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■■パキスタン地震■■
パキスタン地震救援活動 プレスリリース Vol.7
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■救援活動の動向
地震発生から3日後の10月11日、アフガニスタン事務所スタッフが初動調査のため現地入りしました。そして、日本からは当時一時帰国中だったアフガニスタン所長と緊急救援室長の2名が14日に現地ヘ向かい先行チームと合流、北西辺境州において調査を実施しました。多数の人が犠牲になった村では、その土地に留まること自体を拒む人々も多く、住民の姿がまったく見られない集落も少なくありませんでした。調査の結果、当会はマンセラ郡のシンキャリ地区、マクリア地区での支援を決定しました。幹線道路裏手に続く低所得層の世帯には、救援物資が満足に行き渡っていない状況でした。 |

倒壊した校舎 |

配布された救援物資
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■物資配布を実施
10月20日にSVA支援地区の住民約450世帯に対し、当面の生活を維持するための『ホームセット(鍋、油、米など)』を配布しました。必要な物を必要な人に確実に届けるために、被災者宅を一戸一戸訪ね歩き、事前に引き換え用チケットが手渡していきました。第一回目の物資配布当日には、敷地を提供してくれた学校の生徒たちが荷降ろしから整理・配布までボランティアとして手伝ってくれました。先生からは「被災した人々に何らかの支援がしたいと思っている学生たちも多いのですが、実際にはチャンスがありませんでした。このような機会を与えてくれたことに本当に感謝しています」という言葉が寄せられました。
12月11日には、第一次物資配布と同じ450世帯を対象に、地域性や文化の違いにも配慮がなされた『くらしの再開を支える生活物資』〜ガスヒーター、洗濯洗剤、スコップ、くわ、ミシンなどを贈り届けることができました。被災者の多くは農業によってくらしを営んできましたが、元来裕福な地域ではないこともあり、女性は自宅で洋服を縫うなどの内職をしながら家計を支えています。手渡された物資の中でも特にミシンについては喜びの声が高く、外で働くことのできない女性たちにとって何よりのプレゼントとなったようでした。 |
■ザルビビさん(推定55歳 SVA事務所にて)
夫は、地震の前に病気で亡くなりました。地震で家が全壊し、途方にくれていたところに配布の話がきて息子と一緒にやってきました。私の家はこの小さな息子以外は娘が3人で、外に出て働くことはできません。
今回、ミシンがもらえると聞いてうれしくてやってきました。ミシンなら娘でも家の中で仕事ができるし、自分たちのシャルワ・カミーズ(衣服)を縫うことができます。以前は、ミシンで学校の制服を作る内職をしたことがあります。
本当に何もかもなくして途方に暮れていたときに差し伸べて下さった皆様の助けは忘れません。
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子どもたちに話を聞くスタッフ

完成した仮設校舎と子どもたち
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■子どもたちへの支援
SVAは、心に傷を負った子どもたちのために震災直後から調査活動を開始し支援を行っています。地震発生から1ヶ月半が経過した11月17日、マンセラ郡マクリア地区の公立小学校1校(児童数165名)に対して文房具セット、スポーツ用品、そして黒板などが手渡されました。3名の幼い命が犠牲となった同校は、重機が入れないがゆえに倒壊した校舎の瓦礫が依然敷地内に横たわっています。子どもたちは心に大きな傷を負いながらも、キラキラとした目で受け取った文房具セットを見つめ、「早く勉強がしたいなぁ」と話してくれました。
同日、シンキャリ地区の私立小学校(児童数455名)に対しても文房具、黒板、大型テントなどの提供を行いました。パキスタンでも教育の重要性が認識されており、毎月少しずつ貯金しながら少しでも子どもに良い教育を受けさせたいという家庭の子どもたちが月100ルピー(日本円にして約200円)の授業料を払って通っていました。
現在、SVAは教員のための短期研修も行っており、子どもたちが安心して遊び・学べる場となる『チャイルド・フレンドリースペース』の開設を11の小学校において進めています。すでに6校にて文具・図書・遊具の配布と仮設校舎の設置が完了し、活動が開始されています。学校が冬季休みの間も子どもたちが自由に集え、安心して遊べる空間を提供していく予定です。また3月の新学期開始後には、遠足の実施も計画しています。
一日でも早く子どもたちに元の笑顔が戻ることを祈りながら、これからもSVAは救援活動を進めていきたいと思います。 |
引き続きみなさまのご理解・ご協力頂けますよう、よろしくお願い致します。
■お問い合わせ
関、鈴木(緊急救援担当)
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL 03−5360−1233 FAX 03−5360−1220
URL http://www.sva.or.jp/ E-mail eru@sva.or.jp
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