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パキスタン地震

パキスタン地震救援活動  プレスリリース Vol.5

〜みなさまからのお力添えをお願いします〜
緊急救援担当・鈴木晶子の現場レポート

--->>印刷用データ(PDF形式)

 10月8日現地時間午前8時50分パキスタン北東部で発生した大地震から1ヶ月半が経過しました。
 この地震による死者は7万3320人を数え(そのうち少なくとも2万人の子どもが死亡)、約200万人の子どもが負傷したり親族が亡くなったとされています。本格的な冬を迎える前にさらなる支援が求められています

■学用品の配布を実施

 SVAは11月17日にマンセラ郡マクリア地区の公立小学校1校(児童数165名)に対して文房具セット(鉛筆、ノート、かばんなど)、スポーツ用具(サッカーボール、クリケットセットなど)、黒板の提供を行いました。
 地震によって同校の校舎2棟のうち1棟が倒壊、もう1棟は大きな被害を受けています。そのため授業が行えず、現在学校は休校している状況です。子どもたちは心に大きな傷を負いながらも、キラキラとした目で文房具セットを眺め「早くもらった文房具で勉強がしたい。」と話してくれたのが印象的でした。
  同日、シンキャリ地区の私立小学校1校(児童数455名)に対して文房具(鉛筆、ノートなど)、遊具、黒板、大型テントの提供を行いました。
  パキスタンでも教育の重要性が認識されており、少しずつ貯金をしながら少しでも子どもに良い教育を受けさせたいという家庭の子どもたちが1ヶ月100ルピー前後(日本円にして約200円)の授業料を払って通っています。また、校長先生の配慮により貧しい家庭の子どもたち25名が無料で授業を受けています。同校の被害は甚大であるにも関わらず、調査・支援を実施したのは当会が初めてで校長先生を始め教員の方から感謝の言葉を頂きました。

     

■今後の支援計画

 SVAは上記の学校以外に、校舎に甚大な被害を受け野外での授業を余儀なくされている公立小学校4校(児童数943名)に対して、文房具セット(鉛筆、ノート、かばん)・学用品、スポーツ用品、先生が必要とする物資(出欠ノートなど)の配布を行うと共に、安心して授業が行える環境〜仮設校舎〜を提供し、行く場所を失った子どもたちが冬季期間も集える場〜チャイルド・フレンドリースペース〜の運営も行っていきます。
  また、12月初旬にホームキットを配布した450世帯に対して生活再建セット[ガスコンロ(炊事・暖房・灯りとして使用可能)、スコッ
プ、ミシンなど]を配布する予定です。

被災地では、各地にテント村が作られ厳しい冬を乗り越えようと努力が続けられていますが、SVAを含む各援助機関の資金難は続いており、十分な支援が行えない状況が続いています。
本格的な冬を迎える前に改めて皆さまにご支援のほどをお願い致します

■お問い合わせ
関、鈴木(緊急救援室)
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL 03−5360−1233 FAX 03−5360−1220 
URL http://www.sva.or.jp/ E-mail eru@sva.or.jp