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■■事業紹介■■
■図書館と青少年事業 2005年度は、移動図書館車のサービスを本格的に開始しました。小中学校だけでなく、麻薬中毒患者のためのリハビリテーションセンター、養護施設、障害者のための職業学校で読書の機会を提供しています。移動図書館活動への参加者は、1年間で合計20,216人に達しました。図書箱は、90箱をルアンパバン県内の3郡の小学校60校に配布しました。公共図書館に関しては、今までに開館したサワンナケート県、ルアンパバン県の各公共図書館の利用者や貸出し冊数が引き続き伸びています。JICA草の根パートナー事業を活用した「公共図書館支援を通じた図書読書活動普及事業」もスタートし、SVAが建設から関わった2県の公共図書館に加え、チャンパサック県、シェンクワン県の公共図書館も支援対象となりました。 2006年度は、新たにヴィエンチャン市立図書館・多目的ホール(石田記念館)(自治労・エファジャパンとの共同事業)と、ヴィエンチャン県公共図書館(JICA草の根技術協力・草の根パートナー型)の建設を行います。また、ドンカムサーン教員養成学校内のモデル幼稚園建設を「『茨城アジア教育基金』を支える会」の協力を得て実施します。
各地を訪れて活動する移動図書館車 図書館活動参加者数(延べ人数)
「アジア子どもの家」で伝統舞踊を学ぶ子どもたち
■アジア子どもの家事業
2005年度も毎週平均して約600人の利用(夏休み期間中は800人)があり、限られた予算の中でも活発に活動が行われています。「アジア子どもの家」がモデルとなって各地に広がっている子ども文化センターは、現在全国で21ヶ所展開するまでになりました。 2006年度は、子どもの家事業カウンターパートであるヴィエンチャン市の子ども文化センター自体の自立的運営を更に促進するよう支援していきます。
■学校建設と村ぐるみの教育改善事業
2005年度は、3棟の小学校校舎を建設支援し、806人の子どもたちが新しく安全な学校で勉強できるようになりました。ボリカムサイ県タボック学校群とバントゥアイ学校群に属する17の小学校の教員へ、子ども中心の教え方の研修と教材の作り方の研修を実施しました。その結果、教員は子どもたちが自ら考え、発言する授業を実施するようになり、自ら作った教材を使うようになりました。また、上記2つの学校群に対し、図書館活動の研修会を実施したり、父母会を含む年次評価会議を実施し、村人自身の子どもたちの教育への理解・支援が増えてきました。(表4参照) 2006年度は、ボリカムサイ、サラワンの2県4つの学校群を対象に、学校建設と教員研修、図書館活動と父母会活性化からなる統合的な教育支援活動を継続して実施します。また両県内に4棟の小学校と3棟のリソースセンター(学校図書室)を建設し、学校群内での図書館活動を実施していく予定です。
■初等教育教材開発事業
1992年から開始した本事業は、2005年にすべての活動を終了し、ヴィエンチャン市の教材製作工場と輸送用のトラックなどをラオス政府教育省に移譲しました。本事業では、13年間にわたり謄写版印刷器8,360台、ラオス語アルファベット表81,200枚、ラオス地図16,440枚等を全国の小学校に配布したことになります。
■国際交流事業及び研修事業
2005年度は、7月に日本で行われたチャイルド・ブック・サポーター大阪イベントで、タイ・カンボジア・アフガニスタンの図書館スタッフと相互の交流を図ることができました。2006年度は活動内容や事業の進化の仕方について意見交換を進めていく計画です。また、2005年9月にはSVAタイ事務所のコーディネーターがラオス事務所を訪問し、スタッフ同士の交流を深めました。なお、2005年のラオス事務所への訪問者は、34グループ、144人にのぼっています。
教育改善事業に関わる直接的な裨益者数