継承していくことを目的としている。 現在、伝統楽器教室については3種類が教えられている。本当は種類がもっとあると のことだが、教えられる大人がいない、またタイ国内で手に入れることが難しいこと から3種類のみとなっている。 |
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C 人形劇(キャラバン)活動
年に一度、7ヶ所の難民キャンプにて図書館スタッフによるキャラバン(人形劇)公演を 実施。子どもたちだけでなく大人からお年寄りまで毎回たくさんの観客で賑わっている。 通常図書館で行っている読み聞かせ、歌やゲームの他に人形劇の公演が加わる。現在まで で「赤ずきんちゃん」「さんびきのがらがらどん」の人形劇が披露されている。毎年、1回 の公演に約500人もの人が集まり、会場は笑いの絶えない雰囲気となる。 |
撮影 瀬戸 正夫 撮影 瀬戸 正夫
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D 高齢者活動
難民キャンプにおける社会的弱者向けのサービスは障害者及び女性に対するものが多く、 高齢者向けのものはほとんど行われていなかった。高齢者用に食糧や生活用品を年に一度、 配布していた団体があったが今は行われていない。高齢者自らが参加して行われる活動 は皆無であることから図書館にて活動を実施することになった。月に一度、65歳以上 の高齢者20−25名が各図書館に集い、活動に参加している。主な活動内容はカレン の民話や伝統詩であるターの収集と記録、子どもたちへカレンの文化や歴史についての 話しや健康のためのヨガ体操などである。 |
撮影 瀬戸 正夫 |
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その他
@ 移動図書館活動
図書館では、キャンプ内にある保育園と小学校に図書館から一定期間のあいだ絵本の貸出し をする移動図書館活動(モバイル)を行っている。これによって、自宅と図書館が遠いため に自力で来ることのできない子どもたちにも、学校で絵本の世界にふれる機会が与えられて いる。この移動図書館活動を開始するにあたっては、保育園と小学校の教員に向けて「絵本 の読み聞かせワークショップ」を開催している。 |
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A 母の日、父の日、子供の日などを祝う活動
母の日 |
子どもの日 |