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SVAが現地カウンターパートのNGOと活動を行っている地区の一つにクタンギ地区があります。
クタンギ地区はジョクジャカルタ市内からデコボコ道を車で3時間ほど走った山の中にあり、担当のフェンブリスタッフは地震発生直後から泊り込んでの支援活動を行ってきました。この地区では地震により水溜タンクが被害を受け、雨季が始まる10月まで深刻な水不足に悩まされていました。
しかし、このクタンギ地区では“ジャティラン(Jathilan)”という伝統舞踊が震災発生の2ヶ月後から再開されました。ジャティランとは、バティック(ろうけつ染め)の衣装に身を包んだ踊り手の男性が竹製の馬(昔は本物の馬だったそうですが)に
乗りながら悪魔に戦いを挑み、女性が幸福を表現し
ながら音楽と歌に合わせて踊ります。代々クタンギ
の人々に伝わるジャティランは、村祭りや独立記念日、結婚式など様々な祝いの席で踊られている大切な踊りです。
親から子へ。そして、子から孫へと受け継がれるこのジャティランは、クタンギ地区の人々の心のより所となっています。ですから、震災後の厳しい状況下でも彼らは踊り続けているのでしょう。
震災後の生活再建・復興のためには食糧や住宅などの物資も必要ですが、長期的な復興を余儀なくされる被災地では、文化が人々の精神的な支えの一つになっているのだと感じます。
SVAはこのような視点を大切にしながら引き続き、子どもたちへの教育支援と共に、文化支援も継続して参りたいと思います。
-->>ジャティランの様子をビデオで見てみましょう!
悪魔役の子ども |
子ども達によるジャティラン

女性役の女の子

男性役の子どもたち |