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モン族
古くは中国の揚子江流域を起源とし、現在は中国、ミャンマー(ビルマ)、ベトナム、ラオス、タイに広く移住しています。転々と山を移動し、焼畑農業を行い、近年まで自給自足の生活を送っていました。
しかしラオスでの内戦や、政府の定住化政策によって、山を降りた人々は新しく貧困という問題に直面することになりました。クラフトの製作はそうした彼らに貴重な現金収入をもたらし、急速に衰退していく伝統技術の保存にも役立っています。
色とりどりの刺繍で埋め尽くした民族衣装。母親が愛情をこめて作りました。これだけのものを一枚作るのに、6ヶ月から1年かかると言われています。
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アカ族
チベット、ミャンマー(ビルマ)北部に起源があるといわれているアカ族は、中国雲南省、ミャンマーを経て、北タイに移住してきました。焼畑を営み、生活習慣、道徳、信仰など、独特な文化の伝統を非常に重んじています。
アカ族の衣装は特に個性的で、たくさんの装飾を施した、2キロもの重さがある、まるで兜のような帽子が特徴です。驚くことにその民族衣装は全くの普段着であり、働く時も寝る時もその帽子はかぶったままでいます。
しかし、衣装として代々受け継がれてきた伝統技術も、近代化の進む社会の影響で急速に失われつつあり、貧困のため、手間をかけた衣装も手放さなければならない状況にあります。クラフト・エイドは現地NGOと協力して、これらの伝統技術を手工芸品に生かして、伝統技術の存続と、貧困の解消に努めます。
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リス族
リス族は北インド、チベット地方を起源とし、約2世紀もの長い時間をかけてタイに入ってきました。長い移動のなかで、かなり漢民族の血が入り、言語、風習も中国の影響をうけています。リス族の民族衣装はヨークと袖に施された虹のような色彩の「重ね縫い」に特徴があります。
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ミェン族
紀元前3世紀頃、中国の中央部に発したといわれています。その後徐々に南下し、漢民族の迫害や農作物の不作などの理由でべトナム、ラオスヘ移動を続けました。タイヘはラオス経由で100年以上も前に入って来ました。道教、漢字の文化など中国の風習を数多く取り入れています。
ミェン(ヤオ)族の民族衣装で特徴的なのは、赤い毛糸で作った襟かざりと、ズボンの前面を埋め尽くした刺繍です。その刺繍は信じがたいほど丹念で緻密です。女性達は刺繍の精密さ、豪華さを競い合い、ズボン1枚に1年以上かけることは珍しくありません。ミェン(ヤオ)族の男性は妻を選ぶのに、容姿よりも刺繍の腕を決め手にすることが多いと言われていますが、ズボンの刺繍を見れば、その女性の性格や働きの善し悪しがわかるからだそうです。
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ラフ族
ラフ族は元来チベット、中国南西部にかけて住んでいたチベット・ビルマ語族で、現在、中国雲南省からミャンマー(ビルマ)、タイ北部にかけて広い地域に住んでいます。タイ北部には約10万人のラフ族が住んでいるといわれ、自給自足的な焼畑農業を営んでいました。
しかし近年、焼畑は政府により禁止され、また商品作物や消費財の流入などにより、自給自足の生活では立ち行かなくなっています。約20年前にTTCがラフの村に入り、村の女性たちにクラフトの仕事を定着させ、伝統技術を生かした商品を生み出す収入向上プロジェクトを始めました。彼女達が得た収益は、医療費や子どもの教育費などにあてられています。
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カレン族
紀元前からメコン川、サルウィン川上流一帯、今のミャンマー(ビルマ)地域に移住したといわれる先住民です。現在、カレン族の人口の大部分はタイ国境よりに位置するカレン自治州に住んでいます。
しかし、1962年以降の軍事政権による少数民族への武力弾圧から、これまでに12万人以上もの人々がタイの難民キャンプに逃れています。
SVAでは、2000年9月より、難民キャンプにおいてコミュニティ図書館の設立や絵本の読み聞かせなど、図書館活動を中心にした支援活動を行っています。クラフト・エイドでは、難民キャンプで暮らす女性達に伝統技術を生かした手工芸品を制作してもらい、買い取っています。
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