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「あれ、何?」「あれはね、山だよ。ムラピ山だよ。」
「へーあれが山なんだ!大きいね」
こんな会話から始まった子どもフェスティバル。
5月に発生した地震以降、長期間に渡る被災生活から離れ子どもたちが心から楽しめる時間を過ごしてほしいという気持ちから、12月22日-24日の3日間SVAと現地NGOが協働して「子どもフェスティバル」を開催しました。このフェスティバルには5地域の子ども150名と地域の青年30名が参加しました。
フェスティバル期間中は、地域混合チーム対抗のゲーム、竹を使用しての楽器作り、これまでの活動を記録した映画上映、子どもたち自身が選んだ記録写真や活動を通して生まれた作品の展示、そして最終日にはこれまで練習してきた芸能の発表会
を行いました。
参加した子どもの大半が自分の集落から出たこと
がなく、最初は緊張した面持ちでしたが、時間が経つに連れて他地域の子どもたちとも打ち解け、笑顔の絶えない時間を過ごしました。最終日の発表会には両親や各集落長も駆けつけ、目を細めながらこれまでの作品や楽しそうに笑い、堂々と発表する子どもたちを眺めていました。
心安らぐ住まい。温かい家族。大切な友達。そして何よりも、安心して過ごせる場所だった学び舎。
地震は一瞬にして子どもたちから多くのものを奪いました。小さな彼らの心から、大きな地震の恐怖が消え去るまでにはまだ長い年月が必要となるでしょう。
しかし、困難に直面した時にこのフェスティバルの思い出が彼らの心に元気を与え、そしてあの日のように笑い声が青空にこだますることを願っています。 |