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■■パキスタン地震■■

パキスタン地震支援事業 (2006.6)
●被災者の住宅再建のためのトタン板配布活動を実施しました。●
被災地の家は、主に石やレンガで作られているおり、ほとんどが全壊、または損傷を受けており、現在も多くの住民が、立って歩くこともできないテントや崩れた家の資材で自ら作った仮設住宅での生活を余儀なくされています。また山間地域である被災地の天候の変化は激しく、日中は直射日光が照り付け、夜は気温が下がり、シェルターの屋根を吹き飛ばすほどの強風や俄かに空が曇って霰の降る中で、被災生活を送っています。SVAは、被災地域の住宅再建のため、5月下旬から6月25日までに4回に分けて、計1,000世帯にトタン板配布活動を実施しました。配布世帯は、小学校支援地域を一軒一軒を周って、聞き取りを行いながら、テント生活をしていたり、家の損傷が大きかったり、働き頭を失っていたり、高齢者の方々など特に再建が困難だと思われる世帯を選出し、配給チケットを渡しました。配布は一世帯につき8枚のトタン板で、一部屋分の屋根を賄うことができます。
トタン板配布当日は、男性を中心に一家の働き頭を失った女性達や子どもまでがトタン板の受け取りに大勢集まりました。中にはお礼の言葉を言いたいから、と駆け寄ってくるおばあさんもいらっしゃいました。「今は子ども達が巣立ち、地域には親戚が残っているだけ。地震の際もひとりだったんです。今日はお礼を言いたくて、親戚について来ました。」目に涙を浮かべながら、手を握ってありがとうと繰り返します。「日本も地震が多い国です。皆さんのことは他人事とは思えません。このトタン板は日本の人々からの気持ちですから、頑張ってくださいね。」車に乗ってそれぞれの地域に戻るため出発する人々が、目で挨拶をしてきます。元の生活に戻るにはまだまだ長い道のりですが、多くを失った被災者の方々の生活の復興に役立つことを願いながら、見送りました。
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アブドゥル・ワキールさん(50歳)店員 バタル地区
地震が起こった時には、バザールで買い物をしていました。家は一部倒壊し、娘が2人亡くなりました。現在は。妻(42歳)と息子3人(12歳、15歳、18歳)娘1人(17歳)とテント生活しています。
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グフラン・シャーさん(48歳)小学校教員 バタル地区
地震の際には、学校で授業をしていました。家は倒壊し、妻と娘が2人亡くなりました。自分も怪我をしました。今も傷が残っています。現在は、残った息子(16歳)、娘2人(20歳、18歳)とテントで生活しています。
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アンワール・ビビさん(30歳)主婦 バタル地区
地震の際には、家にいました。家は全壊し、息子が1人亡くなりました。自分と夫、娘1人も怪我をしました。現在は夫(45歳)と息子3人(12歳、11歳)、娘(19歳、9歳、4歳)とテントで生活をしています。
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ビビ・ラルさん(60歳)主婦 マクリア・バラ地区
地震が起こったときは、体調が悪くて、休んでいました。家は全壊しました。私は倒れてきた壁で負傷しました。現在は夫(75歳)、息子2人(22歳、13歳)、娘3人(16歳、15歳、12歳)とテントで生活をしています。
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大勢の家族で小さいテントに住んでいます。 |

チケットを配布するSVAスタッフの前に
子ども達が集まってきます。 |

トタン板配布当日。多くの住民が集まります。 |

トタン板の積み込み作業。 |

トタン板は家の屋根に使われます。 |
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