◆地震津波から半年が経過し、現在、各地で恒久住宅の建設が急ピッチで進められています。これらの住宅にはすでに入居が始まっていますが、すべてが完成するまでには時間がかかります。
仮設住宅にしても恒久住宅にしても、住民は被災前に生活していたコミュニティとは異なる環境での生活を余儀なくされ、近隣の被災住民とのコミュニケーションがうまく取れていない家庭も多く見受けられます。また子どもたちも被災後、仮設・恒久住宅への入居により転校したり、新しい生活環境に馴染めなかったりしています
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お馴染み大きなかぶの読み聞かせ |

南タイの移動図書館チーム
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◆SVAは、被災直後からバンコクの移動図書館車をタイ南部の被災地域へ派遣し、小学校や避難所を巡回して、絵本の読み聞かせやゲーム、人形劇の公演など、おはなしキャラバン公演を行ってきました。復興段階に入った今でも、小学校、保育園では絵本への関心が高く、また心のケアとしてニーズも高いことから、この活動を継続しています。
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また、子どもたちが常時、絵本に触れられるよう、仮設住宅地区に仮設図書館を開館したほか、移動図書館活動をした小学校や保育園に「図書箱」を配布しました。
この「図書箱」には厳選された絵本50冊とともに特製図書袋が収められています。絵本を入れた図書袋を壁にかけて本棚がわりとして使うことで、どこででも図書室のような雰囲気をつくる助けとなります。
現在、パンガー県内の被災地域の小学校や保育園など約50ヵ所を対象に図書箱を配布中です。 |

保育園に贈呈した図書箱 |
| ◆今後は、絵本をより効果的に利用してもらうため、図書箱を配布した学校の教員を対象に、「おはなし研修会」を予定しています。学校や地域との連携を図りながら、被災地域での図書館活動への理解、活動の定着を目指していきます。
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