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インドネシア・ジャワ中部地震

「SVA緊急救援活動計画書(概要)」

--->>印刷用データ(PDF形式)

1.実施地域:
  ジョクジャカルタ州バントゥール県パンドン郡パンジャンラジョ村周辺、同県ジェッツ郡パタラン村周辺、同県イモギリ郡シリハルジョ村周辺、グヌンギドゥル県プライヤン郡バニュソコ村周辺を予定

2.実施期間: 2006年6月〜12月31日

3.事業の必要性:
 
インドネシアでは、2004年12月にスマトラ沖で大地震が発生し、近年稀に見る津波被害を受けたばかりであるが、その後2005年9月にはニアス島付近で地震が発生し、さらに今回はジャワ島中部のジョクジャカルタ付近を中心に、マグニチュード6.3の地震が2006年5月27日早朝に発生した。震度そのものは、スマトラ沖地震の3000分の1、阪神・淡路大震災と比べても32分の1の規模であったが、建物の構造上の問題などもあって、死者は約6,000名にものぼり、全半壊家屋の数は30万戸以上にも達した。被災地域には経済的にも厳しい農村が多く、住民や子どもたちの精神的なショックも非常に大きい。国際的にも、一日も早い緊急救援と復興再建への支援が強く望まれている。

4.事業内容:
4-1 被災者に対する緊急救援物資の配布
 上記の活動対象地域を中心に、村レベルの関係者と調整の上、現地NGOのTANDA BACAとSHEEPと協働して下記のような緊急救援物資を配布する。(食料、テント、瓦礫撤去用工具、及び生活必需品全般)

4-2 被災児童のための物資配布
被災した学校に通う児童に対し、学用品(制服、かばん、教科書、文房具、ノート類など)を支給する。
被災した小中学校を対象に、教材を配布する。

4-3 子ども・青少年の心のケア活動
 ジョクジャカルタ州バントゥール県パンドン郡パンジャンラジョ村周辺とグヌンギドゥル県プライヤン郡バニュソコ村周辺において、TANDA BACAと協働してコミュニティ・ベースの文化活動(読み聞かせ、伝統音楽、舞踊、スポーツ、レクリェーション活動など)を実施し、子どもグループや青年グループによる心のケア活動を実施する。

4-4 被災児童のメンタルケア
 バントゥール県ジェッツ郡パタラン村周辺と、同県イモギリ郡シリハルジョ村周辺において、現地NGOのSHEEPと協働し、心理カウンセリングーチームによる、トラウマヒーリングなどの活動を行なう。

5.受益者総数: 約5000世帯、20,000人

6.実施体制: SVAは、下記の現地NGO2団体と協働して緊急救援活動を行なう。
TANDA BACA(タンダ・バチャ)
 2002年にジョクジャカルタで設立された20代から30代の若手中心のNGOで、現在専従スタッフが5名、非専従スタッフが約20名で活動している。活動内容は、ジョクジャカルタの農村コミュニティを対象にした子どもと青年向けの教育・文化支援活動で、コミュニティ・ベースの民衆教育・文化活動(読み聞かせ、伝統音楽、舞踊、スポーツ、レクリェーション活動など)を展開しながら、子どもグループや青年グループの育成を図っている。

SHEEP Foundation (Society for Health, Education, Environment & Peace)
 2004年に法人登録を取得したNGOであるが、元々はジョクジャカルタでは知名度の高いCDBETHESDAというキリスト教系の病院関係者だった人が設立したNGOで、専従スタッフが55名、非専従スタッフが約100名の中規模NGOである。活動の中心は、緊急救援活動のほか、保健医療などの健康問題への取り組み、コミュニティ・ベースの教育支援活動、村人たちとの政策提言活動や人材育成などが中心である。2004年12月に起こったスマトラ沖地震で津波被害に遭ったアチェ州では、緊急救援活動で実績を積んでおり、スタッフたちも経験が豊かである。

■本事業に関するお問合せ■
社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
緊急救援事業担当 鈴木(晶子)、関
TEL: 03-5360-1233 FAX: 03-5360-1220
E-mail: eru@sva.or.jp
URL: http://www.sva.or.jp
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 2/3F