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インドネシア・スマトラ島沖大地震

タイの被害状況(バンコク 秦辰也 1月2日)

 今回の津波によるタイの被害は、南タイ6県の海岸線6〜700キロに及んでいるが、1月1日付けでタイ政府が発表した犠牲者の数は下記の表の通りである。だが、先にも述べた通り、パンガー県周辺には多数のビルマ人やタイ東北部からの労働者、それにバックパッカーの旅行者など、多数の人々が生活していたことから、特に行方不明者の数などは未だ明らかではない。被災地を見て驚いたことは、波の高さに加えて物凄い勢いもあったことから、海岸線から400〜500メートルもあるところまで船や車、建物の残骸が流されていることである。幸い、海岸線から先に島があったり、樹木が多く茂っていたところは、それが防波堤になって被害は少なくて済んだようだが、中にはピピ島などのように島ごと流されるようなところも多かった。また、今回のタイの被害で最も大きな特徴は、他の国々と比べて、外国人旅行者の被害が極端に多いことである。これによって世界各国からの注目度も高く、タイ政府の対応も大変難しい面があると感じた。

県名

死者

負傷者

行方不明者

タイ人

外国人

身元不明者

小計

小計

小計

プーケット

151

111

19

281

1,282

2,181

パンガー

1,703

2,151

0

3,854

5,597

2,430

クラビー

157

141

196

494

3,269

1,913

ラノーン

170

2

0

172

204

16

サトゥン

6

0

0

6

15

0

トラン

3

2

0

5

112

1

合計

2,190

2,407

215

4,812

10,409

6,541